8月末から公開され「記録的なヒット」と話題になっている「君の名は。」についても、パッと見の画風から、「どうせ10代や20代が騒いでる少女漫画みないなもんでしょ。自分のようなオジサンにはついていけんわ。。」ぐらいにしか思っておらず、スルーしてました。
しかし、公開から1ヶ月以上経った現在も、その人気は衰えていないようで、TVでもバンバン特集されているため、重い腰を上げ(笑)、昨夜、この「君の名は。」の新海誠という監督さんの過去の作品について調べてみたところ、「意外と自分に合うかも?」と思えてきたので、Netflixにて、まずは「秒速5センチメートル
結果、ずばり、ハマりました。大人向けのアニメですね〜
この作品で描かれている世界観的なものが、当方の好みでした。
これを受け、「きっと新海監督の他の作品も(自分にとって)面白いだろう」と確信したので、昨夜は「秒速5センチメートル
すべて、良かったです☆
SFの描き方、風景の描き方、男女の関わり方等、みな自分好みでした。
いや〜、やはり”食わず嫌い”はよくないですねぇ。。
ということで、昨夜、上記4作品を一気に観終え、「君の名は。」も絶対に面白いだろうと確信し、「明日の日曜、観に行く!」と決意しました。
< 以下、ネタバレあり>
そして今日、混雑を避けるため、気合いを入れて朝一発目の8:15上映の回に行ってまいりました。
結果、、一言で言えば、”「秒速5センチメートル」を壮大化して且つハッピーエンド化した”ような仕上がりであり、作品全体の世界観は、まさに”新海ワールド全開!”という感じで、とても良かったんですが、、いわゆる「男女入れ替えモノ」にありがちな矛盾点は多々ありましたし、更に、今回は「3年間のズレ」というタイムトラベル的要素も入っているんですが、その時間軸のズレを説明する情報量も少ないため、正直、よく分からない部分が多く、モヤモヤ感を残したままラストを迎えてしまったのが少し残念でした。
なので、映画を観終えて帰宅してから、解説サイト等でストーリーの復習をしたところ、自分が、難しく考え過ぎていたことが分かりました。「な〜んだ、単純にそういうことなのね」みたいな(^^;
当方のように、普段、難解なストーリーの映画を多く観る人や、あるいは、地頭がキレる人(当方、地頭は悪いです(笑))が観ると、矛盾点や「ここんとこ、もっと情報が欲しいよね」みたいな点に気がつき過ぎて、ちょっと分かりづらい内容になっていると思います。
(皮肉にも、新海監督へのインタビュー記事を見ると、「(今までの作品よりも)情報を入れ込んだ」みたいなことを仰っているようですが(^^; )
ただ、これまでの”新海作品”が好きな人なら、きっと観て損はないでしょうし、私のように、1回目観てモヤモヤした人は、きっと2回目のほうが「構えずに」観れるでしょうから、できることなら当方ももう1回観に行きたいと思ってます。
それと、これまでの新海監督の作品は、どちらかというと、”「前向き」でありつつも「物悲しさ」のウェイトが高い”終わり方をしてますが、今回の「君の名は。」は、基本、ハッピーエンドなので、大衆化に振っている点も、これだけヒットしている主要因の一つだと思います。
RADWIMPS
いずれにしても、、描かれている世界観が好きな人にはピタッとハマる作品だと思いますし、当方もその世界観自体には十分浸ることができたので、観に行ってよかったと思っています☆
今後の新海監督の作品にも注目したいと思います。
(当方のように『ガタカ
ということで、恥ずかしながら、完全に”ブーム”に乗ってしまった当方であります(^^;