そして、昨年デビューした、オープンモデルの500Cについても、やはり、男が乗るオープンカーじゃないよなぁ、という印象が強かったのですが、運転したらどんな感じなのか、その乗り味については、興味がありました。
そこで、昨日、お邪魔したディーラーさんに、500Cの試乗車もあったため、MiToコンペティツィオーネを試乗した後、続けて、500Cの試乗もさせていただきました。
試乗車は、2種類あるエンジンのうち、1.2リッターの「1.2 POP」で、ボディカラーはソリッドの赤でした。


昨日はあいにく、霧雨が降ったり止んだりの天候でしたので、幌は少しだけ開けて、出発したところ・・・

K.O.されました(^^;
いや〜、理屈抜きで楽しいです☆
走り出した瞬間に、顔がニンマリしてしまいました(^^;
恐らくこれは、MiToに乗った直後だったことが大きく影響しているとは思いますが、それにしても、走り出した瞬間から、その軽やか、且つ、開放的な走りに、思わず頬が緩んでしまいました。


「C」じゃないノーマルの500 1.2 POPの車重が980kgで、この500C 1.2 POPが1020kgですから、ノーマルよりも60kgも重いのですが、幌を開けることによる開放感が、その「60kg差」を帳消し、いや、それ以上に「軽やか」な感覚にしてくれていると思います。
電動の幌を、好きな位置で、簡単に開け閉めできるのも、とってもGoodです☆
また、TCTのMiToに乗った直後でしたので、500Cのデュアロジックも、これまた、とっても楽しく感じました。

昨日のブログにも書いたとおり、やはり積極的に走るなら、セレスピードやデュアロジックは、2ペダル車としては、最高に楽しく感じますね。
それにしても、スペック的には、軽自動車とさほど変わらない、わずか69psという、笑っちゃうくらい非力なエンジンですが、「運転の楽しさ」を測るうえで、いかに、エンジンスペックがどうでもいいかが分かりますね。
それよりも、やはり「軽さ(車重)」が重要だと、改めて感じました。
ということで、ハンドリングがどうだとか、エンジン官能性がどうだとか、そのような具体的なことは何も書いてないのですが、この500C、とにかく、走っていて気持ちがいいのです。
正直、直前に乗ったMiToよりも、断然楽しかった・・(^^;
MiToは、現在の1.4リッタークラスのカテゴリの中では、ダントツに刺激的なクルマだと思いますが、それでも、かつてのツインスパーク・エンジンのクルマに比べれば、官能性は大幅に劣ります。
今回500Cに乗ってみて思うのは、1.5リッター以下のクルマについては、そもそもエンジンの官能性を求めるのが無理だから、別のベクトルで、つまり、この500Cのように、運転した時の全般的な「軽やかさ」みたいなところで勝負すべきだな、ということです。
147GTAや、147ツインスパークのエンジンの官能性を知ってしまった人にとって、MiToで満足感を得るのは、正直、なかなか難しいと思います。
でも、全く違う路線の、この500Cなら、少なくとも私は、大いなる満足感を得ることができました。
やっぱりクルマは、乗ってみないと分からないですね。
これで、もう少しボディカラーのバリエーションが豊富だったりしたら、真剣に、我が家のメインカーにしてもいいくらいに思ってしまいました(^^;
それと、500Cがこれだけ楽しいなら、MTバージョンの1.2 SPORTも、相当期待できそうです☆
ちなみに、並行モノだと、こんなモデルも手に入るそうです。
0.9リッター・ツインエアのエンジン(85ps)。トランスミッションはMT! ボディカラーも選び放題。まさにヨダレものですね・・(^^;
この500Cに関しては大変嬉しい誤算でした。
MTが待ちきれません☆
まさに、嬉しい誤算とは、このことですね。
正規輸入モノで、500CのMT出たら、真剣にヤバいです(^^;
先日クラブマンで走っていた時500Cと
すれ違ったのですが、これがホワイトに
バーガンディーの幌、更に運転していた
のは女性!!!
もうセンスありすぎです(笑)
ワタシもツインエア、非常に興味あるんです。
なぜなら、一部の部品開発に関わったから♪
チンクの場合、MINIに対して正攻法では勝てません(笑)
まさにこの500C的なノリが、チンクの真骨頂だと思いました。
ところで、、なんとツインエアに関わっていらっしゃるとは!
お差支えなければ、どんな部分ですか(^^;