正直、R36ではなく、普通のパサートだったら、多少割高でも自分なら、パサートの兄弟車と言ってよく、デザインが遥かにクールなアウディ・A4を選ぶと思うんですが、ゴルフR32とこのパサートR36となると、さすがに特別な感じがしますね。
特に、ゴルフR32については、先代モデルからR32が存在していましたが、パサートに関しては「R36」という名称は今回が初めてということと、VWブランドで且つSUVでもないのに価格が約600万円もすることもあり、更に特別というか、新鮮な印象があります。
そんなR36ですが、本国には、セダンも設定されていますが、日本には、今のところこのバリアントしか導入されません。
VWは、セダンよりもステーションワゴン・モデルの方が売れる、と予想したのでしょう。
さて、まずショールームに鎮座していた、ビスケーブルーパールエフェクト(青)のR36が目に入りましたが、第一印象は「おぉ、なかなかカッコいいじゃん☆」でした。
フロントグリルの迫力が凄いのと、このビスケーブルーパールエフェクトがとてもいい感じの青で、好印象でした。
フロントグリルの迫力は、ゴルフR32のそれを遥かに凌ぐ迫力です。
リア・デザインも、フェンダーの膨らみがやはり通常のパサートとは違う迫力を出しています。
(↑ホイールデザインはちょっと地味だが、パサートらしいかも(^^; )
内装に関しては、アルカンタ―ラ・コンビのバケットタイプのレザーシートがシブくて良かったですし、インパネのデザインもなかなかカッコ良かったです。
そして今度は、試乗車のR36とご対面。
ボディカラーはディープブラックパールエフェクト(黒)でした。


正直、色的には、ビスケーブルーパールエフェクトの方が遥かにカッコ良く見えました。
それに比べ黒は、あくまでも比べればの話ではありますが、かなり地味に見え、R36であることの特別感にちょっと欠けるかな、という印象です。
普通のパサートに乗ったことが無いので分かりませんが、このR36のキーは、カード型で、一度差し込んで、更に奥に押し込むとエンジンが始動します。
このやり方は、なかなか新鮮でした。

微かに野太い音が聞こえますが、アイドリングはあくまでジェントル。
そして、ゆっくりと走り出しましたが、低速域では、やはりジェントルそのもの。
それだけでは、このクルマが「Rモデル」ということには気付かないでしょう。
しかし、ひとたびアクセルを強めに踏めば、生まれ変わったような加速と、ジェントルさを持ちながらも官能的なエンジン(排気音)サウンドが楽しめます。
それと、乗り心地が、この類のクルマとしては、極めて上質。
普通のパサートの乗り味は分かりませんが、このR36は、少しだけ足の硬さを感じるものの、路面に吸い付くように、スゥーっと走ります。
4MOTION(四駆)の安心感と相まって、このR36で高速道路を走れば、最高に気持ちイイと思います。
ただし、気持ち良すぎて、知らないうちにとんでもないスピードが出ており、免許証が無くなってしまう可能性もありますが(^^;
カービューでも大々的に特集されていますので、詳細なインプレッションは、プロのジャーナリストの皆さんが書かれたそちらの記事をご覧いただければと存じます(^^;
(すいません、ちょっと手抜きしました(^^; )
いずれにしても、さすがにスペック的に、私のような腕前の人間には、あまりにも過剰スペックではありますが、高速道を使ってロングドライブを頻繁にする人なら、世界中のステーションワゴンの中でも、満足度はトップクラスなのではないかと思います、このR36☆
そして、今日、サプライズがありました。
R36の試乗を終え、ショールームで営業さんと談笑している最中、このショールームに展示するためのティグアン第1号車両が到着したのです!
さすがに、このディーラーの社員さんも皆さん楽しみにしていたようで、一斉に、その到着したティグアンの元に駆け寄って行きました。
もちろん、営業さんに交じって、私も駆け寄り、一緒にティグアンを舐め回すように拝見しました(^^;
ちなみに、その時、このディーラーを訪れていた客は、私一人だったため、営業さんから「Joyさんが、このティグアンを見た、記念すべき最初のお客さんですよ」と言われました(^^;
このティグアンも、かなり「走り」は前評判イイですよね。
是非一度試乗してみたいです☆
(↓以下、ティグアンの写真)
何気なく見過ごしていましたがこのパサートRが付いていたんですね。
速いんでしょうね〜 速いんだろうなぁ〜。
そうなんです、R32よりも凄い36です(^^;
他のドイツ勢と比べると、このスペックでこの価格はバーゲンプライスですね。