比較的最近のクルマにも関わらず、試乗したくても、できず終いのまま、販売終了となってしまったクルマがいくつかあります。
その筆頭に挙げられるクルマの1つが、このルポGTIでした。
現行VW車の中での最小ボディである、ポロよりもさらにコンパクトなそのボディに1.6リッターエンジンを積み、6速のMTで駆ることができる、大変魅力的なクルマでしたが、2006年に販売終了となりました。
昨日のブログにも書きましたが、ルポの兄貴分である歴代のポロは、比較的、女性っぽいデザインですが、このルポは、サイズこそかわいいですが、ポロよりはボクシーな分、男性的に感じられるデザインであることも、気に入っていた理由の1つでした。
ですので、一度試乗したいと、ずっと思っていつつも、なかなか機会に恵まれませんでしたが、ようやくチャンスが訪れました。
試乗した感想は、ほぼ頭に描いていた想像通りの走りでした。
間違いなく楽しいです☆




キビキビと動くにも関わらず、堅実さ(安定感)も感じるその走りは、まさに、ドイツが作ったコンパクト・ホットハッチ(ホット・コンパクトハッチ?) そのもの、という印象でした。
最近のアウディも含めたフォルクスワーゲン・グループのクルマは、あまりにも快適かつ速過ぎて、ファン・トゥ・ドライブという点では、どうしても、すぐに飽きてしまうのが、個人的な印象でしたが、このルポGTIなら、飽きっぽい私でも、しばらく飽きないでいられるだろうと思いました。
例えばアルファの147やMiToに比べると、特にエンジンサウンド等の面で刺激度はかなりマイルドですが、それでも走りそのものが非常に刺激的で、それを6速MTで駆れるのですから、所有している人が、なかなか手放さない理由がわかる気がします(タマ数自体も少ないでしょうけど・・)。
後席にも座ってみましたが、身長170cmの私でも、なんとか座れる感じであり、30分くらいならどうってことないと思います。
唯一、ファン・トゥ・ドライブにおけるマイナス点といえば、シフトノブが、ドライビングポジションに対して、やたらと低い位置にあるので、かなり手を伸ばさないと届かないため、なんだか、昔の大型バスでも運転しているような気分になってしまったことです(^^;
せっかく6速MTを積んでいるのに、スポーツドライビングの気分を味わう上で、ちょっと興ざめしてしまうかもしれません。
とはいえ、総合的に面白いクルマであることには間違いありません。
欲しいか欲しくないかと言われたら、十分「欲しい」の部類に入るクルマですが、タマ数も少なく、中古でも高値安定しているようですので、もう少し安ければ、、、という感じですね。
以上、念願のルポGTIの巻でした。
試乗はしていないけれど、私は契約したかった車だけに色々と思い入れがあります。
15分くらいの試乗でしたが、良いクルマでした、Lupo GTI。
今ならまだ程度の良いタマが狙えるのではないでしょうか☆
久々でご無沙汰してます。
ルポGTI、実はクーパーSの対抗馬だったんですよね。
あの時GTIを選んでいたら今頃何に乗っていたんでしょうか(笑)
あの時LupoGTIを選んでいたら・・・
今頃は、PoloGTIか先代GolfGTI(MT)か、はたまた、先代R32(MT)だったかも?(^^;