昨日のブログに書いたとおり、元々当方の「メイン・ヘッドホン」になるべく導入したHD660Sですが、残念ながら、期待には一歩及ばず、手放しました。
手放すに至った決定的要因は、これまた昨日のブログに書いたとおり、先週、これまで気になっていたヘッドホンをまとめて色々試聴し、そのうちの1台にK.O.されてしまったからです。
先週試聴したのは、具体的には、
・beyerdynamic DT1990PRO
・beyerdynamic DT1770PRO
・beyerdynamic T 1 2nd Generation
・beyerdynamic DT990PRO
・beyerdynamic DT770PRO
・AKG K712PRO
・DENON AH-D7200
・SENNHEISER HD650
・SHURE SRH1540
・HIFIMAN ANANDA
ざっと、こんなところです。
それと、高すぎて買えないですが、一応「記念受験」ならぬ「記念視聴(笑)」として、
・SENNHEISER HD800
・SENNHEISER HD800S
なども視聴させていただきました。
金額的に非現実的なHD800とHD800Sは別として、上記に挙げた機種の中で、個人的に最も好印象だったのは、意外にもAKGの「K712PRO
「意外にも」と書いたのは、ケーブルが2本出しではなく1本ですし、お値段的にも上記の中では、安いほうに位置しますし、それと、今までこのK712proについてもネットのレビューなどでそれなりにリサーチはしていたんですが、「自分が求めるサウンドとはちょっと違うかなぁ」、と判断し、購入候補からは早々と消していたからです。
それと、現在の当方のメイン機である、SHUREのSRH1840に、最もサウンド的に似ているではないかと予想していた、ベイヤーダイナミックのDT1990PRO
が、わざわざSRH1840を捨てて買い換えるほどでもないなぁ、という印象でした。
あとは、当然のことながら、HD800とHD800Sに関しては、さすが値段がぶっ飛ぶほど高いだけあって、且つ、これまでリサーチして予想していたとおり、「これが噂の『広大な音場』ってやつか」ということを体感でき、それなりに感動しましたが、やはり、ヘッドホン1台のために20万円以上とか、100%どころか1000%、無理です(^^;
というか、本当に「欲しい!!!」と思えるサウンドであれば、2〜3年後の入手を目途に貯金計画を始めるところですが、正直、そこまでして欲しい、とは思えませんでした。(むしろ、前述のK712proのほうが、いずれ”サブ機”として欲しいなぁ、と思えました)
しかし、、上記の中で、正真正銘、「K.O.」された機種がありました。
それが、タイトルのとおり、HIFIMANのANANDAです。
上記10数機種の中で、唯一、”二度見”ならぬ”二度聴き”し(笑)、一度目でK.O.されたのは間違っていなかったことを確認しました。。
そして、試聴の後、自宅へ帰る電車の中で、HD660Sを売却し、その他、売れるものは何でも売ってお金を作り、「ANANDAを買う」ことを決意した次第です。。。
んでもって、短期間でその計画を遂行し、ついに、ANANDA(新品)がやってきました☆

ということで、早速、開封の儀です。

( ↑ 革張りのケース。開けるのも緊張します。。(^^; ))
( ↑ ついに姿を現しました)

( ↑ この「超薄型平面型ドライバー」は、見た目にもK.O.されてしまいます(笑))
ということで、ついに、人生初の、桁が(わずかとはいえ)”大台”に乗ったヘッドホンがやってきました。
これで、期せずして、当方の所有ヘッドホンは、SHUREとHIFIMANがそれぞれ2台ずつの計4台となりました。
たぶん、自分には、この2つのメーカーの音が合うのでしょうね。
HE4XXでも経験済みですが、HIFIMANのヘッドホンはエージングにはある程度時間が必要だと思うので、詳しいレビューはまた後日にしますが、いずれにしても、今回は「試聴」もして納得したうえでの購入ですし、これでひとまず、ヘッドホン沼からは「脱出」できたと信じたいです(笑)

( ↑ HIFIMAN2兄弟。ANANDAとHE4XX)