会場には、20台あまりのホンダのクラシックカーが勢揃い。

うち、8割がたは、S600とS800で占められていました。
S600は、販売されたのが1964〜1965年。私が生まれる前です。
全長が3,300mm、全幅は1,400mm。そして車重は約700kgのボディに、名前のとおり600ccのエンジンを積みます。
このサイズは、例えば、先日試乗したミラ・イースが、全長3,395mm、全幅が1,475mmですから、まさに現在の一般的な軽自動車とドンピシャなサイズです。
でもS600のほうが、低くてロングノーズな分、現在の軽自動車よりは遥かに長く見えます。
このスペックをFRで駆れるんですから、想像しただけで運転が楽しそうですね☆
一方、S800(エスハチ)のほうは、販売されたのが1966〜1970年。ちょうど私が生まれた頃です。
サイズは、全長3,335mm、全幅1,400mmと、S600とほぼ同じですが、車重が755kgと約50kgほど増えていて、名前のとおり、エンジンは800ccになっており、馬力がS600の57psから、70psにアップしています。
外観上、S600と違うのは、S800のエンブレムと、エンジンフードに膨らみがあることですが、これはダミーだそうです。



S600もS800も、エンジン+排気サウンドは、想像していたよりも静かでしたが、いずれにせよ、両車ともファン・トゥ・ドライブに満ちたクルマであることは間違いなさそうです。
そんなクルマを今でも所有しているオーナーさんが羨ましいですね。
ちなみに、今から手に入れようと思うと、いくらくらいで買えるのかな、と中古車情報サイトを見てみたところ、S800は、今日現在、2台登録されており、それぞれ325万円と400万円でした(^^;
S600は4台登録がありましたが、下は250万円から上は375万円(^^;
クルマの中身を考えると、とても一般人に、手が出る値段じゃないですね(^^;
やはり、私ら庶民には、せいぜいビートくらいが精一杯ですね(^^;
(でも、ビートも、そのうち、もっとプレミアがつくかもしれないですね)
(会場にはこんなクルマも展示されていました ↓ )





