


日本におけるブルース・ウィリスを使ったクルマのCMといえば、やっぱりレガシィっていうイメージがありますね。
レガシィのCMのときは、違和感を感じない、良い使い方だったと思います。
一方、今回の、ミラ・ウース、じゃかった、ミラ・イース。
あれだけの大物俳優を使いながら、あのようなCMを作ってしまうダイハツのセンスには、やっぱり苦笑するしかありません(^^;
と、CMは、どうしても好きになれない私ですが、肝心のクルマそのものはどうなんだ? ということで、本日、試乗した次第です。
結果を一言で言うと・・・
ミラ・イース、素晴らしい! という印象でした☆
もちろん、本来私が求める「エモーショナルなドライビング」や「ファン・トゥ・ドライブ」みたいな路線とは、全く違うクルマです。
しかし、「エコを楽しむ」という観点からすると、このミラ・イース、私が今まで試乗した、いわゆる「典型的なエコカー」の中では、もっとも上手にエコが楽しめるクルマだと思いました。
なぜなら、それほど苦労することなく、カタログ・スペック以上の燃費を叩き出すことができるからです。
しかも、ハイブリッドやEVでもない、純粋なガソリン車であるところが、余計に凄い。
かといって、何か別の部分を大きく犠牲にした、というような印象はありません。
乗り味も、後席を含めた居住性も、軽自動車という点で見れば、十分過ぎるほど合格です。
今日は、1回目の試乗は、「私、友人、営業さん」の大人3名で乗車し、且つ、エアコンを強めにかけて、約20分ほどのコースを試乗しました(運転者は私)。
いつもよりも多少、燃費に優しい運転にこころがけたところ、トータル燃費は、24km/Lでした。
ミラ・イースの燃費は、JC08モードで30km/Lですから、まぁ、十分、良い数字だと思います。
そしてお次は、ドライバーを友人に替わり、営業さんは同乗せず、大人2名での乗車にて、同じコースを試乗しました。
今度は、さらに良い燃費を目指すため、今日はこの熊谷地方も30℃近い夏日でしたが、気合いを入れエアコンもオフに(^^;
すると、試乗を終え、トータル燃費を確認したところ、なんと、36km/Lジャスト!!

( ↑ 出た! トータル燃費、36km/Lの衝撃)
高速道ではなく、普通の街乗りコースなのに、カタログ値を6kmも超えてしまいました。
ミラ・イース、恐るべし、です。
しかも、このミラ・イース、、メーターパネルも、パネル内の表示も、いずれも大きくて見やすく、且つ、エコ運転を意識させる非常に上手い仕掛けがしてあるため、とかくストレスが溜まりやすいエコ運転が、むしろ楽しくできる、そんな作りになっているところが、素晴らしいと思いました。


燃費表示が10・15モードの場合、いくらカタログ・スペックが30km/Lとか書いてあっても、得てして、実燃費とはかなりの開きがあるケースが多いと思います。
しかし、このミラ・イースは、JC08モードで30km/Lであり、且つ、実際の試乗で、それが決して大袈裟な数字ではないことが証明されました。
この分だと、高速道で上手く走れば、40km/Lも超えてくるでしょう。
小型車ならハイブリッドなど要らない、ということが証明されたと思います。
車重の軽い、軽自動車とはいえ、ガソリン・オンリーで、且つ、この値段(最低価格79万5千円)で、乗り味やクルマの質感を犠牲にせず、これだけ素晴らしい燃費を叩き出すクルマを作ったダイハツには、敬意を表したいと思います☆
あくまで「2台体制」ということが前提ですが、これなら、2台のうちの1台として、十分「欲しい」と思えるクルマでした。
もちろん、「エモーショナルなドライビング」とかを求めないなら、1台体制であっても、十分、メインカーとして使えるクルマだと思います。
あとは、あのCMだけなんとかしてもらたら、それでいいです(笑)
以上、ダイマツ ミラ・ウース、もとい、ダイハツ ミラ・イースの巻でした。
同じ理由で、購入までしちゃいました(^^
購入されたんですか、羨ましいです〜☆