実はそれまでの間、何台か試乗はしているのですが、イマイチ感性に響かず、くわえて昨年から仕事が随分と忙しくなったこともあり、ブログには書かず終いでした。
さらに、MyジュリエッタQVに十分満足しているということも、理由のひとつでしょう。
てなことで、今年最初の試乗記事を飾るのは、今月19日に発売されたばかりの、二代目コペン、その名も「コペン・ローブ」です。
このコペン・ローブとは、今回の二代目コペンのスタンダードモデルの名称とのことで、今秋には「Xモデル」も発売され、ローブとの2グレード体制でいくようです。
そして来年には、先代モデルを彷彿とさせる丸目コペンもデビューするみたいです。
とにもかくにも、元コペン(初代)乗りの当方としては、今回の2代目も乗らないわけにはいかない、ということで、早速試乗してまいりました。
欲を言えば、5MTモデルに乗りたかったんですが、本日お邪魔したディーラーさんの試乗車はCVTモデルでしたので、それはそれで、喜んで試乗させていただきました。
しかも、我が家のかつてのコペンも、かみさん用に買ったこともありCVTモデルでしたから、比較もしやすいです。
今日の熊谷地方は午後から大雨となりましたが、ちょうど夕方、ダイハツ・ディーラーさんにお邪魔する頃に、一時的に雨が止んだため、コペン・ローブをオープンにして、たっぷり試乗することができました☆
ということで、試乗してみての感想ですが、先代(初代)コペンに比べ、もっとも変化を感じたのは、
・ボディ剛性が高まった
・排気音が一層カッコよくなった
の2点です。
剛性については、乗り込んだ瞬間から「お? 先代とは違う」と感じさせる、大きな変化でした。
先代のコペンは、足回りをはじめとして、どうしても「薄っぺらい感覚」がしており、飛ばしている時などはコーナーなどで若干、不安感を抱いていたのが正直なところなんですが、今回のコペン・ローブは、そのような「怖さ」がかなり払拭されていると思いました。
まぁ、その分「軽快さ」は若干失われた感がありますが、剛性感と軽快感はどうしても、どちらかを取ればどちらかを失うことになりがちな部分ですので、仕方ないですね。
それと、上記のとおり、特にオープン走行をした際に思ったのは、排気音の迫力が増したことです。
Myコペンを手放してから、もう5年以上経つので、正確な記憶ではないものの、自分が乗っていた先代コペンの時よりも、今回のコペン・ローブは、音量・音質ともに、磨きがかかった気がします。
排気音のカッコよさは、オープンモデルにとってはとても重要だと思うので、この点は歓迎ですね☆
一方、先代コペン同様、エンジンサウンドは、お世辞にもカッコいいとは言えませんでしたが、まぁ、「軽」ですから仕方ないですし、上記のとおり、排気音が十分カバーしてくれてると思います。
それと、今回試乗したのはCVTモデルでしたが、やはりオートマ・モードで運転している時は、若干萎えるものがあります。
スポーツ・モードにして自分でシフトチェンジしたほうが、面白いですね。
これは、自分が乗ってた先代コペンと同じ感覚です。
ただ、それよりもやっぱり、コペンのようなクルマは、マニュアル・トランスミッションで運転するに限るなぁ、とあらためて思いました。
ちなみに、今回のこのコペン・ローブですが、現時点ではまだレザーシートの設定が無いそうです。
個人的には、こういうクルマは是非レザーシートで乗りたいんですが、まぁ、先代コペンのように、そのうち、オプションも充実してくるのでしょうね。
(先代コペンのアルティメット・エディションは素晴らしかったですね〜。なんといっても、レカロ&momoステ&ビルシュタイン&BBSの組み合わせは超魅力的です☆)
最後にスペックの簡単な比較ですが、車重については、
・先代コペン 840kg
・コペン・ローブ 870kg (いずれもオートマ・モデル)
ということで、約30kgの重量増。
まぁ、この辺は、剛性アップ等の影響でしょうかね。
んでもって、車両本体価格は、
・先代コペン 1,572,900円(MT、オートマとも)
・コペン・ローブ 1,798,200円(オートマ)、1,819,800(MT)
となっており、22万円以上の値上げとなってしまいました。
ただ、先代はノーマルだとハロゲンライトだったりしたので、まぁ、22万以上高くはなりましたが、価格相応というところでしょうか。
面白いのは、先代はMTモデル、オートマモデルとも同価格だったのに、今回のコペン・ローブは、MTモデルのほうが2万円以上高いんですよね(^^;
最近、こういうスポーツモデルのクルマで、オートマの価格とMTの価格の逆転現象が起きてますね。
MTモデルに乗る人達がほとんど存在しなくなってきたので、大量生産できない分、コストがかかるってことでしょうか(^^;
ということで、二代目コペン。
やはり、個人的には、圧倒的に初代コペンのデザインのほうが好きだったので、ビミョ〜なところですが、それでも、試乗すると「やっぱ、オープンっていいなぁ☆」と思わせてくれる、楽しいクルマであることには間違いありません(^^)
あ、最後に補足ですが、今回お邪魔したのは、以前、Myコペンを購入したディーラーさんなんですが、現在の国産車ディーラーの中で、ダイハツは一番居心地がいいのではないか、とあらためて思いました☆
ホームページに乗っている「ダイハツカフェ」の謳い文句は、嘘じゃないです☆
営業さんの対応も、受付の方の対応も、店内の雰囲気も、とてもGOODで、また来たくなるお店でした〜(^^)
最近、ディーラーの対応(特に輸入車)の質が、イマイチ落ちてきたと感じているので、今日のダイハツは非常に好印象でした。
以上、コペン・ローブ試乗記でした〜
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