2018年11月11日

本日のデスクトップオーディオ 『SHURE SRH1840』。







約2ヶ月前から、本格的に「ヘッドホンを主体としたデスクトップオーディオ」環境の強化を始めましたが、これまでの間、元々持っていたSHURE SRH440に加え、Massdrop x HIFIMAN HE4XX、そしてSENNHEISER HD660Sの計3台のヘッドホンを手に入れました。

おかげさまで3台とも気に入っており、聴く曲によって、それぞれ得手不得手があるため、「ダントツでこのヘッドホンがNo.1」とは絞りきれない状況ですが、無理やり順位づけをすると、、

 1位: SENNHEISER HD660S
 2位: Massdrop x HIFIMAN HE4XX
 3位: SHURE SRH440

という、やはり”価格相応”の順番になります。。(てか、、そうなってくれないと困るんですけどね(笑))


この3台を大きな括りで分けると、SRH440だけが明確に個性が異なっており、とにかくクリアなキレのあるサウンドで完全にモニター寄りですが、中低音は迫力に欠けるという印象がする一方、HD660SとHE4XXはどちらも暖色系でやや籠り感があるリスニング系、そして中低音に厚みがある感じです。
(とはいえ、HD660SとHE4XXとでは、実際には、かなりサウンドに違いはあるんですが・・・)

そんな中で、HD660Sは、「クリアさ」という点でSRH440に負けますが、それでもゼンハイザーの中ではかなり「モニター」ライクな音になっており、且つ、中低音が非常に厚く、トータルとして、この3台の中では、一番「聴きごたえ」があるんですが、それに加えて、先日、この3台の中で唯一「バランス化」してみたところ、その効果が絶大だったため、3台の中では、総合的に「頭一つ」抜けた感じのサウンドになりました。


ただ、欲を言えば、HD660Sに関しては、バランス化によって、相当自分好みのサウンドになったものの、「もうひとこえ」、高音がクリアになればな〜、という思いがあります。



私はSHUREのクリアなサウンドが非常に好きなので、約2ヶ月前の「デスクトップオーディオ強化」を具体的に始動する際、元々ターゲットにしていたヘッドホンは、色々とリサーチした結果、同じSHUREの「SRH1840」というモデルにしようと思っていました。

ただ、その後、「2台続けて同じメーカーのヘッドホン、てのもなんだかな〜」とか、色々と悩み、結果としてまずは、Massdrop x HIFIMANのHE4XXにしたんですが、HR4XXも非常に好感の持てるヘッドホンであるものの、とにかく聴き疲れしない綺麗なサウンド、言い換えれば「聴きごたえ」にはやや欠けるサウンドなので、主に、寝る前とか疲れている時に使うためのヘッドホン、という立ち位置になりました。

ちなみに、元々持っていたSHUREのSRH440も、HE4XXとは対照的なキレッキレのサウンドではあるものの、それはあくまでも「高音部」の話であり、特に「低音」の厚みに欠けるため、そういう意味ではHE4XXと同じく「聴きごだえ」には欠けるんですよね。

そんなわけで、2台とも「聴きごたえ」という点ではやや物足りないところがあるヘッドホンという組み合わせになってしまい、それを解消するため、、加えて、「ヘッドホン沼」にこれ以上陥らないように、という意味も込め(笑)、HD660Sを購入しました。

引き続きのリサーチの甲斐あって、狙いは当たり、「聴きごたえ」という点では、HD660Sは十分満足できる機種でしたが、上記のとおり、やや「籠る」ところが気になって、このままHD660Sをヘッドホン沼の「終着点」にするには、「あの機種」つまり、元々ターゲットにしていたSHUREのSRH1840を一度じっくり聴いてから決めよう、という思いが強くなったことから、今回、またしても、使わなくなった電化製品を売って軍資金を作り、、中古のSRH1840をポチった次第です(^^;。。












そして品物が本日届いたので、早速、開封の儀を執り行いました。

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届いた品物は、中古とはいえ、ほとんど傷らしい傷もない、かなりの美品でしたので、ラッキーでした。




そして早速”試聴”してみましたが、、ほぼリサーチどおりというか、想像どおりの「モニター・ヘッドホンの一つの完成形」と言っていいのではないかと思える素晴らしくクリア、かと言って、SRH440とは違い、中低音もそれなりに厚みとキレがあり、自分好みのサウンドでした☆

しかしながら、敢えて「K.O.されました」と書かないのには、2つ理由があります。

一つ目は、、ネットでのレビューにも書いている方がおられましたが、あまりにも「模範的モニター・サウンド」というような音(=味付けをしていない)なので、よくも悪くも「音源の録音状態」にかなり左右される、ということです。

今日、このブログを書くまでに、SRH1840で20曲くらい聴きましたが、その中で、「おぉ、スゲェ良い音!」と感動できた曲のほうが少なく、しかも、そのように感動できた曲は、見事に「録音状態が良いCD」として有名な音源ばかりでした。

なので、「音源選び」には、今まで以上に慎重になる必要がありそうです。



二つ目の理由は、「K.O.」という言葉は「バランス化」した時のためにとっておきたい、ということです(笑)

SRH1840への期待値は、以前から、相当高いレベルにあったにも関わらず、今日、初めてじっくり聴いてみたところ、十分、その高いレベルの期待に応えてくれるだけのサウンドであることは分かりましたが(音源によりますが(笑))、HD660S同様、恐らくバランス化すれば、きっとその高い期待レベルをも上回ってくれるのではないかと思うので。。

いまのところ、バランス化したHD660Sと、アンバランスのSRH1840とでは、それぞれサウンドは全く異なる性格ですが、総合的には、「甲乙付け難い」という印象です。

ただし、SRH1840をバランス化した結果、さらに”化けて”くれたら、自分にとってベストなヘッドホンは、SRH1840で当面の間は動かないだろうと思います。

逆に、SRH1840をバランス化しても化けなかった場合、、、ヘッドホン沼は、さらに続くのか?(^^;


そうならないことを自分自身に祈ってます(笑)











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posted by Joy at 00:51| Comment(0) | Audio & Visual | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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