2020年02月23日
オペル、日本に再参入。
オペルが来年後半に日本市場へ再参入することが発表されました。
<Car Watch: オペル、日本市場への再参入発表会詳報。「期待以上のものを届けられるようあらゆる努力を」>
当方、現在五十路ですが、ちょうど我々から上の世代の人たちにとって、オペルは日本においても、以前はかなり身近なブランドだったと思います。
私が「オペル」と聞いて、すぐに思い出す車種は、
・ヴィータ
・ベクトラ
・アストラ
・オメガワゴン
・スピードスター
あたりです。
特に、ヴィータ、ベクトラ、アストラは、日本でも結構売れていたという印象があります。
オペルといえば、当時、VWと比較されがちであり、VWも輸入車としては十分地味だったと思いますが、個人的に、オペルに対しては、VW以上に非常に「地味だな〜」という印象を抱いていて、せっかく輸入車を買うならもうちょっと「輸入車らしく」思えるクルマが欲しかったので、どうてしても購入の有力候補には挙がらなかったんですよねぇ。
ただ、唯一、「スピードスター」には興味がありました。
<web CG: オペル・スピードスター(5MT)【試乗記】 余裕あるハンドリングマシン>
このスピードスターはさすがに「地味」ではないですし(笑)、なんといっても、ロータス エリーゼの「基本設計を元にロータスと共同開発され、製造もロータスの工場で行われる」というクルマです。
しかも、エリーゼに比べると、かなりコンフォート側に振った味付けのようですので、当方、エリーゼには3回ほど試乗したことがあり、一時期、真剣に欲しかったんですが、冷静に考えると、さすがに、そのあまりのスパルタンさに「何台かクルマを所有できるなら、そのうちの1台としてはとても欲しいけど、さすがに1台だけ所有するのであれば、それがエリーゼ、というのはしんどいな・・・」という印象だったため、オペルのロードスターなら”1台持ち”でもなんとかなるかも??と思っていた時期もありました。
そんなオペルも、日本での販売に行き詰まり、2006年に、日本市場からの撤退が発表され、現在に至りますが、輸入車ブランドが、また日本に戻ってくる、ということ自体は、素直に嬉しいことだと思いますね。
以前、日本で正規販売されていた頃のオペルは「GM」ファミリーの一角でしたが、2017年に、なんと「PSAグループ」の一員になってるんですよねぇ。
ベストカーの記事に、オペルの「現行車種10選」という記事があったので見てみましたが、やはり、現在のクルマによくある似たような「お顔」をしたデザインのクルマばかりですね・・・(^^;
オペルに限らず「なんでみんな、こんなお顔なの??」と、当方としては虚しさ・哀しさを覚えるのですが(笑)、このような「怒り顔」的デザインのトレンドは、当分続くんでしょうね。。
ちなみに、このベストカーの記事に掲載されているオペルのモデルのうち、唯一、「一度は試乗してみたいなぁ」と思えるのはコンパクトカーの「ADAM」という車種です。
特に、1.4Lターボが搭載されているスポーツバージョンの「S」というグレードは、きっと、なかなかドライビング・ファンなクルマではないかと思います。
ただ、「ADAM(アダム)」というネーミングに関しては、エヴァ好きな当方としては、ちょっと乗るのが気恥ずかしい感じがしますね(^^;
ちなみに、日本市場から去ったブランドとして、個人的に最も残念だったのは、4年前の「フォード」の撤退です。
「フォード」といっても、当方、アメリカ・フォードにはそれほど興味はないのですが、なんといっても「ヨーロッパ・フォード」のクルマが大好きでした。
特に2007年に試乗した、当時の「フォーカスST」は、その年に試乗した113台ものクルマの中で、最も運転が面白かったクルマとして、はえある「年間 第1位」の称号を与えましたし(上から目線であることご容赦ください(笑))、しかも、「第2位」にも、同じくヨーロッパ・フォードの「フィエスタST」を選びました。
113台ものクルマの中で、ともにヨーロッパ・フォードで1位と2位を独占、って凄くないですか(笑)
今でも、その2車種については、「一度は所有しておきたかった・・」と悔やんでいます。
なので、「オペル」同様、フォード(厳密には「ヨーロッパ・フォード」だけでいいんですけど(^^; )にも、是非、日本に再参入してもらいたいものです。。
ということで、いずれにしても、せっかく日本に再参入してくれるのですから、ぜひオペルには頑張っていただき、日本のクルマ市場をちょっとでも活性化してもらいたいですね。
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