2017年07月07日

もうひとつの理由。〜2台目 ブレラ〜






先日、一度は147TSを車検に出してクルマ屋さんを後にしたにも関わらず、その日のうちに、今回、当方をブレラへの乗り換えへと急がせた理由は、先日のブログに書いたとおり、一言で言えば、大きく、

 ・「デザイン」に対する優先度の増大
 ・(当初、次なるクルマの有力候補として挙げていた)ロードスターRFに思いの外、感動しなかったこと

の2点となります。





しかし、もう一つ、大きな理由がありました。

それは、隣の旦那さんの「ドカコル号」の存在です。

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「ドカコル」と勝手に略して書いてますが、「147ドゥカティコルセ」は、ご存知のとおり、数々の147の特別仕様車の中でも「最強仕様」と言っていい、豪華なクルマですが、、そうは言っても、日本の場合、セレしか設定が無かったですし、エンジンも通常の147と同じ仕様(のはず)ですので、、どうせ乗るなら、やはり「MTモデル」のほうが遥かに面白いだろう、と思ってました。

しかも、当方の147TSは、MTに加えて、マフラーもホイールも足回り(スプリング)も替えてありましたし、しかもフルエアロ仕様と言っていいクルマに仕上がっていましたので、、いくらドカコルが、フル装備の豪華仕様だとしても、当然、「『運転の楽しさ』という点でドカコル如きには負けないよ(笑)」と思い込んでいました。

しかし、隣の旦那さんのドカコルを運転させてもらい、その想いは脆くも崩れ去りました・・・

認めたくはないですが、、「運転の楽しさ」という点でも「完敗」だったのです。。。

当方の147TSも十分楽しい、と思っていたものの、ドカコル号は、完全に「スポーツカー」と言っていいんじゃないか、と思えるほど、ドライビングが楽しかったのです。



「ドライビング」の観点で、当方の147TSと隣の旦那さんのドカコル号の違いといえば、

 ・ドカコルはタイヤが18インチ(当方のは17)
 ・ドカコルはシートが革。しかもちょっと固めの革(当方のはファブリック)
 ・ドカコルはサスがKONI FSD(当方のは、サス自体は標準のままでスプリングだけアイバッハ

といったところです。
この3点が、ドカコルをカリカリのスポーツカー的なクルマに仕立てていると思いました。

しかし、「ドライビング・プレジャー」という点で、ワタシ的に最も大きな「差」だと感じたのは、「エンジンの聞こえ方」でした。

これが「極め付け」だったと思ってます。

というのも、隣の旦那さんのドカコル号は、アクセルを踏めば踏むほど、普通でも十分芳醇な「ツインスパーク・エンジン」の音色が、「これでもか」というほど、大きなサウンドで鳴ってくれるのです。



ドカコルを運転させてもらっている間は、何も知らずに運転していたので、「いくら自分の147TSが社外マフラーをつけているからといっても、なんでこんなにエンジン音の聞こえ方が違うんだ?」と、終始、頭の中が「クエスチョンマークだらけ」だったんですが、、後から、よくよく調べてみたところ、ドカコルは、敢えてエンジン音がよく聞こえるようなセッティングになっている、ということが分かり、合点がいきました。


このように「固めのセッティング」+「エンジンサウンドを聞かせるセッティング」の組み合わせにより、セレスピードでありながら、トータルとして、「ドライビング・プレジャー度」で、当方の147TSを上回っていたのです。あくまでも当方の個人的感覚ですが。

強いてあげれば、KONI FSDを履いたドカコルは、ちょっと足が固すぎる感はありましたので、その点のみ、同乗者は多少しんどいかもしれませんが、それでも、前述の「エンジンサウンドを聞かせるセッティング」とはいえ、アクセルを弱めに踏んでいれば、至って静かなので、決して「24時間、オン・モード全開!」なクルマではありません。

裏を返せば、当方の147TSは、隣の旦那さんのドカコルよりは、足回りが「しっとり」しており、しかもタイヤは1インチ小さく、且つ、シートもファブリックだったこともあり、トータルとしては、「非常に乗り心地のよい、かといって十分にスポーティ」なクルマだったんですが、ちょっとした山道などでは、「楽しさ」は、完全にドカコルに軍配が上がりました。くどいようですけど、ドカコルは「MT」ではなく「セレ」なのに。。

逆に、これだけ楽しいドカコルなので、セレでシフトダウンした際の、例の「ブリッピング」は、はっきり言って「快感」以外の何物でもありません。。。(^^;





ということで、「内装」のカッコよさでは、比較にならないほどドカコルのほうがカッコいいですし、くわえて「ドライビング・プレジャー度」でもドカコルが優っていたので、当方としては「やられた感」に襲われっぱなしの状態でした。。

なので、せめて「ドライビング・プレジャー度」でドカコルに近くために、「サスを替えよう」とか「ブレンボつけてやる!」とか、あるいは、エンジンサウンドがもっと聞こえるように、本気で「ダッシュボードに穴、開けてやろうか(笑)」とか思ってました(^^;
あるいは、ドライビングで勝てないならば、「オーディオに凝ってやる!」とかも思ってました(^^;

とはいえ、最後の「ダッシュボードに穴」は別としても、サス交換やブレンボ導入、あるいはオーディオのアップグレードなどができるだけの先立つものなど無かったため、「まぁ、5年くらいかけて、徐々に『自分仕様』にしていくしかないなぁ」とションボリしていたのです。。



そんな心境の中、147TSを車検に出しに行き、一度はそのまま車検に出して、クルマ屋さん(PAZZO)を後にしたものの、その際展示してあったブレラが忘れられず、「ええい、この際、ブレラに行ったる!(笑)」と、急転直下で乗り換えを決意したわけです(^^;






嘘偽りなく、元々、隣の旦那さんがドカコルに乗り換えた当初は、お隣さん同士で、車庫に147を並べられる、ということがとても嬉しくて、マイナスな気持ちなど全く無かったんですが、、まさかここまでドカコルが「運転しても超絶に楽しい」クルマだとは思っていなかったので、、そういう意味では、お隣同士で147を並べられたのは「ほんの一瞬」だけになってしまったものの、、当方も、今まで手放したことを最も後悔した「ブレラ」に再び乗り換えることができ、しかも、車種は異なれど、同じ「アルファロメオ」をお隣さん同士で並べられることには変わりありませんので、この状態を少しでも長く続けられればいいな、と思っています。


ということで、先日「超長文」にて、ブレラに乗り換えた経緯を書きましたが、その時には一切書かなかった、本日のこの「ドカコル」が、ブレラ乗り換えに至る最大の理由だったかもしれません(^^;



追伸:
ちなみに、隣の旦那さんは、ドカコルと「同率1位」くらいで「MiTo」も欲しがっておられました。
もしドカコルじゃなくMiToに行かれてたら、当方はまだ147TSに乗っていた可能性が高いと思われます(^^;











posted by Joy at 00:46| Comment(0) | TrackBack(0) | AlfaRomeo | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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