2019年04月20日

本日の試乗 『ABARTH 595』。








今日は、アバルト・グランデプントに乗っている友人と5年ぶりくらいに会いました。

その友人は、今から約9年前にアバルト・グランデプントを購入したのですが、ほんの1ヶ月ほど前にメールでやりとりした際は、「まだグランデプントに乗っている」とのことでした。

で、今日の待ち合わせ場所に指定したファミリーレストランに、その友人のほうが「先に着いたので待ってるよ」とのメールが届いたので、後から私が到着し、そのファミレスの駐車場にブレラを停めたんですが、どこを見渡しても、グランデプントは停まっていません。


おかしいな?と思い、再度、駐車場内をよく見てみたところ、グランデプントではない「アバルト車」が1台停まっているのが見つかりました。

「もしや?」と思い、近づいてナンバープレートを見たところ、地域欄の箇所が、その友人の地域と”ビンゴ”でした。
(今日、待ち合わせしたファミレスは、私の自宅近くのファミレスであり、その友人は、遠方から来たこともあり、うちの近所ではあまり見かけない地域のナンバーなのです)


そして、ファミレス店内に入り、先にテーブルについていた友人を見つけるや否や、当方より、「駐車場のどこにもアバルト・グランデプントが無いんだけど、なぜか、アバルト595があったよ」と話したところ、ニヤリとし、やはり友人は、当方に内緒でアバルト595に乗り換えていたことが判明(^^;

「嘘つきはダメだな〜」と当方が言ったところ、「いや、1ヶ月前にJoyさんとメールでやりとりした時は、まだ確かにグランデプントを乗っていた。その後、最近になって595を納車したばかり。だから嘘はついていない(笑)」とのことでした。

まぁ、許すことにしましょう(笑)




ということで、その後は、595を中心としたクルマ談義に花を咲かせました。


友人が購入した595は、コンペティツォーネでもツーリズモでもなく、スタンダードグレードの595(MT)でした。

当方、以前、仙台にいる時に、コンペティツォーネは試乗したことがあるんですが、ツーリズモとこのスタンダードモデルは未経験です。


ですので、当然、今日はファミレスを出た後、友人の595に試乗させてもらいました。



本当は、当方に黙って595を買った仕返しに、レッドゾーンまでぶん回してやろうかと思いましたが(笑)、まだ納車したてで、オドも600kmほどにしか達していない”慣らし期間”の状態だっため、3,000回転以上は回さず、優しいドライビングをしてあげました(笑)



以前、コンペティツォーネに試乗した際は、非常にドライビングは楽しかったですが、常に「ONモード」という感じの走りだったので、長時間運転すると、ちょっと疲れるだろうな、という印象のクルマでした。

それと、コンペティツォーネに搭載されているサベルトのシートが、めちゃめちゃ硬くて且つタイトだったので、余計に疲れる印象はありました。



ちなみに、コンペティツォーネ、ツーリズモ、スタンダードモデルの3モデルの馬力は、それぞれ、

 ・コンペティツォーネ  180ps
 ・ツーリズモ      165ps
 ・スタンダードモデル  145ps

と差が設けられているため、その辺りのフィーリングの違いも興味深いですね。











ということで、運転席に座らせてもらい、エンジンを始動すると、7インチタッチパネルモニター付Uconnectの画面に、「ガレージのシャッターが開く」→「595が現れる」→「アバルトのエンブレムが表示」という流れで動画が流れるのがとても洒落てました。

走りには関係ないですが、こういう小洒落た演出って、好きですね〜

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そして、肝心の「走り」ですが、さすがに「慣らし運転中」のため、MAX3,000回転で走ったことから(当然、SPORTボタンも使用せず)、スタンダート595の持つポテンシャルの恐らく2〜3割程度しか味わうことができなかったものの、一言で言うと「非常に快適且つ気持ちのイイ走り」という印象でした。

コンペティツォーネの時に感じたような、タイトなシートに座り込んだ瞬間から襲いかかる「緊張感」みたいなものはなく、終始、”心地いい気持ち良さ”を感じながらのドライビングができました。

足回りも、コンペのような硬さがなく、まさに「ちょうどイイ」しなやかさとキビキビ感を兼ね備えた、そんな印象でした。

ハンドリングも非常に気持ちイイです。



それと、このスタンダードな595は、「レコードモンツァ」ではない、ノーマルのツインマフラーが搭載されているのですが、アイドリング時の野太い迫力のサウンドが印象的でした。

さすがに走行中は、「レコードモンツァ」で感じたような、けたたましいまでのサウンドは聞こえませんでしたが、通常のFIAT500とは似ても似つかぬサウンドです。





ということで、スタンダードモデルの595。

「慣らし運転」に徹したため、良さを十分に味わうところまではいかなかったものの、「これで峠とか走ったら、めちゃめちゃ楽しいんだろうな〜」という片鱗は、十分、感じ取ることができました。


595のラインナップの中では、このスタンダードモデルの595は、唯一、車両本体価格が税込で300万円を切る(ただしMTモデルのみ)という点も魅力です。

それがコンペティツォーネになると、特にオートマ仕様の場合は392万円と、ちょうど100万円もの差になってしまいますし、乗り出しだと完全に400万円を超えてしまうため、さすがに、このクラスのクルマに400万円強を出すというのは、我々のような一般庶民には、相当な勇気が要ると思います。。











でなことで、アバルト595スタンダードモデル。

とにもかくにも、デザインが内外装とも、FIAT500をベースにしているとは思えないくらい、マッシブでカッコいいデザインなので、それだけでも価値があると思いますし、くわえて、走りも、(今日はあまり味わえなかったものの)FIAT500とは、完全に一線を画すものがあると思いますので、、特に唯一300万円を切る「MTモデル」は非常に魅力的なクルマでした☆

友人のこの595の”慣らし”が終わったら、また試乗させてもらい、今度こそ、レッドゾーンでぶん回してやろうと思ってます(笑)


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( ↑ 私のブレラとツーショット)


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ラベル:アバルト Abarth 595
posted by Joy at 22:32| Comment(0) | AlfaRomeo | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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