今年最後の試乗は、先頃マイナーチェンジしたばかりの、新型ロードスターとなりました。
試乗車のグレードは、RS RHT 6MTです。
その名のとおり、リトラクタブル・ハードトップを備えており、トランスミッションは6速マニュアルです☆
今回のマイチェンで、エクステリアは意外と変わりましたね。
個人的には、可も無く不可も無く、という印象です。
個人的に今回のマイチェンで最も期待が大きいのが、6速MT車に標準装備されることになった「インダクションサウンドエンハンサー」という機構です。
このシステムは、エンジンに空気が流入する際に生じる吸気脈動を増幅させて、車内にエンジン音を響かせるというもの、と説明されています。
要はエンジンそのもののサウンドが車内によりたくさん入ってくるという機構です。
幸い今回の試乗車は6速MTですので、このインダクションサウンドエンハンサーを体験できます。
(↑エンジン右側に見えるのがインダクションサウンドエンハンサー)
ということで、コクピットに乗り込み、エンジン始動。
試乗コースの前半は、屋根を閉じた状態で出発しました。
運転を始めて間もなく、例の「インダクションサウンドエンハンサー」の効果が実感できました。
これはかなりイイです☆
マツダ・ロードスターは、個人的に、国産車の中では、間違いなく、トップクラスのドライビングプレジャーを持ったクルマの1つだと思っていますが、唯一、エンジンの官能性みたいなものが、今ひとつ不足している感がありました。
しかし、今回のこのインダクションサウンドエンハンサーのおかげで、エンジンサウンドの迫力が非常に増し、官能性が数段アップしたと思います。
エンジンサウンドの質そのものは、もう一歩という印象はあるものの、インダクションサウンドエンハンサーは、ロードスターを買うなら、個人的には必須だと感じました。
そして、試乗コースの折り返し地点で、屋根を降ろし、寒い中オープンにして運転しました(私は防寒万全でしたが、同乗された営業さんは、かなり寒かったと思います。スミマセン(^^; )。
オープンにすると、ロードスターは本当に、ますます水を得た魚のように面白く走ってくれますネ☆
とにかく運転が楽しくて仕方が無い、そんな印象です。
例のインダクションサウンドエンハンサーのおかげで、オープンにした時のドライビングプレジャーも間違いなく向上しています。
ハンドリングは相変わらず、自分にとって理想的な人馬一体感を届けてくれます。
ということで、新型ロードスター。
やっぱり、ロードスターは素晴らしく運転が楽しいクルマだと、つくづく実感しました。
このロードスターといい、RXー8といい、マツダのクルマづくりは、本当に素晴らしいと思います。
ということで、本年最後の試乗は、このロードスターで幕を閉じました。
2008年12月30日
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Tracked: 2009-01-02 08:52
やっぱり、MTの練習をしなければならないのかな〜。オープンだと半分バイクのようで渋滞しなければ爽快で気持ち良さそう。
来年も宜しくお願いします。
インダクションサウンドエンハンサーってマフラー替えるようなものですかね?
そうですねぇ、強迫観念みたいなものにとらわれてMTに乗っても面白くないと思いますので、是非、心から乗りたいと思われたら、MTに戻ってみてはいかがかと存じます(^^)
joypapaさん、来年は130見せてくださいませ。
来年もどうぞよろしくお願いいたします!
そうですね、我々が良いと思うクルマと、販売台数には、相関関係はほとんど無いかもしれないですね(^^;
是非、新型ロードスター、お試しください☆