2012年01月29日

本日の試乗 「AlfaRomeo 新型Giulietta」

いやぁ、長いこと待たされましたが、ようやくこの日を迎えました。
新型ジュリエッタの試乗です。

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最初に対面したのは、一昨年の夏でしたが、そのときは、外観を拝むことしかできませんでしたので、コクピットに座ることができたのも今回が初めてです。



まずそのエクステリア・デザインですが、ディーラーには、アルファレッドのスプリントとコンペティツォーネ、そして白のクアドリフォリオヴェルデの3台が置いてありました。

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( ↑ スプリント(試乗車))


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( ↑ クアドリフォリオヴェルデ)




ボディカラーについて、このジュリエッタに関しては、これまでのアルファロメオとは異なり、白が一番似合うかな、という気がします。

ジュリエッタのフロントマスクのデザインについては、前々から申し上げているとおり、ワタシ、8Cの顔は好きなんですが、MiToと、このジュリエッタのいわゆる「8C顔」には、それほど惹かれないんですよね。。。
お顔に関しては、ブレラ159あるいはGT147GTAのほうが、遥かに好みです。



対して、このジュリエッタの後姿は、なかなかのベッピンさんだと思います。「Giulietta」のロゴも素敵ですね。

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一方、細かいことですが、ホイールのデザインがなんか普通のクルマっぽくなりましたね。やっぱり、アルファといえば、丸穴デザインのホイールのほうがカッコいいと思うのですが、デザイン的に、ジュリエッタには丸穴は合わないかもしれないですね。。




ちなみに、たまたまスプリントとクアドリフォリオヴェルデが隣同士で停めてあったので分かりやすかったのですが、車高はかなり違います。

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18インチ・ホイールを履くクアドリフォリオヴェルデのほうが、車高は5cm以上低く見えました。見た目のカッコよさ、という点で、この違いは結構大きかったです。





次に、今回が初体験となるインテリアです。
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スプリントのファブリックシートは、アルファにしては、ちょっとフツウっぽ過ぎてワクワク感に欠けるかな、という印象ですが、クワドリフォリオヴェルデのレザーシートは、さすがにイイ感じです☆
(もっとも、ワタシの147GTAのイモラ・レザーには敵わないですが(笑))

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( ↑ スプリントのファブリックシート)


ダッシュボード周りについても、スプリントはちょっとチープな感じがありますが、クアドリフォリオヴェルデの「ダークブラッシュドアルミニウム」はクールでいい感じですね。

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( ↑ スプリント)


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( ↑ クアドリフォリオヴェルデ)



ということで、いずれにしても、どうしてもクワドリフォリオヴェルデを見てしまうと、あらゆる部分で、「見てくれ」は、クアドリフォリオヴェルデのほうが、良く見えてしまいますね。



なお、居住性に関しては、後席は、身長170cmの私であれば、ある程度ゆったりと座ることができるので、ファミリーカーとしても全く支障がないと思います。
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そして、いよいよ待ちに待った試乗です。

今回、試乗車は、スプリントのみ用意されていました。

エンジン始動時は、迫力がある、という感じではなく、フツウのクルマという印象です。

さすがに、排気量が1.4リッターしかないので、そこは仕方ないですが、ただ、1.4リッターといっても、ジュリエッタの1.4リッター・マルチエア・エンジンは、MiToクアドリフォリオヴェルデと同じスペック(170ps)とのことなので、パフォーマンスはそれなりに期待できそうです。

早速試してみたところ、D.N.Aシステムの「N(ノーマル)」モードでも、過不足ない十分な加速をしてくれました。
よって、「D」に変えると、想像どおり、「強烈」とは言わないまでも、十分「速い!」と感じる、速さを見せてくれました。

そしてMiToともっとも大きな違いを感じたのが、足回りです。
一言で言うと、プジョーの「猫足」みたいな感じです。

今から15年ほど前になりますが、当方、輸入車の世界に入ったきっかけが、フランス車の強靭かつしなやかな足回りに魅了されたからなんですが、このジュリエッタは、まるでフランス車のようなしなやかな足の動きをしてくれます。

私のアルファロメオ歴はたかだか5年くらいですが、少なくとも、アルファでこういう「強靭かつしなやか」な足回りのクルマは、自分にとっては初めてです。

同じく、これまた今までのアルファとは違うな、と感じたのが、ハンドリングです。

新開発の車速感応式電動パワステは、ステアリングの切り始めに、若干「電子制御」っぽさを感じますが、全体の動きとしては、まるでFR車のように、「クルリ」と「ヌメっ」という感覚が同居した感じ(言葉で表すのが難しい(笑))の、スムーズで気持ちのいいハンドリングでした。



この「足回り」と「ハンドリング」の組み合わせが、従来のアルファロメオと、もっとも異なる印象であり、まさしく「進化したアルファ」という感じでした。


よって、「乗り味が洗練されたMiTo」という言い方をしてもいいかもしれません。



デュアルクラッチのTCTについては、MiToと同様、極めてスムーズ且つクイックにシフトチェンジしてくれるので、セレスピードのような違和感を感じることはほとんど無いでしょう。

そういう意味では、今までのアルファロメオ車に比べ、今後、日本車から乗り換える人がかなり増える気がします。

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( ↑ TCTレバー)



おっと、アルファといえば忘れてはいけないのがエンジンですが、このジュリエッタ・スプリントは、147の1.6もしくは2リッターの後継という位置づけになろうかと思いますが、エンジンの面白さという点では、もう断然、147に積まれていたツインスパークの勝ちです。

まぁ、アルファに限らず、どこのメーカーも、エンジンはダウンサイジングされ、それとともに官能性も失われてしまったので、仕方ないですね。

ただ、「1.4リッター」ということで比べれば、現在新車で売られている、世界中のどの一般的乗用車よりも、おそらく官能性は一番高いのではないかと思います、このジュリエッタ(およびMiTo)のマルチエアは。
この辺りは、さすがアルファという感じです。





それと、エンジンサウンドは、ツインスパークよりもかなり官能性が失われましたが、逆に、今回の試乗車にはBOSEサウンドシステムが搭載されており、オーディオという点では、かなり音がイイです♪

私の147GTAの「なんちゃってBOSE」と違い、これは「ホンマもんのBOSE」だと思います(^^;











ということで、新型ジュリエッタ。

残念ながら、クアドリフォリオヴェルデの試乗車は用意されておらず、比較ができませんでしたが、スプリントについては、乗り味はかなり好印象でした。

私の場合、マニュアル車にしか興味がないので、是非、マニュアルも試してみたいですが、1.4リッターモデルとしては唯一マニュアルを選べる、75台限定の「コンペティツィオーネ アルフィスティ」は、残念ながら、既に「完売」の模様です・・・

よって、これからジュリエッタのマニュアル車を希望される人は、必然的に、クアドリフォリオヴェルデを選ぶしかなさそうです。。。
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( ↑ クアドリフォリオヴェルデの6MTシフトレバー)




それから、先代の147ツインスパークに比べると、新型ジュリエッタは、純粋に「運転する面白さ」というものは薄れてしまったと思いますが、じゃあ、似たようなスペックのライバルメーカーの現在のクルマに比べると、やっぱり「アルファしてる」と思いますし、運転の官能性は秀でていると思います。



いずれにせよ、スプリントも良かったですが、やっぱり、147GTA乗りの私としては、クアドリフォリオヴェルデの乗り味がどんな感じなのか、非常に興味があります。
1750直噴ターボ自体も試したことが無いので。
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とにもかくにも、大変長い間、待たされましたが、ジュリエッタが無事、日本発売開始され、めでたしめでたし、という言葉で、本日の試乗記をシメたいと思います。




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( ↑ クアドリフォリオヴェルデ)


 






posted by Joy at 00:24| Comment(0) | TrackBack(0) | AlfaRomeo | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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