MIIN ONE Crossover納車後初となる試乗は、トヨタ 86(ハチロク)となりました。
BRZでも86でもどちらでもいいから早く乗ってみたかったのですが、ようやく実現しました。
実は、既に先週、一度、86の試乗に行って来たんですが、なんと2時間半待ち・・( ゚ ρ ゚ )
自宅から1時間以上離れたディーラーだったので、待とうか迷いましたが、結局、その日の試乗は諦め、本日、再度トライとなりました。
ということで、降りしきる雨の中、ボディカラーがブラックの試乗車とご対面。
グレードは、下から2つめの「G」というモデルです。
先日見たBRZと同様、この86(もしくはBRZ)は、ブラックが一番カッコいいと思いますね。
早速、着座位置の低いコクピットに乗り込み、エンジン始動。
前回のBRZのときも書きましたが、もうちょっとインテリア・デザインが洗練されているといいんですが。
エクステリアはかなりカッコいいのに、中に乗り込むと、どうしても、一般的な日本車に乗ってる感覚から抜けきれないのがちょいと残念です。(だって日本車だから当たり前だろ、と言われたらそれまでですが(^^; )
そして、いよいよ試乗開始。
ちなみに、試乗車は幸運にも6速マニュアル車でした。
クラッチペダルが随分と軽く、ちょっと拍子抜けしましたが、それとは対照的に、この6速MTのシフトチェンジの感覚は、ショートストローク且つカッチリ感が、大変好印象でした。シフトチェンジが最高に楽しいです。
次に、「おっ」と思ったのが、エンジンサウンドです。
アクセルを踏むと、気持ちの良いエンジンの重低音が、室内に響きます。
後からカタログを読んだところ、やはり「サウンドクリエーター」なる、アクセルワークに連動し、吸気サウンドをコクピット内にダイレクトに導入させる仕組みが入っているそうです。
輸入車勢に比べ、「音質」は劣りますが、この迫力の重低音は、かなり気持ちが良いです。
ちなみに、加速感自体は、特別速いという印象は無かったですが、個人的には、これくらいの加速感はちょうどいいと思いました。
(よって、速さを求める人には、物足りないでしょう)
一方、個人的に一番気になったのが、コーナーの立ち上がりでの加速時の、エンジン回転数の落ち込みです。
コーナーを立ち上がる度に、「あれ? このクルマって、ターボだったっけ?」と思うほど、まるでドッカンターボのようなタイムラグを感じました。
たまたま試乗車の個体の問題なのか、はたまた、私の運転の仕方が悪いのか分かりませんが、せっかくノンターボなのに、このターボラグのような感覚は、「運転の気持ちよさ(特にハンドリングの気持ちよさ)」を大きくスポイルしてしまうと思います。
あいにく、86の真骨頂であるハンドリングについては、たかだか10分程度の試乗でしたので、楽しむことはできませんでしたが、「きっと楽しいんだろうなぁ」という予感を抱かせるものは感じました。(ただし、上記のターボラグのような感覚が気になります)
ということで、本当に短い時間の試乗しかできませんでしたので、多くは語れませんが、ショートストロークのシフトと、迫力のエンジンサウンドの2点は、大変気持ちよかったですし、総合的にも、魅力的かどうか、と聞かれれば、間違いなく「魅力的なクルマ」と言えると思います。
後席はファミリーカーとして使うには相当厳しいですが、もし私が独身だったら、十分、購入候補の選択肢に挙がるクルマだと思います。
機会があれば、もう一度、もうちょっと長い時間、試乗してみたいと思いました。
以上、簡単ですが、86の試乗記を終えさせていただきます。
追伸:
本日同乗されたトヨタの営業さんに「86とBRZは、足回りとかセッティングが違うと聞いたけど、どうなんですか」と尋ねたところ、苦笑して口を濁しておられましたが、どうも実際には差はないような言い方をされていました(^^;
2012年04月14日
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社名と車名からBRZでしょうね。
もちろん<ヨタ8>に魅かれる人も多いでしょうが。
ですね。当方も以前ブログにも書きましたが、その2台なら迷うことなくBRZですね(^^;
個人的にはあまり魅力を感じないと言うか…。無難すぎるデザインと言うか…。
値段的にも高いし、実質二人乗りなんで独身の人で車好きって人しか買わないような気がしますね!!
ミニバンばかりでもつまらないからこういう車も必要なんでしょうけど…。
そうですね、特に内装はノーマルグレードであっても、もう少しワクワク感が欲しいところですね。
これなら、もっとコストを抑えて、価格も150〜200万円くらいで出してくれたほうが面白かったかもしれないですね。。