2019年08月10日

The Matrix - Back in cinemas. 〜マトリックスがついに帰ってくる〜







公私問わず、友人・知人との会話でよく出てくる話題の一つに「一番好きな映画は?」というネタがあります。

私の場合「同率1位」みたいな作品が、10作品近くあるので、なかなか一つに絞るのは難しいのですが、それでも、ほぼいつも答えている作品が「マトリックス」いや、正確には「マトリックス三部作」です。
(他に『アニマトリックス』もありますが、あれは私にとっては、三部作をより面白く観るための「参考作品」という位置付けです)

これまで「同じ作品を観た回数」という点も、おそらくマトリックスがダントツで一番多く観ていると思います。

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ただ、残念なことに、そんなに好きな作品であるにも関わらず、三部作のうち劇場で観れたのは、最後の「レボリューションズ」だけなのです。

しかも、特に1作目の「マトリックス」が公開(された頃は、むしろ見もしないで嫌っていたのです。


というのも、ちょうど1作目の「マトリックス」が公開され、あの、弾丸をアクロバティックな体制でわざとらしく避けたりするシーン等、VFXなどの映像表現がもてはやされましたが、私にとっては、なにかこう、冷めた感じで受け止めていたんですよね(^^;

それと、当時のキアヌ・リーブスも、女子達に「キアヌ様」と人気絶頂だったので、そういうキャーキャー騒がれているところも、合わさって、よく調べもせずに「どうせ、中身は大したことないナンパな映画だろ」くらいに思ってました(^^:


その後、2003年6月に2作目となる「リローデッド」が公開された時も、やはり”ナンパ”なイメージは拭い切れず、「まぁ、別に観なくてもいいや」という感じでスルーしていました。


が、今でも覚えていますが、、私にとっての「映画の『師匠』」的な友人が2人居て、だいたい、その2人が勧めてくれる映画は、私にとっても「めちゃオモロい!」と言えることが多いのですが、、ちょうど「リローデッド」の劇場公開が終わり、その後、DVD(Blu-ray)が発売された直後くらいのタイミングで、その師匠」的な友人のうちの1人(関西人)と喋っていた際、マトリックスの話になったので、私が「あれはナンパな映画だろうから、興味ない」的な発言をしたところ、大真面目な表情で、「おい、『マトリックス』は凄いで!」と、当方を睨みつけるように言ったのです(笑)

それでも当方は、「え〜? そうとは思えないけどな〜」と冷めた感じで言っても「いや、『マトリックス』は凄い」と頑として譲らなかったのです。

いくら、師匠的存在とはいえ、どうしてもこの「マトリックス」だけは、ナンパなイメージが拭い切れなかったんですが、その友人のコダワリもかなり強そうだったですし、まぁ、作品を観てもいない当方が、あまり決めつけて喋るのもよくないと思い、とりあえずその場は「ふ〜ん。そうなんだ」的な感じで、流しました。


そういう会話をしてから程なくして、とある週末にTSUTAYAに行ったところ、レンタルの「新作」コーナーに、「リローデッド」のDVDが並んでいました。

そこで、当然、その友人の言葉を思い出し、まぁ、「とりあえず一度は観ておくか」という気持ちになりましたが、もしその時、当方が「マトリックス」シリーズという作品に、「本当に」興味があれば、しっかりとストーリーを楽しむためにも、いきなり2作目の「リローデッド」ではなく、まずは1作目の「マトリックス」から借りていたと思うのですが、やっぱりその時点では、そこまでの興味は湧いてこなかったことから、「とりあえず『観た』という既成事実だけは作っておこう(笑)」という目的で、敢えて2作目の「リローデッド」だけ、レンタルで借りたのです。



そして、自宅に戻り、「リローデッド」を観て、、、






K.O.されました(笑)



いや〜、マトリックス製作陣様、そして、マジ顔で当方に勧めてくれた友人に対し、「すいませんでした。」という心境になりました(^^;

まさか、こんなに「深い」内容の映画だったとは。。


これまでずっと、「派手に弾丸を避けたりするだけの単なるナンパな映画でしょ」くらいにしか思っていませんでしたが、私の好きな「哲学的」・「神話」的要素や「サスペンス」的要素、「IT」要素、「音楽」的要素、あるいは「謎かけ」的要素などがふんだんに含まれており、しかも、スタイリッシュでカッコよく、とにもかくにも、1作目の「マトリックス」を観ていないにも関わらず、「なんだこれ?めちゃくちゃ面白いじゃないか!!」というのが、初めて「リローデッド」を観終えた時の感想でした。

もちろん、「完璧な作りの映画か?」と言われると、そうではなく、例えば特に「リローデッド」に関しては、カーチェイスやエロいシーン(笑)がちょっと冗長だったりして、もう少しコンパクトにできたのではないかと思いましたし、それなりに欠点もあるとは思いますが、そんな欠点など、三部作全体を通じては、小さい話であり、自分にはズバリハマる映画でした。

そして、順番は逆になりましたが、速攻で、1作目の「マトリックス」も借りて観ましたが、やはり、「これは超絶面白い」ということになり、結果、待ちに待った最終作の「レボリューションズ」(2003年11月公開)は、結局、3回も劇場に観に行きました。



その後も、毎年、正月休みには、この「マトリックス三部作」を観るのが私のルーティーンになってますし、それ以外も含め、これまで、何度繰り返し観たか分かりません。




これは私の想像ですが、エヴァンゲリオンなどと同じように、この「マトリックス三部作」についても、おそらく、観た人たちの中で、ストーリーをしっかりと理解できている人(解説できるレベル)は、半分もいないんじゃね? という気がしています。

二桁以上は、繰り返し観てきた当方も、(単に頭が悪いだけのような気もしますが(笑))未だに、「完璧に理解しているか?」と聞かれれば、残念ながら、「まだまだ『謎』な部分がある」というのが正直なところです。


もちろん、こういう本も読んだり、、
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ネットで、「この人、天才じゃね?」と思うような、凄い解説を書いている人の記事を読んだり、色々と研究はしまくりましたが、それでも、上の本のタイトルにある「完全制覇」というところまではイっていません。。(^^;


まぁ、だからこそ、これだけ惹きつけられるんだろうな、とも思いますが。











ということで、当方の「マトリックス三部作」に関する暑い、じゃなかった(笑)、”熱い”想いは、この程度の文字数では全然伝えられないのですが(笑)、、ここまでは、本日のこのブログ記事をこれから書くためのあくまでも「前段」です(笑)



そんな、当方にとって最も重要な映画であり、且つ、1作目と2作目は劇場で観ることができなかった「マトリックス三部作」ですが、このほど、1作目の「マトリックス」が、公開20周年を記念し、来月9月6日から2週間限定で、4DXおよびMX4Dでの上映が決定しました☆☆☆

 <AV Watch: 製作20周年「 マトリックス」が、9月6日から2週間限定で4DX/MX4D上映

私は「リローデッド」も劇場では観れなかったので、どうせなら「三部作」を一気に公開してくれたら最高でしたが、、にしても、、1作目の「マトリックス」が劇場で観れるだけでも、最高に嬉しいですね。

幸い、私の行きつけの映画館も、上映劇場リストの中に含まれていたので、本当に楽しみです。
















というのが、本日のブログの、「マトリックス」に関する「最高に嬉しいネタ」なんですが、、一方で、もう一つ、「(あまりよくない意味で)気になるネタ」もあります。


それは、「マトリックス4」が製作される(既に「製作されている」?)のではないか、というネタです。。

 <映画.com: ウォシャウスキー姉妹、マイケル・B・ジョーダン主演で「マトリックス4」準備か


前述のとおり、当方、「マトリックス三部作」が大好きなため、当然、監督であるウォシャウスキー兄弟(現在は「姉妹」)を崇拝しております。

「マトリックス三部作」以外にも、「Vフォー・ヴェンデッタ」(監督ではなく「脚本・製作」ですが)も、めちゃくちゃ好きですし、「クラウド アトラス」、「スピードレーサー」も大好きです。それと、監督としてのデビュー作である「バウンド」も、デビュー作としては秀逸だと思います。


が、現時点で、「監督」としての最も直近の作品である「ジュピター」は、期待が大きかった分、ちょっとがっかりしました。

物語の設定自体は決して悪くなかったと思いますが、そもそも、主役陣の「配役」が、個人的には、違和感ありまくりで、、それ以前の作品では、見事なまでの素晴らしい配役を揃えてきたことを考えれば、「ジュピター」は、「ほんとにウォシャウスキー姉妹が自分で選んだんでしょうか・・・」と疑いたくなるような配役でした。

なので、劇場で観ましたが、最後まで作品に「感情移入」することができずに終わってしまったんですよね。。

「配役」以外の要素についても、正直、今までの作品に比べると、総合的なインパクトにちょっと欠けていた感じがしました。


よって、もしかすると、「監督業」としてのピークは超えてしまったのかもしれないという印象があり、こういう状況の中で、映画史上に残る名作と言っていい「マトリックス三部作」の続編を作られるのは、ちょっと不安なんですよね。せっかくの「三部作」に、傷がついてしまうのでは・・・?みたいな。


それと、ウォシャウスキー監督とは、別の話になりますが、「素晴らしい三部作」の後、一旦終わったと思いきや、「続編」が作られたものの、残念ながら、完全にがっかりした事例として、「パイレーツ・オブ・カリビアン」が挙げられます。

私は、ゴア・ヴァービンスキー監督による「パイレーツ・オブ・カリビアン」の最初の「三部作」については、「最も好きな映画 10傑」の中に間違いなく入るほど好きです。

3作目「ワールドエンド」のラストは、「続きが見たいなぁ」と余韻を残す終わり方をしたものの、非常に良い終わり方だとも思ったので、これくらいの余韻を持たせた形で完結したほうがいい、と思っていました。

それでも仮に、更に「続編」を作るなら、ゴア・ヴァービンスキーがそのまま監督を務めるのであれば、是非観てみたい、とも思っていたんですが、、、残念ながら、違う監督で4作目が作られ、あくまでも個人的感覚ではありますが、ゴア・ヴァービンスキーによる「最初の三部作」とは比較するのは無理がある、子供染みた内容の映画になってしまったという印象でした。(よって、「子供向け」に絞るのであれば、良い作品だったと思いますが、そもそも最初の三部作は、子供にはちょっとハードルの高い内容だったので、その路線を維持してほしかったです)



「マトリックス4(仮称)」は、上記報道によれば、そのままウォシャウスキー監督が関わるような書き振りなので、監督が変わってしまうよりは遥かにマシですが、、とはいえ、どんな作品であっても「三部作」というのは、なんとなくちょうどいい収まりだと思うんですよね。

「マトリックス」や「パイレーツ〜」とともに「私の好きな映画 10傑」に入る、他の三部作として「ボーン 三部作」(ボーン・アイデンティティーボーン・スプレマシーボーン・アルティメイタム)があります。

この「ボーン 三部作」は、1作目も最高に面白かったですが、2作目から監督が替わったにも関わらず、更にどんどん面白くなっていったという、個人的に「稀有」な三部作だと思っているのですが、3年前に、「4作目」となる「ジェイソン・ボーン」が公開されました。

2作目&3作目の時と同じ、ポール・グリーングラスが監督(私の好きな監督の一人)を務めたこともあり、それまでの「ボーン 三部作」の流れがしっかりと踏襲され、クオリティも高い作品だったと思いますが、正直、過去の「ボーン 三部作」に比べると、面白さという点では、やや劣る印象でした。

まぁ、それでも、「パイレーツ〜」の時のがっかり感とは比べるまでもなかったのは、やはり監督が変わらずに済んだからだと思います。

とはいえ、2作目&3作目であれだけ”超絶”面白い作品を作った監督ですら、一度「三部作」として一段落した後に作る「続編(4作目)」を、従前作を更に超えるような面白い作品に仕立て上げるのは相当難しいんだろうなぁ、と思ったものです。
(ちなみに、もう1作品「ボーン・レガシー」というのもありますが、これは、監督が替わっていますし、「『マトリックス三部作』における『アニマトリックス』」的な、「ボーン・シリーズ」とは「別」に位置付けられる作品だと思っています(マット・デイモンも、「ボーン・レガシー」の製作に際し、「彼(グリーングラス監督)無しでの撮影はありえない」と語っていたようです)。そのため、今回の記述からは「ボーン・レガシー」は除外しています)



その他、歴史に残る超絶面白い、個人的に大好きな「三部作」としては、「ゴッドファーザー三部作」、「バック・トゥ・ザ・フューチャー三部作」、「ロード・オブ・ザ・リング三部作」などがありますね。




いずれにしても、せっかく映画史上に輝く「マトリックス三部作」が収まりの良い形で”完結”し、最後には主人公のネオも自身の役目を全うした綺麗な形で終わったことを考えると、例え、同じウォシャウスキー姉妹が監督として続投するにしても、上記のとおり、さらなる「続編」的な作品を作るのは、ちょっとハードルが高過ぎると思いますし、下手をすると、せっかくの過去の輝かしい「三部作」に傷をつけかねないことになる恐れもあるため、心配しています。

まぁ、仮に製作するなら、ロード・オブ・ザ・リング三部作」に対する「ホビット三部作」のように、過去の三部作と繋がっている作品ではあるものの、タイトルに「マトリックス(Matrix)」の文字は使わないようにするとかして、過去の「マトリックス三部作」とは”別物”にしてほしい、というのがせめてもの願いですね。

誤解を招かないように書きますと、当方、今でもウォシャウスキー監督は、最も崇拝する監督の一人(あ、「二人」でした(笑))ですので、彼らが作る作品を観たくないわけがないのですが、直近の「ジュピター」がやや期待外れだったことと、「過去の『三部作』を超える作品を作るハードルの高さ」というようなところを考慮し、、万一、「マトリックス」の続編やリブート作品の内容が”期待外れ”に終わったとしたら、その”がっかり感”たるやハンパないと思うので、その点を心配しているだけです。











と色々書きましたが、、とにもかくにも、まずは来月の「マトリックス」の限定上映を、首を長くして待ちたいと思います☆










   





posted by Joy at 11:52| Comment(0) | Movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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