2020年01月18日
BOSE、世界の直営店119店を閉鎖。
一昨日、BOSEに関する表題のニュースが大きく流れました。
一瞬、世界中の全ての直営店を閉鎖するのかと思いましたが、、そうではなく、この119店舗に該当するのは「北米、欧州、オーストラリア、そして日本」であり、中国やアラブ首長国連邦、インド、東南アジア、韓国の約130店舗は引き続き営業するのだそうです。
<Engadget: Bose、日米欧豪の直営店を全店閉鎖。オンライン販売に軸足>
当方、BOSEの直営店舗には、ちょうど現在の住まいに引っ越す際、ホームシアター用のスピーカー候補としてBOSEを検討していた際の一度だけ行ったことがあります。今からもう15年以上も前の話です。
私は「BOSE」というブランドは、好きか嫌いか、と聞かれれば「好き」と答えます。
やはり、ブランドイメージが、「超」は付かないまでも、カッコいいと思いますね。
昔から「ピュア・オーディオ」用のスピーカーとしては向いていない(音が「綺麗」ではなく、ちょっと籠もって聴こえがち)と思ってましたが、上記のとおり、「ホームシアター」用としては、抜群に良いという印象です。
なので、今の自宅に引っ越す際、5.1ch用のスピーカーとしてBOSEの製品を買う直前までいったんですが、最終的には「ちょっと値段が高過ぎる」ということを理由に、泣く泣く諦めた経緯があります。
その代わり、自宅のダイニングの天吊り用スピーカーとして、101MMを購入しました。
音質は、まぁ「普通」ですが、インテリアとしては最高です(^^;
その後も、当方、BOSEのブランドイメージは好きなので、今まで何度もBOSE製品の購入を検討はしてきたんですが、「同程度のスペックや位置付けの他社製品に比べて、どうしても”割高感”が拭えない」ということを理由に、結局、15年以上前に「101MM」を買ったきり、その他の製品は一度も購入しないまま現在に至っています。
そんなBOSEが、今回、冒頭の記事のとおり、約120店舗にものぼる世界の直営店を閉鎖する、とのことですが、これはもう、時代の流れ、としか言いようがなさそうですね。
ただ、その記事に書いてあるとおり、日本を除くアジア主要国では引き続き営業を続ける、というのがちょっと意外でした。
それらの国では、まだまだ「直営店」の需要があるんですねぇ。
まぁ、穿った見方をすれば、本音は一気に「世界の全ての店舗」の閉鎖をしたいところだが、さすがにそれをやってしまうと、ブランドイメージに大きく影響しかねないため、とりあえず全体の約半数を閉鎖し、残りの半分は、段階的にソフトランディングで・・、、ということなのかもしれない、とも思ってしまいますが、、いずれにせよ、音響製品に限らず、「リアル店舗」での販売は、本当に厳しい時代になりましたねぇ。。
ということで、BOSE直営店舗の大量閉店というのは寂しいニュースですが、その分、コストが浮くでしょうから、BOSEさんには、もう少し製品価格を安くしていただけると嬉しいです(^^;
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