2017年07月17日

本日のドラマ 『誘惑』。

食わず嫌いしている向きもありますが、ここ10年くらいで「記憶に残る」ほど面白い国内ドラマといえば、個人的には半沢直樹ぐらいで、その他は、「そこそこ面白い」作品はあっても、「すご〜く面白い!」とまで言えるものは”皆無”というのが実感です。

決して、「現在」自体を否定しているわけでは全くなく「イイもの」があれば素直に肯定したいと思っているものの、、映画やドラマに限らず、クルマしかり、音楽しかり、「昔は良かったなぁ」というのが偽らざる心境です。



当方にとって忘れられない国内ドラマがいくつかありますが、そのほとんどは1980年代後半から2000年代前半に集中しています。

そんな中、今回の三連休が始まるタイミングで、ふとしたことから、当方が大学時代に観たTBSの『誘惑』というドラマを思い出し、無性に観たくなって、調べたところ、TBSオンデマンドで視聴可能であることが分かったため、この土日で”一気見”しました。


この『誘惑』は、当方が大学2年の1990年4月から6月にかけて放映され、当時かなりハマったのを覚えているんですが、今回、実に”27年ぶり”に鑑賞することになります。

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そして、今回、27年ぶりに観た感想は・・・









K.O.されました。

いや〜、もう、ハンパなく面白いですね☆☆☆




1990年当時、二十歳だった当方ですが、そんな若造でも、十分「面白い!」と思って毎週楽しみに観ていたんですが、、今回、正に主人公の一人である林隆三演ずる「藤家芳行」のドラマ設定上の年齢(46歳)と自分が同年代になったことで、よりリアリティを感じながら、観ることができ、「こんなにも面白いドラマだったのか」ということを改めて実感しました。

「ストーリー」や「演出」が素晴らしいのはもちろんですが、特に、主人公であり、夫婦を演ずる「篠ひろ子」と「林隆三」の二人のアダルト且つ凄まじい演技力には脱帽です。

この二人は、1990年当時の実年齢を調べてみると、篠ひろ子が42歳、林隆三が47歳のようですので、ドラマ上の設定年齢ともほぼ同じであり、ということは、当時の林隆三は、今の私(Joy)と同い年なわけですが、あまりにもアダルティなオーラが出すぎていて、とても今の私と「同い年」の人の演技には見えません(^^;

同じことは篠ひろ子にも言えており、(見かけは若いですが)漂うオーラがハンパなく、今の私よりも5歳も年下の人の演技には到底、見えません(^^;

そしてもう一人忘れてはならないのは、同じく主人公の一人である「紺野美沙子」。
彼女の鬼気迫る演技も素晴らしく、「嫌な女」を見事に演じきっています。


それと、27年前当時もよくネタにされていたのが、上記3名に次いで「準主役」的な位置づけの役を演じていた、TM NETWORK宇都宮隆のぎこちない演技(^^;

まぁ、確かに演技は上手ではないと思いましたが、ただ、結構、あの”役”にはあの演技は、合ってたような気がします(^^;


その他、出演陣では、吉田栄作が一番輝いていた頃の演技が見れますし、若かりし頃のそのまんま東(東国原英夫)も、林隆三の部下役で出ていてビックリ。完全に忘れてました(笑)






また、これらのストーリー俳優に加え、主題歌である山下達郎の『Endless Game』も、このドラマの世界観に、あまりにも見事にフィットした良い曲です☆


映画でもドラマでも、内容が素晴らしく、且つ、結末が”曖昧”な終わり方をする作品は、どっぷりハマり過ぎてしまうが故に、観終えた後、しばし「放心状態」になることが多いですが(笑)、今回の『誘惑』も、まさに観終えた後、「あの後、二人はどうなったのだろうか・・・」と、しばらくボーっとしてしまいました。







今回、27年ぶりのこのドラマを観たことで、当時の記憶も、より鮮明に甦ってきました。

当時はまだ、インターネットも携帯も無かった時代なので、今の若い人たちが見れば「??」みたいなシーンも少なからずあると思います。

この、インターネットや携帯が無かったからこその、「相手が今どこで何をしているか」が分からず、それを調べる手立ても無い、という不安やせつなさ、みないな感覚は、当時の時代を、しかも二十歳前後という”多感”な年齢の状態で、リアルタイムに経験してきた人じゃないと、なかなか通じないかもしれないですね。

特に、このドラマの「最終回」なんて、まさに「携帯もインターネット」もない当時だからこそ、の描き方になっていると思いますし、だからこそ、最終回の素晴らしさを演出していると思います☆




それと、このドラマで最も影響を受けたことの一つが、琵琶湖、特に『浮御堂』です。

当時、当方は、京都(河原町七条)で大学生活を送っていたのですが、この『誘惑』が放映された頃は、ちょうど、初めての愛車(ボロボロのカローラU(笑))を買って間もなかったこともあり、暇さえあれば、京都周辺をあちこちドライブしていました。

んでもって、京都から大津までは近かったので、しばしば山中越のワインディングも通っていた(私は”走り屋”ではありませんが(笑))ことから、、このドラマに影響された当方は、その後『浮御堂』にも、何度も足を運びました。
(同じくドラマの舞台である『大津プリンスホテル』にも行きたかったんですが、当時は学生であり、大津プリンスに泊まれるようなお金は無かったので、いつも、ホテル周辺をドライブし、ホテルの「外観」を眺めているだけでした(笑))



あとは、前述の宇都宮隆が演ずる「村木」が乗っていた「初代 アコードインスパイア」にも、めちゃ”インスパイア”されましたね〜(笑)

今更ながら、あの頃のホンダ車は、本当にカッコよかったと思います。

アコードインスパイアも良かったですが、当方は、兄弟車であるビガー(三代目)のほうが、更に好きでした。

当時、ホンダ車の中で、いや、すべてのクルマの中で、一番欲しかったのは「USアコードワゴン(初代)」でしたが、セダンなら、ビガー(三代目)が欲しかったですね。


ちなみに、ドラマの中では、宇都宮隆が演ずる「村木」が、アコードインスパイアを運転する際、無駄に「荒い運転」をするのが、違和感ありました(分かってくれる人、いますよね?(笑))
まぁ、「若くてやんちゃな男」を表現したかったのだとは思いますが、今見ると、ちょっと滑稽に見えますね(^^;






あと、前半にも書きましたが、山下達郎の主題歌が良かったですね。
しかも、この「Endless Game」が収録されたアルバム「ARTISAN」には、「さよなら夏の日」「ターナーの汽罐車(スカイラインCM曲)」「Groovin’」などの名曲揃いで、当時、クルマの中で、よく聴いてました♪









その他、どうでもいいことですが、このドラマの当時は、女性は、まだ皆、肩パットが入った服を来ていたようで、アメフトみたいな感じで、ちょっと笑えます(^^;



あと、このドラマ観てると、「そっか〜、この頃は、個人情報保護法、無かったんだね〜」というシーンを嫌というほど見せつけられます(笑)

また、林隆三が、タバコをいつでもどこでも吸ってるのも、時代を感じさせますね〜。

まぁ、いろんな意味で、昔はユルかったのがよく分かります。
ワタシ的には、今の社会は「寛容さ」が無くなって、非常に居心地が悪い気がします。。








とまぁ、色々と小ネタも書きましたが、、いずれにしても、この『誘惑』、あれから27年経ったというのに、最上級の形容詞をつけたいほどの面白さでした☆
大人向けの素晴らしい「名作」だと思います。

TBSさん、是非、DVDでも発売をよろしくお願いしますm(_ _)m



追伸:
「誘惑」「ドラマ」でググると、韓国ドラマにも同じタイトルの作品があるみたいですね。紛らわしい(^^;





  





posted by Joy at 20:44| Comment(0) | TrackBack(0) | Movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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