現在、自室の本棚に残っているこの2冊も含め、今まで徳大寺さんの書かれた単行本は少なくとも5冊は買いました。
当方、恐らく、クルマ関係の書籍のうち、雑誌とかスーパーカー大百科みたいなもの以外の、文字としての「読み物」という位置付けでの単行本を初めて買ったのが、あの「間違いだらけのクルマ選び」だったと思います。確か、今から20年以上前、運転免許を取る直前(もしくは直後)の、大学生の頃だったと思います。
以降、今思えば、当方の「クルマの選び方」や「ドライビングテクニック」に関しては、徳大寺さんに、相当影響を受けていることは間違いありません。
当方、「自分から事故らない」ということは当然として、一歩進んで、いかに「もらい事故に遭わないか」という、「防衛運転術」ということも常に意識しつつ、普段、運転しているつもりですが、その「防衛運転」ということも、昔、徳大寺さんの本で初めて学びました。
あるいは、クルマ選びという点でも、自身にとっての最初の純粋な輸入車として、プジョーやシトロエンという仏車を選んだのも、少なからず徳大寺さんの書かれた内容が影響しています。
一度は間近でお会いしてみたかったものです。
ご冥福をお祈りいたします。