今日は、去る5月20日から6年ぶりのフルモデルチェンジとして新発売となった、スバルの新型レガシィを見に行って参りました。
今まで、USアコードワゴン、プジョー406ブレーク、シトロエン・エグザンティア・ブレーク、プジョー406ブレーク(2台目)、アウディA4アバント、そしてBMW320iツーリングと、計6台のステーションワゴンに乗ってきた私にとって、レガシィは、日本を代表するステーションワゴンとして、デビュー当時から気になるクルマの1つでありました。
先代のレガシィは、日本車としてはカッコいい部類に入ると思っておりましたが、今回の新型レガシィの写真を初めて写真で見たときは、正直、言葉を失いました(^^;
今までのレガシィに比べ、スポーティ感みたいなものが、全くと言っていいほど無くなってしまったというか、とにかく、「どうしてこんなデザインに・・・?」という印象でした。
そして今日、実車を見て、その思いはあらためて強くなりました(^^;
デザインほど、個々人の好き嫌いが分かれるものも無いと思いますので、これ以上のコメントは控えますが、個人的には、今までレガシィに対して抱いていたイメージが、かなり変わってしまいました。
「若者は寄ってくるな」と言っているような、そんなデザインに見えてしまうのは、私だけでしょうか(^^;
例えるなら、スカイラインがR34からV35に変わったときに、多少なりとも通ずるものがあります・・・


デザインの好き嫌いは別として、今回の新型レガシィ、とにかく「デカい!」という印象です。
ステーションワゴンというよりは、ミニバン的な印象がありますね。
しかも後席の広さなど、完全にVIPカーって感じですね。
この新型レガシィツーリングワゴンの全長は4775mm。
これは、例えば、私が以前乗っていたBMW 320iツーリングの全長が4535mmですから、なんと24cmもレガシィのほうが長いことになります。
あるいは、先代に比べかなりデカくなった現行アウディA4アバントですら4705mmですから、やはりレガシィのほうが7cmも長く、このことからも、いかにレガシィがデカいか、ということが分かるかと思います。
そして、本日展示してあったこの2.5GT Sパッケージの価格は、マッキントッシュのオプションつきとはいえ、380万円超え、ということですから、値段もビッグですね。。。
また、現在65歳と言われるロバートデニーロをCMに採用しているのも、新型レガシィは大人のクルマなんだ、ということをアピールしているように見えます。
これらのことから、レガシィというクルマは、今回の新型から、完全に年輩者をターゲットとしたクルマになり、若者は、インプレッサに乗れ、ということを示しているような感じがしますね。
インプレッサと棲み分けしようとするコンセプト自体は悪くない気がします。。。
あとは、実際、先代レガシィに乗っている若年層(20代〜30代)のオーナーさん達が、次に乗り換える際も、この新型レガシィに乗り換えたいと思っているのかどうか、興味深いところです。。
なお、今日は、試乗車として新型アウトバックが用意されていましたが、今ひとつ気が乗らず、結局試乗せずに帰ってきました(^^;
いずれにせよ、レガシィは、間違いなく、日本を代表するクルマの1つでしょうから、この新型にも一度は試乗して、クルマ自体の良さを味わってみたいと思っています。