以前、アウディA4を所有していた頃、一度、現行型プリウスには試乗したことがありますが、今までハイブリッド車に試乗したのは、その一度きりです。
ですので、初代インサイトには試乗できず終いでした。
さて、インサイトの実車を見ての最初の感想は、大きさ的にはストリームと同じくらいかな、という印象で、調べてみると、実際、ストーリームに比べ、全幅と全高はほとんど同じであり、全長はストリームよりも40cmほど短くなっています。
デザイン的には、やはりストリームやオデッセイに似てますね。






室内の居住性について、外観から想像する割に、後席がちょっと狭めかな、という印象がしました。
バッテリー(IPU)の位置がもう少し後方にズレれば、後席スペースにも余裕ができると思うのですが、このあたりのレイアウトは、なかなか難しいのでしょうね。

ということで、いよいよ試乗に入りますが、個人的にちょっと残念だったのは、エンジンスターターが、従来のキーをひねるタイプだったことです。
この類のクルマは、未来的なイメージがするので、スタートボタン式のほうが、しっくり来ると思うのですが、敢えてキーをひねるタイプにした理由があるのでしょうかね?
エンジンを始動すると、最初はエンジンが普通にアイドリングしていました。
ちなみに、このインサイトのエンジンは、1.3リッターi-VTECです。
そして、アクセルを踏み込み発進させると、1.3リッター以上の加速感がありました。
その後、赤信号のため、停止させると、アイドリングが自動的に停止され、室内は「無音」となりました。
これは、プリウスの時もそうでしたが、慣れないと、異様に感じますね(^^;
乗り心地は非常に良いです。
走り出した瞬間に「フラット」な乗り味、という印象を持ちました。
メーターパネルに関しては、タコメーター内側にある、マルチインフォメーション・ディスプレイは、ハイブリッド車特有の情報等が確認でき、なかなか楽しいです。


また、デジタルのスピードメーターも、エコドライブの状況によって、背景色が変化する、という仕掛けになっています。

加えて、ECONスイッチをONにすると、総合的な省エネ運転が自動でできる仕組みになっています。

私が今日試乗したのは、3グレードあるうちのベースグレードのGタイプでしたが、キセノンがついていないくらいで、その他に関しては、ほとんど標準装備で欲しい機能はついており、189万円という値段を考えると、この値段で、これだけの内容のハイブリッド車が買えるのであれば、割とお得感があるのではないか、という印象です。
特に、好印象だったのは「主役はあくまでもエンジン」というホンダらしい考え方なので、街中で普通に運転している限りは、ほとんどのシチュエーションで、エンジンサウンドが鳴ってくれるので、普通のクルマと同じような感覚で走れます。
ほとんどの運転好きな人にとっては、やっぱりエンジン音は不可欠ですよね。。。
ということで、新型インサイト、結構売れるのではないかと思います。
早速インサイトの試乗をされたようですね。
ハイブリットも100万円台というのが意外とインパクトを持つような気がします。街中でハイブリット比率が高まっていくような予感がします。
サウンド大好き人間としては?ですが、世の中の方向なのでしょう。
そうですね、100万円台というのは、私もインパクト大だと思いますね。
iPodで圧縮された音楽を楽しむのがフツウになってしまった今、クルマに関しても、ハイブリッドが一気に加速するかもしれないですね・・・