2009年04月25日

本日の試乗 「AlfaRomeo MiTo」

ついに、MiToとご対面する日がやってきました。


今日はあいにくの雨天でしたが、一番手で試乗するために、ディーラーさんの営業開始時刻よりも早い時間に、無理やりお邪魔しました(^^;



はやる気持ちを抑え、ディーラーに到着すると…

ありました、アルファレッドのMiToが!


まず、そのエクステリア・デザインですが、ひいき目抜きでも、写真で見るよりも、実物のほうが確実にカッコいいと思いました。
mito1.jpg mito2.jpg

mito3.jpg mito4.jpg

mito5.jpg mitotest.jpg

正直言って、MiToに関して、最も危惧していたのが、エクステリア・デザインを受け入れられるか、ということだったのですが、今日実車を見て、「これなら欲しい!」と思えました。





そして、お次は、インテリア・デザインですが、内装については、今まで見た写真から、非常に好印象を受けていましたが、想像どおり、とても良かったです。
mitocenter3.jpg

mitoST.jpg

嬉しい誤算だったのは、MiToの場合、いくら内装が良いといっても、レザーシートは必須かな(裏を返せば、ファブリックシートは大したことないかな)と予想していたのですが、今日、試乗車のファブリックシートを実際に見たところ、かなりカッコよく、これなら無理してレザーシートにしなくてもいいな、と思いました。
mitoseat1.jpg

それと、アルミペダルが標準でついてきますが、このアルミペダルも超カッコいいです☆
mitopeda.jpg

強いて言うなら、マニュアルエアコンが、ちょっと素っ気ないかな、ということと、シフトノブのデザインが若干チープ?とも思いましたが、あくまでも「強いて言うなら」レベルの話です。。。
mitocenter.jpg mitoMT.jpg




そしていよいよ、エンジンを始動し、試乗です。

アイドリングサウンドは、それほど迫力はないですが、かといって、普通の1.4リッタークラスのクルマに比べると、重低音が効いたサウンドです。


このMiToの試乗で、最も興味深かったのが、アルファDNAシステムでしたが、まずは「N」、つまり「ノーマル」でスタートさせました。
mitoDNA.jpg mitoN.jpg



エンジン+排気サウンドは、先般、かみさん用のクルマとして購入寸前までいった、147 1.6TSを少し大人しくした感じで、さすがにツインスパークと同等とは言えないまでも、1.4クラスとしては世界トップクラスの迫力と言っていいサウンドを聞かせてくれました☆


加速に関しても、十分速いです。

乗り心地も、角の取れた、且つ、ソフト過ぎない、気持ちのいい乗り心地でした。




「N」モードで、ある程度走行した後、DNAスイッチを今度は「D」(ダイナミック)にしてみました。
mitoD.jpg


すると・・・


凄いです☆
豹変しました。

「D」モードにすると、エンジン出力特性が変更になり、よりクイックなアクセルレスポンスが楽しめる、とのことですが、まさにその通りであり、気持ちよいエンジンの回転とともに、まるで背中を押されたような加速感を楽しめます。

しかも、この「D」モードは、エンジン出力特性変更だけでなく、VDCとASR作動が控えめになり、ステアリング特性もスポ−ティになるなど、クルマ全体的に、スポーティなセッティングが施されています。

積極的なドライビングを楽しみたいときには、一度「D」モードにすると、なかなか「N」モードに戻せなくなってしまうと思いました(^^;
それほど楽しいです、「D」モードは☆

私はまだ、プントアバルトも500アバルトも乗っていませんが、MiToには、恐らく、これらアバルトに匹敵する面白さがあるのではないかと思っています。




そして、DNAモードの残されたもう1つのモードは「A」つまり「オールウェザー」です。
名前のとおり、このモードは積極的なVDCの介入等により、悪路で威力を発揮します。
今回はこの威力を試すことはできませんでしたが、大雨の日や、冬の積雪時等は、重宝することでしょう。
mitoA.jpg



ということで、このアルファDNAシステム、非常に気に入りました。

NとDの差が歴然としていて分かりやすく、楽しみたいときにはDで、逆に、ちょっと疲れていたり、余裕を持った運転をしたいときにはNで、という、オンとオフを明確に分けて運転できるのは、1台で2台分の楽しみが持てて、とても良いと思います。

また、3つめのモードを、某ドイツ車のように「コンフォート」とするのではなく、「オールウェザー」としたところも、非常に好感を持ってます。

特に冬場などは、このオールウェザーモードにすることで、ある程度安心して運転ができるのではないでしょうか。





さて、その他、このMiToのドライビング全般に関して、ハンドリングについては、正直、ちょっと軽い、という印象です。

もう少し重めのほうが、よりスポーティになると思いました。

とはいえ、車重も1.2トンほどですので、十分気持ちのいいハンドリングが楽しめます。



それと、今回、日本に導入されるMiToは、まずはMT仕様のみの設定ですが、このMiToのMTは、非常に扱いやすく、初めて運転しても、何の違和感もなく操作できました。






ということで、ついに試乗することができたMiTo。

一言で感想を言うなら、「ヤラれた」でしょうか。。。

このヤラれた、とは、つまりK.O.されましたという意味です(^^;



もし、先般、MINIクラブマンを購入する際、このMiToを試乗することができたなら、例え、かみさんがMINIのほうが欲しいと言ったとしても、かみさんを説得してMiToを選ばせていた可能性が高いです(^^;

価格もCOOPERクラブマンとほとんど同じですし。





う〜ん、困りました。
MiTo、欲しいです(笑)


mitobrera.jpg
(↑私のブレラと2ショット)



mitocata.jpg














posted by Joy at 22:46| Comment(6) | TrackBack(0) | AlfaRomeo | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
そうでしょ,そうでしょ!

MINIのライバルとして十分な力を持っていると思いました。dとnが使い分けられるところを考えると,むしろ楽しみが多いような^^

私もほしくなりました・・・2台目ほしいっ!(x_x;)
Posted by fuka at 2009年04月26日 11:45
こんばんは。

今日乗ってきました。ツインスパークに勝てないかと思ってましたが・・・うちのは固体差か少し大人しいこともあり・・・
「D」にやられました。ちょっとやばいです(笑)
Posted by panda at 2009年04月26日 19:42
●>fukaさん、こんばんは(^^)

dとnの使い分けが楽しめるのは、イイですよね。
2台目、イっちゃってください☆
Posted by Joy at 2009年04月26日 22:24
●>pandaさん、こんばんは(^^)

そうですね、さすがにテンロクですら、やはりツインスパークは凄いと改めて思いますが、とはいえ、総合的なドライビングの楽しみは、かなりキテますよね、MiToの「D」は☆
Posted by Joy at 2009年04月26日 22:26
はじめまして(^^♪

昨日、mitoを試乗してきました。

坂道発進補助?に、
何よりも驚いてしまった私です(^_^;)

こちらは、
車の情報が詰まったblogなのですね!?

また、お邪魔させてください。

ではでは。
Posted by tak at 2009年09月13日 11:35
●>takさん、こんばんは^^

はじめまして^^
ブログ、拝見しましたが、もしかして、MiTo契約されたんですね?
おめでとうございます!
羨ましいです。
MiTo情報、楽しみにしてますネ。
Posted by Joy at 2009年09月13日 21:17
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