クルマとPCは、今までいったい何台買い替えたんだ、という生活を繰り返してきましたが、ここへ来て、その「買い替え病」は、カメラ分野にも浸食してきた模様です(^^;
というのも、あれだけ惚れ込んでいた、E-300とNEX-5を手放し、このたび、CanonのEOS Kiss X5に買い替えました。
コダックブルーが味わえるオリンパス E-300は期待に違わぬ、素晴らしい発色で空の撮影を楽しませてもらいましたが、予想はしていたものの、いかんせん、精彩感に欠け、メインのデジ一として使うには、ちょっと物足りない印象がありました。
(E-300(800万画素)を買うために手放した600万画素のニコン D50のほうが、むしろ精彩感はあった気がします)
やはり今となってはE-300は、それとは別にメインのデジ一を持っている人が、空撮り用としてサブに持つ、みたいな使い方をするのが良さそうです。
クルマで言えば、ビートみたいな存在でした。
ということで、悩みはしましたが、E-300に代わる、「メイン機」として導入したのが、ミラーレスのソニーのNEX-5でした。
NEX-5は、一番安いデジ一(例えばペンタックスのK-rあたり)と変わらない値段でしたので、単純に撮影に集中することを考えれば、K-rとかを選んでおいたほうが良かったんでしょうけど、さすがに、E-300とK-rを持ってても、似たようなカタチであり、面白みに欠けるかな、ということで、そのスタイルとAPS-Cサイズの撮影素子であることに惚れ込んだNEX-5を敢えて「メイン機」として選んだわけです。
つまり、外観上は、「デジ一」であるE-300がサブ機で、「ミラーレス一眼」のNEX-5がメイン機という、敢えて、いびつな組み合わせを構築しました。
(正確には、NEX-5に行く前に、パナソニックのGF1に行きましたが(^^; )
そういえば、ミラーレス機の楽しみの一つである、巷に溢れたいろいろなレンズを装着する楽しみにも惹かれました。
そんなわけで、「メイン機」として選んだNEX-5も、期待に違わぬ高画質であり、さすがに2004年発売で800万画素のE-300に比べると、ミラーレスでありながら、明らかに精彩感やくっきり感は、上でした。
また、このNEX-5は他社のミラーレス一眼機とは一線を画したデザインが大変気に入り、購入した後も、所有満足度はとても高いものがありました。
がしかし、、、分かってはいたものの、日を追うごとに、やっぱり自分はきちんと写真を撮る時は、ファインダーを覗いて撮りたい、と思うようになってきたのです。
ファインダーではなく、液晶ライブビューを見ながらの撮影は、クルマでいえば、やっぱり”オートマ”的な感覚なんですよね・・・
それと、ミラーレス一眼機の大きな楽しみの一つである、オールドレンズをはじめとした、規格外のいろいろなレンズを装着して撮影することについても、結局、レンズだけでなく、マウントも必要になりますし、よほど懐に余裕が無いと、楽しめないんですよね。。。
その他、諸々も含めた悩みを抱えながら、ここ2、3ヶ月を過ごし、結局、大変気に入っていたその2台のカメラを売りに出し、きちんとしたデジタル一眼レフ(といっても、予算的に、入門機を買うのが精一杯ですが)の1台に絞ることにしました。
そうそう、iPhone 4Sの存在も忘れてはなりません。
従来使用していたiPhone 3GSは、サブカメラとして使うにはちょっと心もとなかったですが、iPhone 4Sになってからは、画質が劇的に良くなったため、この4Sがあれば、本当にコンデジ要らずの状態になったことも、今回、メイン機を買い替える一つの要因になりました。
ということで、正直、予算が許せば、「趣味なら本気で」というコピーが突き刺さる、ワンランク上のEOS 60Dあたりが欲しかったのですが、ちょっとそこまでは出せなかったので、初心者向け入門機であるEOS Kiss X5を選びました。
「趣味なら本気で」の60Dに対し、このX5のコピーは「こども大好キッス!」(苦笑)
「一眼でおしゃれあそばせ」のGF1を思い出してしまうコピーですが、まぁ、入門機なので仕方ないッス(^^;


とはいえ、X5は入門機とはいっても、60Dと同じ撮影素子を使っているようですし、スペック的には、まさに3.2リッター・アルファV6の147 GTAみたいな感じで、当方にとっては、完全にオーバースペックのカメラですから、十分です。
ニコンやペンタックス等のデジ一も考えましたが、実は、以前、ニコンD50を買う前に使っていた、銀塩一眼レフが、キャノンのEOS Kissであり、銀塩とデジタルの違いはあれど、その2台の一眼レフを使ってみて、正直、自分にはニコンよりもキャノンのほうがしっくり来るかな、という印象があったので、今回、またEOSに戻ってきました。
これからは、このX5で、少しでも撮影技術に磨きがかかればいいなと思っています。
ちなみに、手放したE-300は、上記のとおり、所有したクルマに例えれば、まるでビートのようなカメラでした。
E-300のコダックブルーは、ビートの、スペックを超えた痛快無比なドライビングに通ずるものがありました。
そして、NEX-5のほうは、例えるなら、アルファロメオ・ブレラのようなカメラでした。
とにかく、そのエクステリアデザインにK.O.され、運転しても極めて楽しい。ブレラに乗っている自分が好き、みたいな(笑)
ミラーレスの中で、敢えてNEX-5を選んだ自分が好き、みたいな(笑)
ビートとブレラは、今まで所有したクルマの中で、また手にしてみたいという思いがある、素晴らしい味を持った、筆頭の2台なんですが、E-300とNEX-5についても、手放すのは本当に惜しいのですが、もし宝くじにても当たったら、また手にしてみたいと思っています。
ということで、クルマ大好キッス、じゃなかった、"こども大好キッス"なX5と、これから少しでも長く付き合っていきたいと思います☆
(告白)
実は、この記事とこの記事は、既にX5で撮影した写真でした(^^;
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おぉ!canonにされたんですか!!
これは夜景でも狙いにいかないとなりませんね!(笑)
・・・しかもダブルズームキットだ!
正直、先日、貴方様とお会いしていなければ、こんなことにはならなかったのに。責任とってください(笑)