2019年10月12日

本日の映画 『El Camino: A Breaking Bad Movie』






<以下、ネタバレあり>
今年の8月、唐突に「エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE(El Camino: A Breaking Bad Movie)」が10月にNetflixで配信される、というニュースを知り、この1ヶ月余り、ずっと心待ちにしていましたが、、ついに昨日から公開されました。

昨夜は残業で遅くなり、くわえて台風襲来への準備等をしていて時間がありませんでしたが、今日、台風の影響で一日中、自宅に缶詰になることは分かっていたため、予定どおり今日、台風で大雨の降りしきるのを余所目に、自宅で観賞しました。


ドラマ・ブレイキングバッド本編の目まぐるしい展開とは違って、この「エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE」は、無難で綺麗にまとめられた映画、という印象でした。

なので、ブレイキングバッド本編のような展開を望んでいた人にとっては物足りなかったと思いますが、ワタシ的には、これでよかったと思います。

というのも、あのブレイキングバッド本編のジェットコースターのような展開は、やはり「ウォルター・ホワイト」が居たからこその展開だったと思うので、彼が本編最終回で死んだ(はず)今、敢えて、あのような目まぐるしい展開は、無理して作る必要はなかったと思ってます。

ジェシーが居なければブレイキングバッド本編は成り立たなかったのは間違いないですし、人によっては「ジェシーこそ主役」と言う人もいるとは思うのですが、それでもやはり、客観的に、誰が主役か一人選べ、と言われれば、ウォルター以外に居ないと思います。

よって、ウォルター亡き後のブレイキングバッドは、あくまでも「サイドストーリー」のため、無理に派手な展開にする必要はなかったんだろうと思ってます。


それと、今回の「エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE」は、名前のとおり、連続ドラマではなく1本完結型の「映画(THE MOVIE)」ですし、時間もちょうど2時間しかない作品なので、そういう意味でも、下手に目まぐるしい展開にするより、激しい運動(=ブレイキングバッド本編)をした後の「クールダウン」的な作りで正解だったと思っています。



とはいえ、ウォルターやジェーン、そしてマイクという、ジェシーにとって特に大事だったと言える3人(且つ、全員、亡くなった)がしっかり出てくれましたし、その3人がそれぞれ登場するシーンの作り込みも素晴らしかったと思います。

あとは、”掃除屋”さんも、廃車屋のジョーさんも、変わらずイイ味出してました。



まぁ強いて言えば、恐らく、ブレキングバッド好きな人なら皆思ってると思いますが、トッドの激太りぶりには「え???」でしたけどね(^^;

今作で、あれだけ多くの時間、登場するんだから、しかも時系列的に、全てジェシーを監禁している最中のシーンなんだから、せめて、ブレキングバッド本編時の体型で出演してもらいたかったですね。今作でトッドが初めて登場したシーンには、「ん? トッドって生きてたんだっけ? これって、ジェシーが解放された後のシーンなの??」と思っちゃいましたもんね(^^;

あと、ジェシー自体も、トッドほどではないにしても、かなり顔が丸くなってました(^^;




けど、兎にも角にも、あのブレキングバッド本編のラストシーンで、「この後、ジェシーはどうなったんだろう?」という誰もが思ったことが、きちんと、そして綺麗に回収されたと思います。

さすが、ヴィンス・ギリガン、といったところでしょうか。(けど、やはりトッドをちゃんと痩せさせてから、出演させてほしかった(笑))



ウォルターの物語に続き、これで、ジェシーの物語もきちんと完結したと思います。

あとは、ソウルの最後を見届けるのみ、ですね☆



追伸:
当方、ブレキングバッドの主要キャストの中で最も好きなのは、実はスキニー・ピートです(^^;
今回もイイ味出してました☆
















posted by Joy at 21:56| Comment(0) | Movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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