一昨日、大きく報道されたとおり、Appleのジョナサン・アイブ氏が、今年後半にAppleを去り、独立することとなったようです。
これまで25年以上Apple製品を愛用してきた当方ですが、私の場合、ジョブズへの思い入れは非常に大きいものがありますが、アイブ氏に関しては「人物」という点では、それほど思い入れはありません。
しかしながら、あのジョブズが一目置いていた偉大なるAppleのデザイナーとして、長年、私にとって「Appleといえばこの二人(ジョブズ&アイブ氏)」という見方をしていました。
そのため、ジョブズが亡くなった後は、「(ジョブズの代わりは務まらないにしても)アイブさん、今まで以上にAppleを頼むぞ!」と思っていたことも事実です。
よって、今回、アイブ氏が去ることで、その二人が共にAppleからいなくなってしまうことになり、これでまた一つの時代が終わったな、という感じですね。
もっとも、報道によると、アイブ氏の独立後も、Appleはアイブ氏の主要クライアントとなってさまざまなプロジェクトに関与する、とのことですので、これからも引き続き、Appleからはアイブ氏の息がかかった商品が発売されることになるんだと思われます。
いずれにしても、私にとっては、Appleは「ジョブズ」と「アイブ」という二人のカリスマから成り立っていた、という印象ですので、その二人のカリスマが共に去ってしまったAppleがこれからどうなっていくのか、見守っていきたいと思います。