この約2年ほど、いわゆる「完全ワイヤレス」型のイヤホンの”リサーチ作業”に、トータルで軽く100時間以上は費やしたと思うのですが、結果として未だに「これがベスト」というモデルには出会ってません。まだまだこのカテゴリは「発展途上」にある、という印象に尽きます。
当方、ワイヤレス(Bluetooth)イヤホンに初めて手を出したのは、今から4年くらい前なんですが、その時に買ったのが、ソニーのMDR-EX31BN
初めてのワイヤレスということもあり、接続性や音質にはあまり期待していなかったことから、たまたまリサイクルショップで程度の良い中古を見つけたので、衝動的に買ったのですが、これがかなりGOODな商品でした。
接続性はほぼ問題無し(音の途切れが無い)。
音質も、優先でなくワイヤレスでこれだけイイ音がするなら十分でしょ!というイイ音がします(個人的感覚)。
そしてなんといっても、「デジタルノイズキャンセリング機能」が素晴らしく、電車通勤の際は、一度これを使うと手放せない機能です。
その他にも、コーデックはSBC、AAC、aptXに対応しており、マルチペアリングは8台まで、電池の持ち(音楽再生)は、ノイズキャンセリングON時でも9時間(OFFだと10.5時間)、イヤーピースもフィット感良好、価格も適正と、、発売されてもう5年くらい経つ商品にも関わらず、ほぼ「完璧」なイヤホンです。
こうやって一度「ワイヤレス」モデルを使って「コードレス」の恩恵を受けてしまうと、特に、外出先で使う場合は、もう「有線」モデルには戻れないですね。。
(さらにこの機種が便利なのは、”Bluetoothレシーバー”部に、違うイヤホン(有線タイプ)を接続すれば、ノイキャンは機能しなくなるものの、Bluetoothで使えるのです。なので、お気に入りの有線イヤホンを別に持っている場合、Bluetoothで楽しむことができます)
なので、ずっと愛用していたんですが、ちょうど今年3月に単身赴任を終え、仙台から埼玉の自宅へ引っ越した際、引っ越しで出たゴミを入れた袋の中に、このイヤホンを一時的に入れておいたことが災いし、誤って、そのまま捨ててしまったようなのです。。( ̄□ ̄;)ガビ−ン
通勤時間が長い(片道2時間超え)当方にとって、イヤホンは必需品のため、やむなく、新たなイヤホンを買わざるを得なくなってしまったんですが、、その時も「どうせなら今回こそ『完全ワイヤレス』に行くか」と思ったものの、やはり、「これ!」というモデルは見つからず、結局、また同じMDR-EX31BN
まぁ、それくらい、私にとっては、よくできたイヤホンなんですよね。

とはいえ、”唯一”の欠点があるとすると、「完全ワイヤレス」ではない、ということです。
ワイヤレスといっても、スマホ等の再生機器とのワイヤレスであり、左右のイヤホン本体はケーブルで繋がってますし、小さいながらも「レシーバー」部もあるため、その「レシーバー」を服等にいつもクリップ止めしなくてはならないのです。
かつて、このイヤホンを買って、「再生機器との接続」がワイヤレスになっただけでも”劇的”に便利になりましたが、人間の「欲」は深いもので、やはり「ケーブル類から『完全に』解放されたい」という想いは日に日に強くなっていますし、且つ、巷では「完全ワイヤレス」型を使う人が増えてきたこともあり、やはりそろそろ、「完全ワイヤレス」型に移行したい、、そんな今日この頃なのであります。
特に、4ヶ月前まで仙台で暮らしていた頃は、「うどん
(東北でダントツの人口を誇る仙台は、「服装」に関して、全般的に非常にオシャレな人が多いという印象だったので、流行に敏感だとしたら、もしかすると、人の数の「割合」という観点では、「完全ワイヤレス」型を使っている人は、むしろ東京よりも多かったのかもしれませんが、さすがに東京は、母数となる人の数が桁違いに多いので・・・)
なので、おそらく2年ほど前に、初めてEARIN M-1
しかし、上記M-1が出てから、この約2年間で、数えきれないほど完全ワイヤレスの商品が出ましたが、現時点においても、まだ「発展途上」にある、と言わざるを得ないのが正直な感想ですね。
この「完全ワイヤレス」型イヤホンを選ぶ際、当方が特に重視するのは、
・価格
・(音の)途切れにくさ
・デザイン
・なるべく人とかぶらないこと
・最低限の音質の良さ
の5点で、その中でも「途切れにくさ」にもっとも重きを置いています。
だって、いくら、それ以外の項目が完璧だとしても(例えば、音質が超絶に良いとしても)、途切れてばかりであれば、そもそも商品として使い物にならないと思うので。
レビューを鵜呑みにするつもりはないですが、当方、実は、昨年末に、JBLが16,000円くらいで、JBLとして初となる完全ワイヤレスのモデル
その低評価の理由は、ほとんどすべてが「途切れてばかり」というものでした。
このJBLのモデルは、特にその「途切れやすさ」が目立ちますが、他の有名メーカーのモデルも、総じて、少なからずこの「途切れやすさ」は書かれており、「問題ない!」と言えるレベルの商品は、今のところ「皆無」と言っていい状態です。
この「途切れやすさ」問題さえ無ければ、正直、思い切ってBose SoundSport Free wireless
Bose以外にも、気になるモデルとして、例えば、Bang & Olufsen Beoplay E8
ということで、この「途切れやすさ」問題が解消されない限り、自分としては、「『完全ワイヤレス』型に1万円以上は出せない」と思っています。
逆に、中華ブランドでは5千円以下のモデルもたくさん出ているので、それくらいの値段だったら、仮に「失敗したー」と思っても、なんとか立ち直れるので、最初に買う「完全ワイヤレス」モデルは、とりあえず「中華モデル」を買って様子見だな、というのがここ1年以上、ずっと変わらない結論です。
ちなみに、「耳からうどん」の言葉にも負けず(笑)、売れまくっているAirPods
同じく、現在使っているMDR-EX31BN
(というか、当方、昔から国産ブランドの中では、ソニー製品は好きでしたが、最近特に「デザイン力」という点で、Appleに大きく水をあけられているような気がして心配してます。。)
ONKYO
一方、中華ブランドほど安くはないものの、かといって、ギリギリ1万円以内に収まっており、且つ、商品的にもある程度信頼をおけそうなモデルとして、
・Zolo Liberty
・GLIDiC Sound Air TW-5000
の2点が挙げられます。
いずれも、コスパ的にも商品としても魅力的ではあるんですが、やはり「デザイン」がもう一歩かな、というところと、かなり売れまくっているようですので、人とかぶる可能性も高そう、という気がして、購入までは踏み切れないでいます。
(実は、正直に言いますと、先日、某ネットショッピングサイトで、一度、上記「Zolo Liberty
そんなわけで、この商品がベスト!という「最適解」は出ておりません。
(昨日までの「結論」は、「とりあえず5,000円くらいの中華モデルを買って様子見」という感じ)
まぁ、いずれにせよ「発展途上」にある商品あることには間違いなく、「待てば待つほど」、性能が良くなり、逆に価格は安くなっていくカテゴリの商品だとは思うのですが、、「あーでもない、こーでもない」と2年くらいリサーチを続け、いい加減、とりあえず多少失敗してもいいから「完全ワイヤレス」型を経験したい、という気持ちがMAX状態になっているため、、「最適解」は出ていないものの、実は今日さきほど、ついに、ある商品を正式にポチっとやってしまいました(^^;
明日、届く予定ですので、続きはまた明日のブログにて。