現在の自宅に引っ越してきて既に15年以上が経ちましたが、この家に住む以前から、かれこれもう20年ほどの間、ずっと「プロジェクター」での投影に憧れていたんですが、なにせプロジェクター本体が高いのでなかなか手が出せずにいたんですが、気がつけば中華プロジェクターなら1万円以下で多数の機種が販売されている時代になりました。
そこで、ここ数ヶ月、安価なプロジェクターの物色を続けており、前回のブラックフライデーやサイバーマンデーの際、ポチる寸前までいったものの、色々と買い物をし過ぎていることから、自重した次第です。。
が、今回の正月休みは9連休もの休みとなるため、特に大きな予定も入れていない当方としては、暇を持て余す可能性があり(笑)、くわえて、まぁ、”数千円”程度の買い物ならなんとかなるだろうと思い、今年最終勤務日の金曜(27日)の夜、Amazonで、とある中華プロジェクター(販売価格 約8千円)をポチりました。
そして品物が、翌土曜日に到着したことから、その日は、ヘルシオ ホットクックで作った夕食を楽しんだ後、そのプロジェクターを開封し、早速リビングで使ってみました。
まず開封して残念だったのは、本体に目立つ傷が最初から2箇所も付いていたことです。新品のはずなんですがね。。
まぁ、値段を考慮すれば、これできちんとプロジェクターとして「機能」してくれれば我慢しようと思い、気を取り直して、本体のセッティングに移しました。
そして、Amazon Fire TV Stickを繋ぐべく、HDMIケーブルをプロジェクター本体に差し込もうとしたところ、これまた、差込口が異常に狭く、無理に差し込むと壊れちゃうかも?という恐怖を感じながらも、なんとか奥まで差し込みました。
で、肝心の投影ですが、、無事、リビングの壁に大きな映像が映し出され、Fire TV Stick経由でNetflixの画面も正常に映り、「おぉ」という感じで興奮したのも束の間、よく見ると、画面の端(四隅)のピントが一向に合いません。
ちなみに、当方が買ったこのプロジェクターは、画面調整機能が「ピント」と「台形補正」しか無いことから、その2つを色々と調整してみたんですが、「台形補正」を優先すると「ピント」が合わず、逆に「ピント」を優先すると、画面が「正長方形」でなくなってしまい歪んだ台形になってしまう、という繰り返しのため、「これは使い物にならん。。。」という結論に達しました。
くわえて、光源は4,200ルーメンと、スペック上は十分な値になっているものの、思ったほどは明るくなく、さらに「画質」が非常に粗いのも気になりました。

(↑ 写真で見ると、きちんと投影されているようにも見えますが、正長方形にすると四隅のピントがどうしても合いませんでした...(T_T) )
ということで、止むを得ず、昨日、当該商品を返品しました。
まぁ、わずか数千円のプロジェクターということもあり、このブログで固有名詞(商品名)を挙げてディスるのはちょっと可哀想な気もするため、商品名は伏せますが、、この商品のレビューを見る限り、物凄い数の「星5つ」があり、「星1つ」の評価はわずか2〜3個だったことから、この商品に決めたものの、ピントが合わない、と書かれている評価が少数ながらも何人かおられたので、当方が買った個体も同じ症状だったと思われます。
たまたまハズレを引いたのかもしれませんが、やはり、今度、改めてまたプロジェクターを購入する際は、少なくとも1万円以下の商品は、怖くて選べないですね。。
そんなわけで、本当なら今夜も、プロジェクターで自宅上映会をしていたはずなんですが、残念ながら「幻」に終わってしまいました。。
まぁ、返品処理は難なく受け付けてもらえたので、今回の件は「良い勉強をさせてもらった」、とプラスに考えたいと思います(^^;