今回の試乗車は、前回見たチリ・レッド・ソリッドの展示車と違い、ボディカラーがダーク・シルバー・メタリックにブラックのラインの組み合わせでした。
あいにく、ディーラーに着いた時は既に暗くなっていましたので、明るいところで見るのと印象が異なるとは思いますが、自分としては、このダーク・シルバー・メタリックにブラックのラインの方がシブくて好みです。
ちなみに、今回の試乗車には、オプションとして、フルエアロやサンルーフ、ハーフレザーシート等が装着されていたため、諸費用込みで500万円超えているのでは?という、豪華仕様のMINIでした(^^;
ということで、コクピットに座り、エンジン始動すると、ノーマルのクーパーSに比べわずかに元気な目覚めという感じですが、コクピットにいる限りでは、アイドリングはいたって静かです。
硬めのクラッチを踏み、いよいよ発進します。
アクセルを強く踏み込み、最初の印象は・・
加速感、加速時のサウンドともに、クーパーSと比べ「多少刺激的かな」程度の差しか感じることができず、これなら無理してJCW買わなくても、クーパーSで十分では?というのが、正直なところでした。
そして、高架下をUターンし、試乗コースの後半に差し掛かったところで、我慢していたスポーツ・ボタンを押しました。
すると・・・
豹変しました!
特に加速感は、明らかに刺激的になります。
ストップ&ゴーで、アクセルを強めに踏んでスタートさせると、かなりのトルクステアが発生し、ハンドルがとられそうになります。
それくらい強烈な加速感です。
サウンドも迫力が増した印象で、加速感とともに、これならJCWの名に恥じないと思いました。
一度スポーツ・ボタンを押してしまうと、悲しいかな、ずっと押しっぱなしで走りたくなりますね・・・(^^;
しかしながら、やはり、ちょっと暴れん坊過ぎて、私の腕で、このJCWを手懐けるのは難しそうです(゚▽゚;)
ということで、このJCWは、「MTが乗れる」ではなく、「MTを自在に乗りこなせる」腕を持った人が乗るべきクルマであることを痛感しました。
暴れん坊、という点では、感覚的には、最近乗ったクルマの中では、BMW135クーペ(MT)あたりが、近いです。
個人的には、私の腕ですと、このJCWだと、無茶な運転をしてしまいそうなので、改めてクーパーSで十分だと思いました。
それと、前述のとおり、オプションをつけていくと、1.6リッターのクルマであるにも関わらず、一気に総額「500万円」という数字が見えて来るため、やはり、庶民には手を出しにくいクルマだと思います。
てなことで、腕に覚えがある人は、一度このJCWを試乗してみるといいかもしれません☆

(↑携帯カメラしか無かったため、こんな写真しか撮れませんでした)
またまた特色のある車に試乗されましたね。
FFのMINIにハイパワーというのは、なんかじゃじゃ馬のような印象を受けます。
M3乗りの方が135について、JOYさんと同じく暴れん坊と言っていました。
JOYさん、最近走ってますか。
暴れん坊将軍になりたいです(笑)
コンパクトなボディのせいか、クルマの挙動に関しては、JCWは、135以上に暴れん坊という感じでした。
>JOYさん、最近走ってますか。
地味ぃ〜に、コツコツ走ってます(笑)
ハンドルネーム、「暴れん坊NEO」に変えますか(爆)
(そしたら、「ロマンさん」って呼べなくなりますね(^^; )