T-クロスに代わる我が家の「かみさん号&ファミリーカー」として
プジョー 308 GTハイブリッドが納車され、本日で1ヶ月が経過しました。
この1ヶ月で約500kmほど走行しましたが、おそらくそのうち3分の2以上は私が運転したと思います。
そして、納車から1ヶ月経った現在、クルマそのものに関しての印象は、「素晴らしい」の一言です☆

クルマの方向性は全然違うものの、正直言って、一昨年まで所有していたゴルフシリーズの頂点たる「
ゴルフR(7.5)」よりも、走る歓び、そして所有満足度を感じられる、そんな印象を抱いています。
一番気に入っている点は、この308GT ハイブリッドを初めて試乗した時にK.O.されたのと変わらず、やはりその「
乗り味」です。
自分が年を取ったせいもあるとは思いますが、この”ねっとり且つ軽やか”な絶品の乗り味は、「ちょっともうドイツ車には戻れないかな・・」と思ってしまう、素晴らしい乗り味だと思います。
くわえて、「PHEV」であることも、乗り味の良さに大きく貢献していると思います。
この絶品の味付けの足回りに、「EVモード」でのEV走行が組み合わさることで、まさしくシームレスな”絶妙”の乗り味を生み出しているのではないでしょうか。
20年前に乗っていた同じプジョーの「
406ブレーク」の乗り味も素晴らしく、全く同じ406ブレーク(色だけ違う)を2台買った当方ですが、正直、現在の308GTハイブリッドのほうが、更に洗練された乗り味になっている感じますね。
そして、「乗り味」の次に、特に気に入っている点は、「
内外装のデザインのカッコ良さと質感の高さ」です。
エクステリアデザインについては、特に、後ろから見た時のデザインが超カッコイイと思いますね。(あくまでも個人的主観です(笑))
また、内装についても、何も文句は無い、と言っていいほど気に入っています。
一般的に、デザインに関しては、「”お洒落”だとは思うが、”クール”とは言えない」みたいなデザインって結構あると思っているのですが、、、308に限らず現世代のプジョーの内装デザインは、大衆車ブランドの中では世界一では?と思えるほど洗練且つ未来的でありながらカッコ良さも兼ね備えていると思いますね。
なので、毎回、この308GTハイブリッドのコクピットに、最初に腰掛けただけでワクワク感を覚えます。
そして、特に気に入っている点の3つめとしては、PHEVだけあって、やはりその「
燃費の良さ」ですね。
確か、10月10日前後に、ガソリンを満タンに入れており、その後何度か充電が切れた状態(=ハイブリッドモード)でも少なからず運転していたものの、今日までの2週間以上、ガソリンメーターが全く動きません(つまり満タン表示のまま)でした。
それなりにガソリン走行(=ハイブリッドモード)はしていたはずなので、逆に「メーターが壊れているんじゃないか?」と若干、不安にもなっていたんですが、、今日、少し遠出をし、途中で充電が切れ、そこからハイブリッドモードで運転したところ、初めてメーターが一目盛り分、減りました。ガソリンメーターは壊れていなかったようです(笑)
ちなみに、「My Peugeot」アプリで、平均燃費を見ると、本日時点で「102.2km/L」という、とんでもない数字になってました(^^;
まぁ、大半はEV走行しているので、こういう数字になっているんだと思いますが、いずれにせよ、こまめに充電さえしていれば、ガソリン代はほとんどかからないことが実証されました。
他にも気に入っている点はいくつもあるのですが、特に気に入っているのが、上記3点です。
一方、気になる点、ということで言えば、今のところ致命的なものはありませんが、
以前のブログにも書いたとおり、納車当日、ディーラーから自宅に帰る途中でいきなりナビの画面が真っ白(画面フリーズ)になったことには苦笑でした(^^;
(その後は、この現象は発生していません)
それと、追ってまたブログには書きますが、先日、「謎の警告音が鳴り止まない」という現象が一度発生しました。
これも、今のところ、一度発生しただけであり、特に何か異常は見受けられませんので、様子見ですね。。
あとは、「My Peugeot」アプリの反応がイマイチ、というか、車両の最新情報が全然更新されないことが度々発生しており、実は今日も発生しています。
というのも、今日、外出して帰宅し、14:50頃から充電を開始したんですが、車両の最新情報が「14:54」で更新されたのを最後に更新されなくなってしまい、充電がどれくらい進んでいるのかがアプリ上では確認できない状態が続きました。
で、夕食を済ませ20時過ぎにクルマを見に行ったところ、既に充電は完了していたので、充電ケーブルをしまいましたが、、、アプリ上では現在もまだ、車両の最新情報が「14:54」のままで止まっていますw
この辺りが、まだまだラテンの「ユルさ」を感じますね(^^;
それと、ダッシュボード中央のタッチスクリーンのインフォテインメントシステムの操作に関しても、初期設定の段階で、表示言語が必ずフランス語になってしまう場面があるようで、これも笑いました。
特に高齢者の方には、このインフォテインメントシステムは、難解極まりないのではないかと思われますw
と、まぁ、細かいところで「なんだかなぁ」という部分はありますが、これまで何台もイタフラ車に乗ってきた当方としては、全て、想定の範囲内と言いますか、まぁ、この程度なら許せるかな、というレベル感ではあります。
(ただし、前述の、My Peugeotアプリの信頼性やインフォテインメントシステムの操作性(フラ語になってしまう)みたいなところは、もうちょっとステランティスジャパンさんには本国に対して頑張ってほしい、つまり、もう少し日本市場のこともきちんと考えてほしい、というようなことは強く言ってほしいですね・・)
ちなみに当方、これまで乗ってきた「ハッチバック」車(MINIやアバルト595を除く、典型的なハッチバックの形をしたCセグメントモデル)を時系列で挙げると、
・トヨタ
カローラU SR(人生初の愛車)
・BMW
120i・アルファロメオ
147GTA・アルファロメオ
ジュリエッタ・クアドリフォリオ ヴェルデ・アルファロメオ
147 2.0ツインスパーク・フォルクスワーゲン
ゴルフR(7.5)・プジョー
308GT ハイブリッドと7台のハッチバック車に乗ってきました。
どれもそれなりに拘って選んだつもりの車種ですが、この中で一番思い入れがあるモデルといえば、やはり「
ずっとあなたが好きだった」(笑)の
147GTAです。
「燃費」以外は、何もかも最高で、自分にとっては、これまでで一番、「ど・ストライク」と言っていいクルマだったと思います。
ただ、147GTAの次に思い入れのあるクルマは?と聞かれると、正直、147GTAが突出していたので、なかなかそれ以外のモデルの順位付けは難しいです。。
本当であれば、「
ゴルフR」については、「147GTAを超えてくれ!」ぐらいの期待感を持って購入しましたし、その証として、人生で初めて、「マフラー」だけでなく「足回り」および「ホイール」もカスタマイズするという、気合の入れようでしたが(笑)、、、オートマだったことも手伝って、正直に言えば、飽きが来るのは早かったです・・
スペックだけで見れば、過去所有した30台のクルマの中で文句なく”最強”のクルマでしたし、擬似サウンドとはいえエンジンサウンド+排気音も最高にイケてましたが、、私のように、サーキットにも行かなければ、峠にもそこまで頻繁に行かないような人間にとっては、”日常域”で楽しむのは難しいクルマでしたね・・
それと、内装のデザインはとても気に入っていたものの、エクステリアデザインが「(147GTAのように)惚れるようなカッコ良さ」とまでは行かなかった点も、飽きが来てしまった要因の一つだったと思います。
これらを振り返ると、おそらく、今回の
プジョー 308 GTハイブリッドは、人生の中で、147GTAに匹敵するほど、お気に入りのクルマになりそうな気配がしています。
147GTAのような官能性とは”真逆”と言っていい方向性のクルマですが、、とにかく運転していて気持ちが良く、そして所有満足度も自分史上”最高クラス”と言っていい、素晴らしいクルマに出会えました。
(ちなみに、「所有満足度」だけで言えば、過去最高だったのは、2台所有したブレラですかね・・)ちなみに、我が家の308GT ハイブリッドの本来の”メイン使用者”である、うちのかみさんも、「今まで乗ってきたクルマの中で、この308が一番イイ!」と言っておりますので、相当気に入っているようです。
(うちのかみさんは、私と出会う前の今から40年近く前、最初の愛車が
シティ・ターボU、その次の愛車が
FTOという、素敵な車歴を持っております。乗ってるところを見てみたかった(^^; )
そんなわけで、これだけ素晴らしいクルマに出会えたこともあり、この308GT ハイブリッドには、致命的な故障やトラブルが無いことを願いつつ、末長く活躍してもらいたいと思います☆
以上、納車1ヶ月レビューでした。