当方、過去作品の、マッドマックスおよびマッドマックス2は観てますが、3作目のマッドマックス/サンダードームは、巷の評価が芳しくないため、観てません(^^;
そのため、当初は今回の怒りのデス・ロードを観る前に、念のためサンダードーム
観終えてみて、やはりこの怒りのデス・ロードは、初作のマッドマックス
内容の辻褄的には、「そりゃ、ないっしょ」感満載なので、ロジックに拘る人には辛いと思いますし、一言でいうと何もかも「無茶苦茶」な内容の映画なんですが(^^;、、、そういう細かいことを抜きにして、テーマパークにあるアトラクションの"バイオレンス版"(笑)とでも思って観れば、十分楽しめると思います☆
監督は今までどおり、ジョージ・ミラーですので、マッドマックスの"世界観"はしっかりと維持されていますし、特に、映像の"スケール感"は、過去作品に比べ、桁外れに凄く、劇場で観れたおかげで、そのスケール感にどっぷりと浸ることができました☆
しかも、
敵側のボスキャラ(イモータン・ジョー)を演じたのが、初作『マッドマックス』
一方で、"オーラ"という点で、今一歩、足りなかったかなと思ったのが、肝心の主役であるトム・ハーディ演ずるマックスです。
やはり、初代マックスのメル・ギブソンのオーラと比べるのはちょっと辛いかも(^^;
まぁ、脚本的にも今回は、フュリオサ大隊長のほうを目立たせる作りになっている気がしましたが、いずれにしても、今作は、マックス(トム・ハーディ)よりも、丸坊主になったシャーリーズ・セロンに完全に喰われてしまっていた感がありました(^^;
ダークナイト ライジングのベインの時も感じましたが、個人的に、トム・ハーディは、ベインや今回のマックスのような、"寡黙且つワイルドさ全開の肉体派"役よりも、インセプションで演じたイームスのように、「頭がキレて、トークも上手くて、ちょっとナンパ、且つアクションもできる」みたいな役のほうが向いてる気がします。
ただ、今回の怒りのデス・ロードを皮切りに、ジョージ・ミラーは、全3部作を考えているようですから、おそらく、残る2作品では、"トム"マックスは、きっと今作よりも活躍するのではないかと思われます(^^;
いずれにしても、とにかく"ぶっ飛んだ"映画ですが(^^;、、、たまには劇場でこういう映画を観て、スカッとするのもいいと思いました☆