最初に写真で見たときは、「なんじゃこりゃ」と、まるで昔、二代目ムルティプラ(前期顔)を初めて見た時に近い印象を受けました(^^;




しかし、以前プジョー車を2台所有した私としては、プジョー初のSUV的なクルマということで、どんなクルマに仕上がっているのだろう、と興味は抱いていたため、本日、見に行った次第です。
あいにく、試乗車はありませんでしたので、シートに試し座りしかできませんでしたが、実車を見て、自分としては「こういうのもアリだろう」という結論になりました。
確かに、お世辞にも「カッコいい」と言えるようなデザインではないですが、何かこう、「生活が楽しくなる」というような、特に家族持ちにとっては、ライフスタイルを変えてくれそうな力を持ったクルマだという印象でした。
格好はよくなくても、なぜか「憎めない奴」的な、不思議と、「面白くてこれはこれでいいんじゃない?」と思えるデザインに感じました。
内装のデザインもかなりイイです。


個人的には、安全上、ハザードボタンは大きさを変えるなりして、もっと目立たせるべきだと思いますが、とはいえ、整然とレイアウトされたトグルスイッチをはじめ、主張し過ぎず、上品にまとめられたデザインです。
この辺りは、私が以前乗っていた406とは、比べようもないほど、変わりましたね(^^;
それと、上下2分割式テールゲート等、ユニーク且つ便利な機能も備えており、こういうところも面白いと思います。

そして、エンジンは、MINIでおなじみの、例のBMWとの共同開発の1.6リッター・ツインスクロールターボエンジンです。
とはいえ、車重が1500kgを超えていますから、「力不足なのでは?」という気もしますが、ジャーナリストの試乗記を読む限り、「力不足を意識させられるシチュエーションは皆無」とのことですから、頼もしいですね。
四駆に見えて、実は、駆動方式は、FFのみですが、このクルマにとっては、その点は、特に問題にはならないでしょう。
どうもみても、「悪路を走破したい!」というようなクルマには見えません(^^;
でも不思議と、「このクルマに乗っていろいろな所に行ってみたい」と思わせる、何かを感じました。
さすがに、1台しかクルマを持てない状況で、この3008にするのは、自分としては、ちょっと難しいものがありますが、2台体制にできるのならば、ファミリーカーを、この3008にするのは、意外と面白い選択肢になるかもしれません。
ところで、今年はアルファロメオの創立100周年であることは、アルファ乗りとして当然知っている話でしたが、同じく今年は、プジョーにとっても、創業200周年となる記念の年だったのですね。
RCZもいよいよ最初のデリバリーが間近となってきましたし、今年は、アルファロメオもプジョーも、面白い年になりそうですね☆