2015年05月11日

本日の試乗 『ホンダ S660』

当方の今年のG.W.は、5月1日〜5月6日の間、休みを取れました。

通常であれば「貧乏暇アリ」状態でダラダラと過ごしていたものですが、今年は、単身赴任のせいで、「束の間の埼玉帰還」となったため、さすがにハードスケジュールとなり、嵐のようにG.W.は過ぎ去っていきました。。。


そんな埼玉帰還中、当初予定していなかったのですが、自宅近所のホンダ・ディーラーの前を通りかかったところ、S660の試乗車らしきクルマが置いてあるのを発見し、急遽、試乗してまいりました。



最初は、飛び込みでディーラーに入って試乗を試みたんですが、ネットの記事でも書かれているとおり、S660の試乗は完全予約制でした。。

んなわけで、その場で次の日に予約をし、翌日、出直した次第です(^^;




幸いにも、試乗車はMTでした(^^)

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早速コクピットに乗り込んで感じたのは、元・愛車であるビートのコクピットに比べ「せま〜」ということです。

実際には、ビートよりもむしろシートは大きくなってるのかもしれませんが、要はビートに比べ、座った時の「包まれ感」が増しており、S2000の感覚に近いと思いました。



内装の質感やデザインは、ビートと比べるまでもありません(笑)

さすがに、このS660の内装は、洗練されていてカッコいいですね☆
まさに、「『軽』のスーパーカー」といった感じですね。

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個人的には、現行型コペンよりも、このS660の内装のほうが、遥かに好みです。
(てか、個人的には、コペンは、内外装とも、先代(初代)のほうが、全然カッコいいと思ってます(^^; )





そして、ビートには無かった「プッシュ式」のスタートボタンを押し、エンジン始動。

早速、アクセルを踏み、試乗に出かけました。


ビート同様、後ろからエンジン音が聞こえてくるのは、イイですね〜☆

しかし、、手放しに喜べないのは、やはり聞こえてくるサウンドが、安っぽい『軽』のエンジンサウンドであることです。。

ビートに比べ、これだけ内外装ともに洗練されたS660から、この『軽』特有のサウンドが聞こえてくるのは、個人的には、どうしても違和感がありますし、せっかくのドライビングの「高揚感」がスポイルされちゃうんですよね。。


とはいえ、その「エンジンサウンド」を除けば、S660のドライビングは、それはそれは楽しいものでした☆

試乗は、もちろん幌を外してオープンで走ったんですが、やはりこの小さいボディ且つ低い着座位置で、エンジンをぶん回して走る歓びは、他では味わえないものです。

一つ笑い話なのですが、S660には「SELECTスイッチ」というボタンがあり、試乗中、同乗した営業さんが「この『SELECTスイッチ』を押すと、少し速くなるので、どうぞ押して運転してみてください」と言われたので、押してみたんですが、内心、「ん??  なんか、全然速くなったような気がしないんだけど・・・」と思いつつも、社交辞令で、営業さんに対し「なるほど〜」とか言いながら走り続けました。

その後、試乗を終え、S660のウェブサイトを見てみたところ、、案の定、同じS660であっても、『CVT』モデルには『SELECT』ではなく『SPORT』と書かれたスイッチが搭載され、それはまさしく、『より素早いアクセルペダル操作にも応えるレスポンスが得られ、ひときわダイレクト感の高い走り』が実現されるとのことなんですが、一方、当方が試乗した『MT』モデルには、同じ場所に『SELECT』というスイッチがあって、これは、『メーターの照明色等が変化する』だけであり、特に走行モードには変化が無い、ということが判明しました。

どうりで、試乗中、『SELECTスイッチ』押しても、何も変化を感じなかったわけです。
営業さんに騙されました(笑)





と、余談が長くなりましたが、いずれにしても、S660は、さすがに、面白いクルマでした。

ただ、最後に「エクステリア」についてですが、、以前、2011年東京モーターショーで展示された「EV STER」や、2013年の同モーターショーで展示された「S660コンセプト」の外観は、個人的には、「『軽』でこれだけカッコよければ、完璧!」と思えるほど、良い印象を抱いておりました。

しかし、よくあることとはいえ、上記コンセプトモデルに比べ、実際に市販されたこのS660は、ボディのデザインバランスが少し崩れたというか、サイドのボリューム感が減って、なんかちょっとカッコ悪くなった気がするのは、ワタシだけでしょうか。。

コンセプトモデルの印象が強すぎたので、、その点が、残念です。

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(リアスタイルは、抜群にカッコいいと思います☆)







ということで、このS660。

クルマ自体は間違いなく楽しい。

ただ、コンセプトモデルに比べ、デザインがちょいと残念な結果になったことと、あとは致し方無いとはいえ、エンジンサウンドが『軽』そのものであること、という2点を踏まえたうえで、198万円(上級グレードは218万円)という価格をどう見るか。。

単純比較はできないまでも、、ビートは新車時139万円で買えたことを思えば、ちょっと高すぎる感はありますよね。。


なので、もし今、このS660かビートのどちらかを買え、と二者択一を迫られたとすれば、現時点では、当方の選択は、S660の10分の1くらいの価格で買えてしまうビートになると思います(^^;

定価が150万円だったら、絶対にS660にしますけど(笑)





ただ、今回の試乗で、面白かったことが、もう一つ。

試乗途中、この試乗車のオドが奇遇にも『660km』を示し、写真を撮ることにも成功してしまいました(^^;

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もしやこれはS660を『買え』という神のお告げでしょうか?(^^;







  
























posted by Joy at 00:06| Comment(0) | TrackBack(0) | Car | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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