今週水曜日(3月4日)、ついにフルモデルチェンジとなる新型フィアット500がお披露目されました。
<webCG: FCAが新型「フィアット500」を世界初公開 デザインは踏襲しつつ100%電気自動車に>
<Response: フィアット 500 新型、EVオープンとしてデビュー…航続は最大320km>

(Responseより)
前々から予告されていたとおり、この新型フィアット500は、電気自動車専用モデルとなったようです。
デザインに関しては、従前型よりも男性的なデザインになった印象ですが、まぁ、しっかりと「正常進化」したデザインになっていると思います。
現行型(三代目)MINIのように、「今までのカッコよさが・・・」みたいなデザインになっていないので、ホッとしました(^^;
強いて言えば、フロントのエンブレムが「FIAT」ではなく「500」という数字を模したものに変わってしまいましたが、個人的には「FIAT」のほうが好きでしたね。
それに、チンクの場合、日本だとナンバープレートを、お決まりの「500」番にする人も多いでしょうから、その場合、エンブレムとナンバープレートで「500」の表示が二重になってしまうので、ちょっとくどくなっちゃいますよね(^^;
新型のデザインで特に特徴的だと思ったのは、ヘッドライトがボンネットで分割されているように見えるデザインになっているところです。
インテリアのデザインも、従前型に比べると、可愛さが消え、かなり男性的というかシンプルなデザインに変わりましたね。
正直、インテリアデザインは、従前型のほうが、チンクらしい感じがして好きですね。ちょっと新型のデザインは、チンクのイメージからすると落ち着き過ぎてる気がして、、もうちょっと遊び心みたいなものが感じられるデザインでもいいと思うのですが。。
そういえば、現行型(三代目)MINIのエクステリア・デザインに関してはこれまで散々否定的な書き方をしてきましたけど(^^;、、一方で、当方、三代目MINIの「インテリア・デザイン」は好きです。初代や二代目より、完全に三代目のほうが、デザイン的にも質感的にも完全に良くなってると思います。
エクステリアもインテリアも、どっちも旧型より良くなる、ってのはなかなか難しいのかもしれないですね。。
まぁ、人間も内面・外面、どっちもパーフェクトって人はなかなかいないですしね(笑)
ちなみに、昨年末、ブログでこのスクープ記事を取り上げましたが、クルマの全体的なカタチといい、ヘッドライト形状といい、ドアハンドルといい、これはどう見ても今回発表された新型ではなく、従来モデルをカモフラージュしたのではないか、と思えますね(^^;
もしくは、中身は新型だけど、外側はすべて従前型で覆ったモデルだったのかもしれないですね。
ということで、新型チンク。
日本への導入時期はまだ不明ですが、EV専用モデルになったことで、価格のほうは、現行型よりもかなりアップしそうですね。。
いずれ発表されるであろうフィアットの新型パンダも、この新型500と共通のプラットフォームで作られるでしょうから、だとすると、内燃機関タイプのフィアットの小型車は無くなってしまうのでしょうかね・・?
現行のツインエア・エンジンは、個人的にもとても気に入っているエンジンなので、せめてあと10年くらいは小排気量の内燃機関を積んだフィアットの小型モデルも存続させてほしいと思っています。
いすれにしても、この新型フィアット500。アルファ&フィアット・ファンの私としても、日本への導入がとても楽しみです。

追伸1:
今回発表された新型チンクは、”オープン”モデルですが、EVとオープンの組み合わせって斬新ですね。個人的にオープンカーは、エンジン+排気音を聴きながら走る、っていう要素が極めて重要だと思ってるんですが、果たして、EVのオープンの乗り味って、どうなんでしょう? 興味津々です(^^;
追伸2:
果たして、このカタチ&EVの組み合わせの新型チンクでアバルトも作っちゃうのでしょうか・・・?(^^;