2020年02月02日

本日の試乗 『新型 ハスラー』。






年々、自身にとって「惹かれる」ニューモデルのクルマが減ってきている今日この頃ですが、今日は、そんな数少ない、興味の持てるニューモデルの一つである、先月末に発売されたばかりの「スズキ 新型ハスラー」の試乗に行ってまいりました。

 <スズキ: 新型ハスラー
 <ベストカー: 【受注約2万台!!? 早くも大ヒット驀進中】スズキ新型ハスラー 波乱の販売最戦線


当方が、押し並べて近年のニューモデルのクルマに興味が持てなくなってきている理由の一つとして、モデルチェンジする際、特に「デザイン」に関して「これって”改悪”では??(なんか、カッコ悪くなったんじゃない??)」みたいなモデルチェンジが多いことが挙げられるのですが、この「新型 ハスラー」に関しては、個人的には、まさに”正常進化”したデザインだと思っており、好意的に捉えています。

デザイン面に関しては、唯一、現行のGクラス(メルセデス)MINI(三代目)等にも言えることですが、ヘッドライトが「丸目」の場合、周囲をリング状のLEDにしていることにより、なんか「目力」が強すぎる、というか、”ギョロ目”に見えて、ちょっとマヌケな感じがするんですよね(^^;

で、今回の「新型 ハスラー」もまさに同様で、ヘッドライトの「ギョロ目感」が強まってしまった点に、唯一、違和感を覚えていますが、クルマ全体的なデザインに関しては、ボクシー感が増して、且つ”やり過ぎ感”もなく、イイ感じに仕上がっていると思っています。



本日お邪魔したスズキ・ディーラーさんに置いてあった「新型 ハスラー」の試乗車は、色は「アクティブイエロー ホワイト2トーン」という、いわゆる黄色と白のツートンで、グレードは、一番下の「G(ノンターボ)」でした。

ちょうど、我が家の「初代 ハスラー」も、同じノンターボの「G」グレードであり、ちょうど今回、同じ位置付けで「G」モデルが置き換わった感じなので、比較するにはちょうど良いため、ラッキーでした。

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ということで、まずは新型の「居住性」がどんなものか、確認してみましたが、運転席に乗った感じは、我が家の「初代」とほとんど変わりない印象で、違和感なく移行できそうです。

前席のウォークスルーもそのまま担保されていましたが、このウォークスルー、便利ですよね。

それと、新型から追加された(特にこの時期に)嬉しい装備としては、シートヒーターが標準装備されていました。

シートヒーターといえば、一般的には「レザーシート用」と思っていましたが、ハスラーのようなファブリックシートにもシートヒーターが付くとは贅沢ですね。



そして今度は「後席」に座ってみましたが、この「後席」に関しては、我が家の「初代 ハスラー」でも十分広いんですが、今回の「新型」は、さらに広くなってました。

大柄な男性でも、余裕で寛げる広さです。(初代に比べて5cmほど室内が伸びたそうです)

それと、後部座席を前方に少しスライドしただけで、リアシート背面の荷物置き場が初代に比べてかなり広く確保されているのも好印象でした。


ということで、「初代」でも十分優れたパッケージングだったと思いますが、それ以上にこの「新型」は居住性が良くなったと思います。



また、この新型の「インテリア・デザイン」については、カラーリングによって印象が結構変わるかもしれませんが、デザインコンセプトとしては、初代よりも洗練されて男っぽくなった印象です。

人(特に女性)によっては、「もう少し『可愛さ』が欲しい」と思う方もいるかもしれませんが、少なくとも「男性」にとっては、初代よりもしっくり来るのではないかと思えました。

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そしていよいよ、実際の「試乗」へと向かいます。

ちなみに、今回の新型の「G」グレードに積まれているエンジンは、新型のエンジンだそうです。(営業さんによると、ターボモデルは「初代」のエンジンと同じだとか)


走り始めてまず感じたのは、「足回りが初代よりもしっかりしている」という印象です。

初代は初代で、非常に乗り心地が良くて、その点は良かったんですが、ちょっと足がフワフワし過ぎの感があり、スピードを出したり、コーナリングの時、やや心許ない感じがありました。

が、今回の「新型」は、その点が確実に向上した感があり、これなら高速道に乗るのも、それほど怖くないと思います。

それに伴い「ハンドリング」も、初代モデルよりは確実に向上しており、コーナリングの感覚も好印象でした。



それと「エンジン」もレスポンスが良くなりました。

うちの「初代」(Gモデル=NAエンジン)は、最初の出だしがかなりモッサリしていて、その点がややストレスになっていましたが、新型はこの点に関しても確実にレスポンスが向上していました。

エンジンフィーリング自体は、初代モデルとそれほど感覚の違いはないという印象です。

 <clicccar: これはびっくりの高性能。新型ハスラーは自然吸気でも十分に走る【スズキ・ハスラーハイブリッドX 2WD試乗】







ということで、この「新型 ハスラー」。

全方位において、着実に進化している、という印象でした。

しかもその進化はあくまでも「着実に」という感覚であり、私のようにこれまで「初代」に乗っていた人でも、変な違和感を持たずに乗れるレベルに抑えてあると思います。


よって、初代モデルに乗っている人にとっては、確実に「乗り換える価値あり」と言える気がしました。


惜しむらくは エクステリアの「カラー・バリエーション」でしょうか。

当方が今乗っている初代モデルのカラーリングは「白・黒」のツートン(ボディが白でルーフが黒)なんですが、今回の新型については、「白」と「黒」については、どちらもツートンが選べません。

ツートンが欲しい方は、「オレンジ」「ブルー」「イエロー」「ピンク」「レッド」「デニムブルー」から選ばないといけないので、もし私が買うとしたら、この「カラーリング」には相当迷いますね。。。

まぁ待てば、きっとそのうち、「白」や「黒」にもツートンが設定されるとは思いますし、そもそも「新色」も出てくると思うのですが(^^;



いずれにしても、この「新型 ハスラー」。

フルモデルチェンジとしては近年では珍しい、「模範的」と言っていいモデルチェンジをしたのではないかと思える、良いクルマに仕上がっていると思いました。

ちなみに、今、注文すると、納期は2〜3ヶ月程度、とのことです。ジムニーよりは遥かにマシですね(笑)
(営業トーク上、「シエラ」に関しては、なんと、「納車2年待ち」だそうです( ̄▽ ̄;) )

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ラベル:新型ハスラー
posted by Joy at 20:27| Comment(0) | HUSTLER | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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