2017年07月02日

おかえり、ブレラ(詳細編)






あらためまして、昨日、当方の新たなる愛車、ブレラがやってきました。

ほんの1ヶ月前、つまり6月1日の時点で、まさかその1ヶ月後に、147TSを降りてブレラに乗り換えることなど予想だにしていませんでした






ここであらためて、話を、2年前に戻したいと思います。

一昨年の4月、転勤により埼玉から仙台に単身赴任となったわけですが、その時点での当方の愛車は、ジュリエッタQVでした。

ジュリエッタQVは、自分にとって「ほぼ完璧」なクルマだったので、余程の事情が無い限り、確実に5年は乗れるという自信があったんですが、そんな「余程の事情」(=単身赴任)が発生してしまったことで、二重生活により家計が今まで以上に苦しくなったことから、まだまだ多額の残債が残っていたジュリーの月々の支払いを軽減させるため、ちょうど2年前の7月、泣く泣く147TSに乗り換えました。

まぁ、「泣く泣く」と言っても、一方で、長年憧れていた「ツインスパーク・エンジン」がついに手に入ったので、その点は、非常に良かったです。
ツインスパークは、直4エンジンとしては、世界一のフィーリングを持ったエンジンであるとあらためて実感しました(^^)

ただ、「ツインスパーク・エンジン」以外の点では、

 ・ボディカラー(ほんとは「アルファ・レッド」がよかった)
 ・ハンドル位置(ほんとは右MTではなく左ハンMTがよかった)
 ・シート素材(ほんとはファブリックではなくレザーがよかった)

などを中心に、少しでも価格の安いクルマに買い換えるべく、当方がクルマ選びに際して重要視している項目について、少なからず妥協をしました。

なので、正直、長く乗る自信は無かったものの、そうは言っても、家計的に、少なくとも単身赴任が終わるまでは乗り換えなど不可能ですので、とにもかくにも「頑張って、5年は乗り続けるぞ!」と自分に言い聞かせていました。

ただ、前述のとおり、147TSについては、かなりの妥協をして選んだクルマのため、この2年間、頭の中は無意識のうちに「次に乗るクルマは何にしようか?」と、事ある毎に考えを張り巡らせていたというのが正直なところです。

しかし、現在新車で売られているクルマには、欲しいクルマって皆無なんですよね。。
そりゃ、予算に糸目を付けなければ欲しいクルマはありますけど、自分の懐具合に見合ったクルマとなると、現行の新車には欲しいクルマはほぼ無いと言ってよく、結局、旧車にしか目が向かない状況でした。

そんな中、昨年の暮れあたりには、次なるクルマの候補車は2車種に絞られました。

そのうちの1台が、先日試乗した「ロードスターRF」です。
現行の新車の中で、「唯一」と言っていい、心から欲しいと思えるクルマでした。


そしてもう1台は、「ブレラ」です。

当方、これまで、かみさん用のクルマも含め23台のクルマを乗り継いできました

また、2007年の「年間 113台」を筆頭に、これまで軽く200台以上のクルマを試乗してきました。

そんな数え切れないほどの車種の中で、「できることならもう一度乗りたいクルマ=忘れられないクルマ)」というクルマが数台あるものの、中でもその想いが飛び抜けて強いクルマ2台あります。
(もちろん、「金欠の当方でも買える価格である」ということが前提)

それは147GTAブレラです。

結局2台とも、「当方が今まで実際に所有したクルマ」であり、且つ、2台とも「アルファ」です。

やはり、当方にはアルファが合うんでしょうね。
(「似合う」ではなく「合う」です。このニュアンスの違い、分かっていただけますよね(笑))


147GTAに関しては、納車時のブログ記事のタイトルに「ずっとあながた好きだった」と書いたとおり、、エクステリア・デザイン、インテリア・デザイン、珠玉のV6 3.2リッターエンジン、という、当方にとって三拍子揃った、それはそれは魅力的なクルマでしたし、今でもその想いに変わりはありません。

しかし、気がつけばもうアラフィフとなった当方にとって、あの珠玉のV6エンジンは、少々「荒々し過ぎる」感があり、馬力やトルクも私の腕では扱いきれない獰猛さもあり、加えて、やはり燃費の悪さや自動車税の高さ、そして整備費用の高さ等、維持費的にも当方のような財政状態の人間にはやはり身の丈を超えたものがあるため、、今となっては、「一度所有することができただけでも幸せ。なので、”永遠の恋人”のまま、思い出にしておきたい」そんな感覚のクルマとなっています。


一方、実は、147GTA以上に、これまで手にしたクルマの中で、手放してしまったことを最も後悔しているクルマ、それがブレラでした。

147GTAとブレラは、甲乙つけがたいほど気に入っている2台でしたし、それは、10年前に、初めてブレラを買った時の経緯を綴ったブログを見ても、その2台を「同率1位」と書いていたことからも読み取れますが、、上記のとおり、147GTAについては、特に今となっては、「好きだけど、ちょっと扱いきれないかな」という部分があるものの、ブレラには、そこまでの「扱いきれない」という想いはなく、手放した際も、147GTAの時のように「扱いきれない」的なことではなく、当時、家庭の諸事情により止むを得ず手放したこともあり、本当は、もっともっと長年に渡り乗り続けたかったのです。

しかも、147GTAとブレラは、限りなく「同率1位」的なクルマですが、エンジンに関しては、「147GTAの完勝」と言っていいものの、デザインに関しては、

 ■147GTA
  ・エクステリア・デザイン 9.5点
  ・インテリア・デザイン  8点

 ■ブレラ 2.2JTS
  ・エクステリア・デザイン 10点
  ・インテリア・デザイン  10点

という感じであり、デザインという観点では、ブレラは自分にとって「完璧」なクルマでした。

くわえて、当方のクルマ選びにおける各要素のプライオリティは、少なくとも今から5年くらい前までは、

 1にエンジンの官能性
 2にハンドリングの楽しさ
 3にデザイン(エクステリア&インテリア)

というような優先順位だったものが、アラフィフに差し掛かり、肉体的衰えも日々痛感するようになった現在では、

 1にデザイン(エクステリア&インテリア)
 2にエンジンの官能性
 3にハンドリングの楽しさ

というように変化してきていることを実感しています。
しかも、日に日に「デザイン」に対する優先度合いが大きくなってきているのです。

いくら運転が楽しくても、エクステリアおよびインテリアのデザインに「惚れ込んだ」クルマでなければ、長く愛することは難しい、と。 やっぱクルマは、「まずは何をおいても『デザイン』でしょ」みたいな。

よくよく考えれば、自分の場合、今から20年以上前の、少なくとも25歳くらいまでは、クルマ選びの基準は、ほぼ100%、「デザイン」でした。
「エンジンの官能性」とか「ハンドリング」とか、そもそもよく分かってませんでしたし。

でも、そういう意味では、段々と歳を取ってきて、クルマの選び方が、昔の自分に戻ってきたのかもしれません。

例えば、「ジュリエッタQV」は、確かに、自分にとって「ほぼ完璧」なクルマであったことは、何度もブログに書いてきたものの、敢えて毎回「『ほぼ』完璧」とい表現にしたのは、正直なところ、「エクステリア・デザイン(お顔)」および「エンジンの官能性」については、正直、少し「妥協」していたのです。

MiToもジュリエッタも、いわゆる「8C顔」と言われていますが、、当方、8Cのお顔は「めちゃカッコいい」と思うものの、MiToとジュリエッタのお顔は、「好みか好みではないか」と聞かれれば、「それほど好みではない」という答えになります。

それと、ジュリエッタQVの「エンジン」についても、おそらく世界中の同クラス(1.8リッター前後)のエンジンの中では、間違いなく「上位」に入るフィーリングを持ったエンジンだとは思っていますが、一方、「アルファの中で」となると、これまで手にした5台のアルファの中では最も「凡庸」に近いフィーリングだと認識してますし、「強く惹かれる」という感覚まではいきませんでした。

よって、ジュリエッタQVは、総合的には、まるで「VWゴルフのアルファ版」とも言うべき、大きな欠点の少ない優等生的なクルマだったからこそ「ほぼ完璧」という表現を使っていましたが、ある種、そういう表現を使うことで、無理やり「長く乗るぞ」と自分自身に言い聞かせている向きはありました。
よって、実際には、現在の当方が最も重視する「デザイン」および「エンジン」について、「妥協」したこともあり、今となっては、「また乗りたいか」と聞かれても、進んで「また乗りたい!」というような気持ちまでは行っていないのが正直なところです。


同じ事例としては、まさに直近の「147TS」があります。

「エンジンの楽しさ」や「運転の楽しさ」については素晴らしかったものの、「デザイン面」では、外装・内装ともに、「妥協しまくった」クルマでしたので、正直、辛いものがありました。



振り返ってみれば、自身の2代目の愛車となる「初代エスクード(ハードトップ)」以降、ほとんどのクルマにおいて、「デザイン面」では妥協しないで選んできた気がしており、言い換えれば、「デザイン面は妥協しないで選ぶのが当たり前」みたいになっていたのですが、そんな中で、デザイン(特にエクステリア)で妥協してしまったクルマには、今になって思えば、そのクルマへの愛着を維持していくことが難しかったことが、よく分かるのです。









そして、「ブレラ」に話を戻すと、、確かにブレラ(2.2JTS)は、エンジンという点では、147GTAには負けるものの、とはいえ、「2リッター前後の直4」という範囲では、十分、色気のあるサウンドがしてました。
同じアルファでも、ジュリエッタのフラッグシップであるクワドリフォリオヴェルデの1750エンジンよりも、遥かに「官能的」でした。

しかも、147GTAやジュリエッタQVのような「怖さ」を感じる馬力やパワーではなく、私のような素人には、ちょうど「腕に見合った」という表現がぴったりの加速をしてくれます。

そして、「運転の楽しさ」という点でも、確かにブレラは、サイズがかなり大きく、車重も重たいことから、そもそも147や156などが持っている「軽快感」には遠く及ばないものの、あれだけサイズが大きく車重も重たいクルマにしては、ハンドリングを含めかなり軽快な走りをするのです(2.2リッターモデルに関しては)。

そして極め付けは、やはり、あの「ずば抜けてカッコいい(あくまでも個人的感覚)」エクステリア&インテリア・デザインです。

このような理由が重なり、自分としては、「思い出としてしまっておきたい」と思える147GTAとは異なり、ブレラは、「なんで俺はブレラを手放してしまったんだろう。なんとかもう一度乗ってみたい」という想いが、ブレラを手放してからのこの8年間、途切れることはなかった、というのが本音です。





そんな訳で、、147TSの次なるクルマについては、「ロードスターRF」と「ブレラ」の2台が、「最有力候補」という状態だったんですが、先日のブログのとおり、意外にも「ロードスターRF」の走りには、それほど「感動」を覚えることができず、あっけなく、候補から消えてしまいました。


しかも、それから程なくして、いつもお世話になっているPAZZOさんに、147TSを車検に出しに行った際、まさに「運命のいたずら」とも言うべき、ブレラ(しかも、当方が以前所有していたモデルと完全に瓜二つ)が、店内の最も優位置に鎮座して売られていたのです。
(PAZZOさんで売られている個体は、基本、屋外に展示されているんですが、店内(屋内)にも3台ほど展示するスペースがあり、その3台の中でももっとも優位置にブレラが鎮座しておりました。。)

そして、ダメ元でローンのシミュレーションをしてみたところ、月々の支払いを、なんとか147TSと同じレベルに収めることができると分かったため、”急転直下”の乗り換えが決定した次第です。






あらためて、今から8年前に書いた、(ブレラを手放した時のブログを見ると、「私にとって、初めて『一生所有したい』と確信できたクルマ」と書いてました。

そのことからも、やっぱり自分はつくづくブレラが好きだったんだなぁ、ということが見てとれます。


昨日、PAZZOさんで納車して、感慨に浸りながら自宅までブレラをドライブし、そして、約8年ぶりに自宅ガレージに納まったブレラを見て、「長年待ち焦がれた”帰ってくるべき相棒”がついに帰ってきた。もうこれ以上、何もいらない」と心から思うことができました。

17C4D790-EC71-45FE-A070-269F80F409A5.jpg




自分はクルマ選びに関し、常々「自分の腕に見合ったクルマに乗る」あるいは「自分の外見やファッションセンスに似合うクルマに乗る」と言ってきました。

クルマのスペック的には、このブレラ(2.2 JTS)は、なんとかギリギリ、当方のような素人の「腕」にも「見合っている」と言っていいのではないかと勝手に思っています。

一方で、このブレラの「ぶっちぎりにカッコいいデザイン」については、当方のように外見がダサく、且つ、ユニ●ロ&ジ●ユーの服をこよなく愛する男には、全くもって似合っていない、ということは自覚しております。
その点については、どうかお許しください・・・(^^;




ということで、あとはもう、修理代が払えないような重大な故障だけは起きないことを祈りつつ、、今度こそ、このブレラと長〜く付き合っていきたいと思います☆


ご静聴、ありがとうございました。

















    











posted by Joy at 02:21| Comment(0) | TrackBack(0) | AlfaRomeo | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック