今日のブログを書こうとしていて、過去を振り返ったところ、、凄い事実が判明しました。
というのも、当方、みんカラ時代を含め、ブログを始めたのが2005年の10月なので、もう10年以上が経過してますが、なんと昨年つまり2016年の1年間、一度も「試乗」していないことが判明しました(笑)
決してクルマへの興味が無くなったわけではありませんが、二重生活(単身赴任)による財政難に加え、仙台でクルマを運転していても楽しくないこと(笑)が相まって、一昨年の7月にジュリエッタQVから147TSに乗り換えて以降、クルマへの執着を意識的に薄くしていたことで、いつのまにか、「試乗」ということへのモチベーションも相当にダウンしていたようです。。
さらに言えば、「乗りたい!」と心から思える新車がこの1年、ほぼ無かったことも要因の一つでしょう。
にしても、、かつて年間100台以上も試乗に明け暮れていた当方が、1年以上も試乗していなかったとは、我ながらビックリです( ̄△ ̄;)
ということで、前置きが長くなりましたが、、1年以上のブランクを経て、本日、2017年の「試乗初め」をしてまいりました。
選んだクルマは「アバルト124スパイダー」。
当初の「アルファとのコラボ」の話から路線は少し変わりましたが、いずれにしても、「アバルトからの新型車」というだけでも興味深いのに、くわえてそれが「マツダとのコラボ」なんですから、そりゃあもう、以前からずっと、試乗できる日を待ってました☆
試乗車は、エンジンフード、トランクリッドとリアスポイラーがマットブラックのヘリテージルック(ラッピング・タイプ)が施されたMTモデルでした。
ちなみに、ノーマルの白および赤の実車もありましたが、やっぱり前述のヘリテージルックがカッコいいですね、個人的感覚ですが(^^;
そして、内装は、”ほぼロードスター”です(^^;
正直、もう少し内装もアバルト・オリジナルだといいなと思いました。
そしていよいよ試乗です。
乗り味等詳しくは、responseやCG、carviewなどのプロの皆さんにお任せするとして、、当方としての試乗した感想を一言で言うと、「う〜ん、ちょっとビミョーかな〜」という印象でした。
というのも、、当方、現行型ロードスター(ND)には2回試乗しており、なんというか、ひとつのパッケージとして非常に「まとまり感」があり、正直「欲しい」と思える、かなり好印象を抱いたのですが、今回の124スパイダーの乗り味には、期待が大きかったせいもあるとは思いますが、なにかこう「中途半端」な感じを抱きました。
「スポーツモード」にしなくとも、NDロードスターよりも明らかに「速さ」を感じるんですが、正直、エンジン+排気のサウンドがそれほど官能的ではなく、オープンにしてもオープンカー特有の「爽快感」みたいなものに少し欠ける印象でした。
しかも、この「ドッカンターボ」感が、どうもロードスターのシャシーには似合わないというか、、個人的には、やっぱりロードスターにはNAが似合うと実感しました。
なので、同じアバルトであれば、以前試乗した「595コンペ」のほうが遥かに面白かったし、「欲しい〜!」の度合いも完全に勝っていた、という印象ですし、、NDロードスターと比べても、正直、100万円以上安く買えるNDロードスターのほうが個人的には「欲しい〜!」度合いは上でした。
ということで、、当方の現在の愛車がオンボロ(笑)なので、124スパイダーに乗ってしまったら「きっと欲しくなるんだろうな〜」と恐れていたんですが、むしろ、試乗帰りに自分の147TSに乗ったら、「やっぱツインスパークはいいなぁ」と、逆に、147の良さを再確認してしまった次第です(^^;
もちろん、NDロードスターや595と比較しなければ、単体としては124スパイダーも十分、面白いクルマだと思いますが、比較対象がある以上、当初予想したほど「欲しい!」というところまではいかなかった、というのが、本日の試乗記でございます。
(おまけ。ディーラーには黄色い500Xもありました)