
現行型S3に関しては、今からちょうど2年前の自身のブログにて、「日本に導入してほしいクルマ☆」の筆頭に挙げたクルマでした。
ブログにも書いたとおり、当時は、S3は日本への導入予定が無い、とのことでしたので、ガッカリしていたのですが、その予定を覆し、昨年2月に日本にも導入されました。
その後、試乗したいとずっと思っていたものの、機会に恵まれていなかったのですが、ようやく、ステアリングを握れる時が来ました。
残念ながら、今日は、試乗時間が短かったため、「試乗を堪能した」というところまではいきませんでしたが、印象は悪くなかったです。
エンジンは、わずかにデチューンされているものの、基本的にTTSと同じもののようです。
TTSに関しては、「速くて」「快適で」「お洒落」という三拍子揃っているものの、自分がスポーツカーに求める方向性とは少し違っており、快適過ぎて、パンチに欠ける感がありました。
しかし、このS3はTTSよりも面白く感じました。
自分でもそれが何故だか、よく分かりませんが、おそらく、見ためは普通のハッチバックである「カタチ」と、そのキレ味溢れる「走り」とのギャップのせいであるような気がしています。
前述のとおり、自分の場合、スポーツカーには、「快適性」とは真逆の方向性を求めるため、TTSに関しては、見ために対して、走りが快適過ぎて、少々つまらなさを感じました。
このS3は、ハンドリングも加速性能も素晴らしく、その「見ため」の印象を良い意味で裏切ってくれるところが、面白いのだと思います。
欲しいか欲しくないか、と聞かれれば、間違いなく、「欲しい」に部類されるクルマです。
ただ、あとはその、535万円という車両本体価格をどう考えるか、です。
確かにスペシャルなエンジンを積んでおり、その他、ノーマルのA3に比べれば、外装も内装も豪華です。
しかし、自分の159TIの価格よりも、ちょうど60万円高いのですが、そこまでの「差」は無いように思えました。
というか、むしろ、159TIのほうが、高いクルマに感じます(^^;
159TIがバーゲンプライスなのか、S3が高すぎるのか、はたまた、どちらも適正価格なのか、私には分かりませんが、159TIに60万円をプラスしてまでS3は要らないかな、というのが正直な印象です。
よって、クルマ自体は、とても良い印象を持ちましたが、価格まで加味して考えると、ちょっと高くて手が出ないなぁ、というのが、今日試乗した、総合的な感想です。
ただ、機会があれば、もう少しじっくり試乗してみたいとも思いました。
以上、念願のS3試乗記でした。





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アルファに完全に洗脳されているのがよくわかります。
洗脳ですか(^^;
嬉しい言葉です(爆)