ただ、そういう魅力的なクルマが最近はほとんど出てこないんですが、久しぶりに「これは一度は運転してみたい」というモデルに遭遇しました。
先月から発売開始された、日産のノート NISMO Sです。
このNISMOバージョンには「NISMO」と「NISMO S」の2種類あり、前者の「NISMO」は、フツウのノートとベースが同じ1.2リッターエンジンが積まれており、加えて、トランスミッションがCVTということなので、MT 病の私には、興味無し(笑)
一方、後者 「NISMO S」のほうは、フツウのノートには設定の無い、1.6リッターエンジンを積んでおり、トランスミッションもMT。
そして、このNISMO Sは、外(そと)も中も、ありとあらゆる箇所に手が加えられており、エクステリアデザインもかなりカッコよくなってます。
ということで、本日、試乗に行ってまいりました。
まず、その「見た目」ですが、想像以上にカッコいいです。
現在、国産のこの手のクルマはめっきり減ってしまいましたが、似たようなコンセプトと言っていい、スイフトスポーツやフィットRSに比べると、断然、このノートRSのデザインが好みです。あくまでも個人的感覚ですが。
特にエアロのデザインが効いていて、フツウのノートとは別物と言ってもいいクルマに仕上がっていると思いました。
内装についても、スエード調シートやアルカンターラのステアリングの質感がとてもイイ感じですし、それぞれ座り心地、握り心地も大変良かったです。
そして、何はともあれ、この手のクルマは、やはり「乗ってナンボ」ですので、早速プッシュ式エンジンスタートボタンを押し、試乗へと出発しました。
運転した感想は・・・
これ、ヤバいです。かなり素晴らしかったです☆
エンジンスペックは馬力140PS、トルクは16.6kgf・mと、スポーツカーとしてはかなり平凡な数字ですが、その数値以上のキビキビ感があり、しかもNAなので、出だしから非常にスムーズに回ります。やっぱNAはイイです。
しかも、排気音も程よくイイ音にチューニングされており、気持ち良かったです。
そして、ボディ剛性感と足回りに関しても、素晴らしかったです。
固めですが、決して不快ではない絶妙なセッティングが施されており、これは、山道とか走っても、相当気持ち良く走れるのではないかと予感させられました。
この素晴らしい足回りに伴って、ハンドリングについても、大変気持ちよく感じましたが、さすがに、市街地かつ短時間の試乗でしたので、本領発揮はできませんでした。
いずれにせよ、総合的に見て、このノートNISMO S、このまま自宅まで運転して帰りたいほど、好印象でした。
ジュリエッタQVは、正直、私のような素人には、オーバースペックですが、このノートNISMO Sは、「普通の人」にとっては、まさに「ジャストフィット」と言っていい、素晴らしい乗り味のスポーツカーに仕上がっていると思います。
お値段は2,244,240円と、前述のスイスポよりも50万、フィットRSよりも30万円ほど高いので、決して安くはないですが、内容を考えれば、むしろ「安い」という感じです。
オプションでレカロシートが設定されていますが、正直、標準仕様のシートも、相当イイ感じでしたので、個人的にはそれで十分でしたし、その他のオプションも、特に要らないと思いました。
今から5年以上前に、先代マーチ12SRに試乗し、その時もなかなかの好印象でしたが、そのマーチSRよりも、何もかもが、格段に良くなった感があります。
ということで、このノート NISM S。
ここ2〜3年で試乗した国産車の中では、もっとも「欲しい」と思えるクルマの1台でした☆
僕も先週試乗しましたよ!
ヤバいね。エンジンの吹け上がりやしょっくのいなし、ボディの硬さ加減…
オプのレカロシートもぴたっときまるし。
乗り出し30弱ですか。このお金だせるなら他の選択肢もあるので大いに迷いそうですね!
お、試乗されましたか!
まじ、ヤバいっすよね〜
やっぱ、すーさんとは好みが似てますね(^^)
確かに、レカロつけちゃうと、一気に乗り出し300万が見えてくるので、そこまでいくと、さすがに値段的には、ちょっと考えてしまいますね(^^;