先日、アルファロメオの小型SUV「トナーレ(Tonale)」の、生産型に近い画像のニュースがありました。
<AUTOCAR: 新型 アルファ・ロメオ・トナーレ 2020年発表 生産型に近い画像を入手>
(AUTOCARより)
デザイン的には、ん〜、どうなんでしょう。。(^^;
ジュリア、ステルヴィオよりは「くどさ」が減って若干スマートになった印象ですが、それでもやはり、ジュリア、ステルヴィオのファーストインプレッションと同様、「おぉ、カッコいい!」と一目惚れするような印象は受けませんね。。
しかも、自分は好きになれないデザインであるものの、まだジュリアやステルヴィオのほうが、このトナーレよりも「アルファらしさ」はあったかもしれません。
トナーレは、ジュリア、ステルヴィオをそのままVWやポルシェっぽくスマートにしたような、そんな印象を受けました。
スマートになっちゃうと、アルファ特有の馬蹄型デザインのホイールも似合わない気がするんですよね。
これまで6台のアルファを乗り継いできて、今はMINIですが、それでもいまだに「ブランド」としてのアルファロメオには、変わらず”ぞっこん”な当方ですが、、ジュリア以降のアルファロメオのデザインには、どうしても”ときめき”を感じられないんですよねぇ。
まぁ、正確には「MiTo以降」と言ってもいいんですが、まだ、MiToやジュリエッタまでは、「嫌悪感」までは抱かなかったですし、自分も乗っていたジュリエッタQVは「真正面」以外のデザインは好きだったんですが(笑)、ジュリアで一気に「え〜〜」という非常にネガな感覚を持ってしまうようになりました(あくまでも「デザイン」の観点で)。
「くどさ」という点で言えば、例えば「SZ」なんかは、過去のアルファの中で、まさに「くどさ」を代表するクルマだったと思いますが、私はSZについては、昔も今も、めちゃくちゃカッコいいと思ってるんですよね。
あるいは「156」だって、当時の”セダン”としては、異色なくらい「くどい」デザインだったと思いますが、なぜか156は「色気があって素敵!」と思えますし、156GTAなんて、今でもヨダレものと言っていいほどカッコいいと思うんですがねぇ(あ、156の場合、後期型の「ブレラ 顔」はちょっと苦手なんですが(^^; )。
決して、意識的に「懐古主義」の立場を取っているわけではないんですが、自分が好きなデザインのアルファは、ブレラ /159を含めた、それ以前のモデルばかりなんですよねぇ。
いったい、アルファのデザインは、このまま何処へ向かっていくのでしょうか・・と思わざるを得ない今日この頃ですが、この「トナーレ」については、2020年末に発売予定らしいので、今回の報道でも「生産型に近い」と書かれているとおり、まだデザインに関して、多かれ少なかれ変更はあるかもしれませんし、もうひとこえ、いや、もう”ふたこえ”くらい、カッコよくなってくれたら嬉しいですね。