海外の「アニメ」作品の中では、当方、このトイ・ストーリー三部作が最も好きと言ってよく、ストーリー、演出、デザイン等あらゆる面で見事な作りになっていると思っているのですが、トイ・ストーリー3が、巷でも言われているとおり「完璧なエンディング」となったため、「続編を見たい」という思いはあるものの、そこはグッと堪えて、「三部作」のまま終わらせたほうが、作品としての価値も傷がつかないのではないか、と思ってました。

三部作、といえば、当方にとって、すべての映画の中で一番のお気に入り、と言っていいマトリックス三部作(アニマトリックスは含まず)も、続編があれば観たい、という思いが無いわけではないですが、やはり、三部作のラストできっちりとカタがついたと思うので、「三部作」のままで終わらせておいてよかったと思っています。(もちろん、この先「100%、続編が無い」とは言い切れませんが(笑))
同じく、ボーン・シリーズやロード・オブ・ザリングの三部作も大好きですが、どちらも、その後、続編的な作品が作られ、若干、トーンダウンした感があります。
もっとも裏切られたのは、パイレーツ・オブ・カリビアン・シリーズです。
最初の三部作は、めちゃめちゃ好きだったんですが、監督が変わった四作目には、残念ながら失望しました。
最初の三部作が無ければ、四作目も、一つの作品としてはそこそこ面白かったのかもしれませんが、最初の三部作があまりにも好みだったので、監督が変わり、一気に作品のトーンが、それまでの「奥深さ」みたいなものが無くなった感じがしました。
これまでも何度かブログに書いたと思いますが、映画にとって、脚本や音楽、俳優などの重要なファクターがあるものの、ダントツで一番重要なのは、やはり「監督」だと思っています。
三部作等の「続き物」を作る際は、同じ監督が作ることが非常に重要だと思いますし、仮に監督が変わるにしても、前作で製作総指揮等、重要なポジションにいた人が監督を務めることが必須だと思っています。
例えば、ダニエル・クレイグがボンド役になってからの007も、最初のカジノロワイヤルは自分としては「最高!」と言っていい作品だと思うのですが、監督が変わった、以降の2作は、正直、パイレーツ・オブ・カリビアンほどではないにしても、期待を上回ることはできませんでした。
そして今回発表された、トイ・ストーリー4ですが、、、まだ救いなのは、1作目と2作目の監督そして3作目でも製作総指揮を務めたジョン・ラセターが、再びメガホンを握ってくれる、ということです。それを聞いて、少し安心しました。
また、そのジョン・ラセターが、今回の四作目の製作にあたり、「期待に応じられる、または過去の作品を上回らない限り、これまで使ったキャラクターを使いません」と答えているのも、さすが大御所らしいツボをおさえた発言、という感じです。
世界中からどれだけ大きな期待を寄せられているか、ということは、ラセターさんも分かっていると思うので、ぜひ、その期待に応えてくれる作品になることを願って、公開予定である2017年を楽しみに待ちたいと思います☆
あたしはさらに「Back to the future」を加えたい気分です。
本題のToyStory4は驚きでしたね。公開が楽しみ!
おぉ、そうでした。大事なの忘れてました。
Back to the future三部作は、まさに基本中の基本ですよね!
そういう意味では、ゴッドファーザー三部作も書き忘れてました(^^;