
一昨日は、念願の、アバルト・グランデプントに試乗することができました。
ノーマルのグランデプントに関しては、先日、プント・エヴォにモデルチェンジされましたから、アバルトについても、9月には、アバルト・プント・エヴォが日本にもやって来るらしいです。
つまり、新車のアバルト・グランデプントにお目にかかれるのも、あとわずか、ということですね。
昨年、アバルト500には試乗したにのですが、その時のブログにも書いたとおり、クルマのデザイン的には、アバルト500よりも、断然、アバルト・グランデプントのほうが、シブくて好みですが、果たして、「走り」の面ではどうなんでしょうか。






結論から書きますと「走り」に関しても、断然、アバルト・グランデプントのほうが、好みでした☆
アバルト500の時は、もちろん面白かったですが、期待していたほど、手放しで「面白い!!」と、感嘆符を2個も、つけたくなるほどではなかった、というのが、正直なところでした。
しかし、今回のアバルト・グランデプントは、ほぼ文句の無い面白さを味わうことができました。
その最大の要因は、一言で言えば、「クルマとの一体感」のような気がします。
自分の意のままのドライビングができる、そんな印象です。
このアバルト・グランデプントは、ご存知のとおり、アルファロメオ・MiToの兄弟車であり、エンジンは全く同じで、シャシーも共通です。
MiToには、数回試乗しましたが、今回、アバルト・グランデプントを試乗していて、当然のことながら、MiToとかなり似てるなぁ、と感じました。
ただ、クルマとの一体感や、足回りのカッチリ感は、わずかながら、アバルト・グランデプントが勝っているように感じました。
MiToは、自身の、昨年の「試乗車オブ・ザ・イヤー」に選んだクルマでしたが、単純な運転の面白さでは、アバルト・グランデプントは、わずかながら、MiToを上回る楽しさを感じてしまいました。
個人的には、このアバルト・グランデプントには、左ハンドル+MTしか設定が無いところも、非常に得点が高い要素の一つです☆
MiToについては、残念ながら、正規輸入されているモデルは、全て、右ハンドルしかありません。
輸入車のMTモデルに乗るなら、どうせなら、左ハンドルがいいですね☆
ということで、アバルト・グランデプント、想像どおり、素晴らしいクルマでした。
唯一注文をつけるとしたら、エンジン+排気サウンドが、もう少し官能性があれば、完璧だと思います。
これで、ツインスパークのようなサウンドが聞けるのならば、正直、「欲しい!」という衝動を抑えられなかったと思います(^^;
と言っても、MiToと同様に、他の、同クラスの1.4リッターのクルマと比較すれば、間違いなく、トップクラスの官能性を持った、サウンドを聞かせてくれますから、その点は、やはりイタ車ならではの面白さだと思います。
同じアバルトでも、アバルト500に比べれば、遥かにシブいデザインですし、MiToと比べても、やはりシブいですから、このアバルト・グランデプントは、まさに「渋い男のためのスポーツカー」という感じがしました。
久々に、面白いクルマに試乗できた、という感じがします。
同じアバルトでも、プント・エヴォよりもグランデプントのデザインが好きな方は、急いだほうがいいかもしれません(^^;
以上、アバルト・グランデプントの巻でした。

(↑2台のアバルト・グランデプントが並んだ姿は珍しいですね(手前が私が試乗したクルマ))

(↑なんと、奥に停めてあったクルマは、広報車でした。以下のURLの記事のクルマとナンバーが同じです!! ちなみにコレ、中古車として販売されていました(^^; )
http://www.webcg.net/WEBCG/impressions/i0000021018.html
http://www.carview.co.jp/road_impression/article/fiat_abarth_grande_punto/84/
http://autoc-one.jp/fiat/grande_punto/report-278664/
http://takumi-yoshida901.way-nifty.com/start/2009/04/post-bc42.html
http://www.nikkei.co.jp/style/car/impression2/012/
プントアバルトについては単純に見た目だけで
購入してもいいかなと。
それにしてもこの中古車価格なら1年前の自分ならイってそうです(笑)
断言します。貴方様が試乗したら、一発KO、その場でサイン、間違いないです(笑)
N店長に、裏技で発注しちゃいましょう!