2020年05月19日

カメラ熱 再び。【その1】






新型コロナに関しては、ようやく一旦、感染者の減少傾向が続くようになりましたが、果たしてこのまま収束に向かうのでしょうか。。

さて、このコロナの影響で、当方、在宅勤務となって、もうすぐ、まさかの3ヶ月が経過しようとしています。

これまでの30年近い社会人生活の中で、「毎日会社に出勤する」ことが当たり前だったので、自分の生活スタイルも、この在宅勤務により、少なからず変わりました。

大きく変わったことの一つとして、「自室の掃除や整理整頓を、今までよりはするようになった(笑)」ということが挙げられます。

当方、とにかくズボラなので、自分の部屋に関しては、いつも散らかし放題散らかし続け、限界を迎えたら掃除する(笑)、みたいな サイクル
の繰り返しだったのですが、、毎日”巣篭もり”生活が続く中で、一日の大半を自室で過ごすようになったことから、部屋の模様替えとか整理整頓を、それなりにやるようになりました。


と同時に、「PC」や「外付けHDD」の中の、様々なファイル等の整理も行いました(現在進行形)。

大掃除をしていると、誰しも途中で、昔買った本や雑誌、あるいは昔の写真のアルバムに目が止まり、読み返したりして片付けが中断してしまう、みたいなことが少なからずあると思いますが、、今回、久方ぶりに、自分のPCや外付けHDD内のファイルの整理を行なっている中で、当方が昔撮影した、様々な「画像ファイル」を目にしたことで、

 「そっか、俺、素人の割には、昔は意外と上手な写真も撮ってたんだな(笑)」

と思えるような画像ファイルが少なからず出てきました。

確かに当方、例えば、(これは決して”上手に”撮れてはいませんが) コレとかコレのように、今から8年前などは、早起きして頻繁にカワセミ撮影に行ったりしてたんですよね。今となっては考えられないほどアクティブ(^^;

花の撮影なんかも、コレなどを見ると、今の自分には、こんな撮影は無理だな(全然、腕が落ちた)と思いますね。。(^^;



今思うと、ちょうど仙台で単身赴任を始めた2015年頃を境に、「一眼レフ」での撮影をパタっとやめてしまっていました。

元々の予定では、「東北(仙台)に行けば、きっと撮影スポットもたくさんあるだろう」ということで、当然、カメラ一式も仙台に持っていって単身赴任生活を始めたんですが、、住んでいた場所が都会の住宅街ということもあり、思いの外、当方が想定していたような「東北の自然」を満喫できるような風景が近くに無く、いまいち「撮影」ということへのモチベーションが上がらず、、、せっかくカメラを持っていったものの、全くと言っていいほど、カメラを使う機会はないまま、単身赴任生活を終えてしまいました。

にしても、当方、単身赴任当時、確かに「住まい」は仙台の中心部でしたが、仕事で毎日のように「山形県」全域を縦横無尽に駆け回っていたことから、少なくとも、素晴らしい撮影スポットがいくらでもあったはずなのに、プライベートではなくいつも「仕事」で山形に行っていたということで、、せっかく「自然」が素晴らしい山形にいつも滞在しながらも、「きちんとカメラで撮影する」、という機会は、結局「ゼロ」でした。(実際、山形では良い風景には数えきれないほど出会いましたが、そもそも「カメラ」はいつも仙台の自宅に置いたままだったので、100%、スマホで撮影してました(^^; )

今思えば、本当に勿体ないことをしたな、と後悔してます。。。



てなことに思いを馳せつつ、、、PC等に残っている、過去に撮りためたたくさんの画像ファイルに目をやっているうちに、ふつふつと「また、ちゃんとカメラで写真を撮りたいな」という思いが湧いてきました。

当方、大の「勉強嫌い」のため、クルマと一緒で、カメラ(撮影)に関しても、昔から全然知識らしい知識はないまま「ただ撮ってるだけ」みたいな、完全なる素人なんですが(笑)、ド素人に割には、意外とカメラにはお金を使ってきました。

というのも、まず最初に「一眼レフ(フィルム)」を買ったのが、今から25年ほど前の二十代半ばの頃(1995年頃)だったと思いますが、記憶の限りで、使ってきた主なカメラを時系列で挙げますと、

Canon EOS kiss 初代(フィルム)(初めて買った一眼レフ)
RICOH DC-2L(初めて買ったデジカメ)
Canon IXY DIGITAL 200
Panasonic LUMIX DMC-FX07
Nikon D50(初めて買ったデジイチ)
OLYMPUS E-300
Panasonic LUMIX DMC-GF1
OLYMPUS PEN Lite E-PL1
SONY NEX-5
Canon EOS Kiss X5
SIGMA DP1s
SIGMA DP2x
Canon PowerShot G9 X

こうやって見ると、13台中4台がCanonですね。

では、この9台のうちで最も好きなカメラはどれか、と言えば、SIGMA DP1sです。ほぼダントツで。

IMG_2122.JPG


詳細は割愛しますが、このDP1sで、当方、SIGMAの誇るFoveonセンサーの虜となってしまい、立て続けにSIGMA DP2xも買ってしまいました。

ここ2年ほど「PCオーディオ(デスクトップオーディオ)」構築に注力したことで、オーディオ機器への資金捻出のため、残念ながら「DP2x」は手放してしまったんですが、今となっては、手放したことを後悔してます。。

一方、残った「DP1s」のほうは、今でも、デジイチを差し置いて、当方の完全なる「メイン機種」に君臨し続けています。

ただ、「広角単焦点」のDP1sだけでは、さすがに撮影対象がある程度絞られてきますし、このDP1sは、「良い天気」でなければ、その威力を発揮させるのが難しい(少なくとも、当方のスキルでは)ため、なかなか使用する機会も限られてくるんですよね。。


となると、いわゆる「万能系」としては、デジイチの「EOS Kiss X5」があるのですが、実は当方、このEOS Kiss X5を買った当初から思っていたんですが、正直言って、その前に使っていた「Nikon D50」の”発色”のほうが自分の好みだった、ということが分かりました。

なので、レンズを替えたりしながら、それなりにEOS Kiss X5には今まで頑張ってきてもらったんですが、正直、画質的には圧倒的にSIGMA DP1sのほうが好みなんですよね。。

ちなみに、なぜNikon D50を手放したかというと、OLYMPUS E-300(通称「空撮りカメラ」)が欲しかったから、だと記憶しています。

このOLYMPUS E-300は、期待どおり、「空」の発色が非常に自分好みの、満足度が高いカメラだったのですが、実はD50よりも古い機種だったので、スペック的には「後退」した機種だったんですよね(今の当方のクルマ選びに通ずるものがあります(笑))。

んでもって、どうしても「解像度」的な粗さが気になるようになり、結局E-300も手放してしまい、その後、Panasonic、OLYMPUS、SONYの計3台の「ミラーレス一眼」を所有しましたが、まだ、その頃のミラーレス一眼は、発売されてから間も無かったこともあり、通常の一眼に比べ、どうしても「操作性」に馴染めず、結局3台とも売り払い、また、普通のデジイチであるEOS Kiss X5に出戻り、現在に至る、という経緯があります。




しかし、今回、”Stay Home”な生活の中で、上記のとおり、過去の画像ファイルの整理をしていたところ、ある数枚の画像を見て、今更ながら”驚愕”しました。

それらはすべて、上記の中の、Panasonic LUMIX DMC-GF1で撮影した画像ファイルでした。

当方、バシッと決まった時に放たれる、Foveonセンサー(SIGMA DP1s)の、恐ろしいまでの解像感・立体感に今でも心底惚れているのですが、正直なところ、このLUMIX DMC-GF1で撮影した画像ファイルを改めて見てみると「解像感」という点では、DP1sに勝っている感じなんですよね。。

当時このLUMIX DMC-GF1には、今でも「神レンズ」と言われている、単焦点レンズが付いており、やはり「神レンズ」だけあって、今見ても、その「解像感」に驚いてしまいました。


(こちらがその”神レンズ” ↑)


ではなぜLUMIX DMC-GF1を手放してしまったかというと、前述のとおり、まだ発売されて間も無かった「ミラーレス一眼」の操作性にどうしても慣れなかったことと、あとは、LUMIX DMC-GF1の「発色」がイマイチ好きになれなかったという2点です。

けど、今改めて、このLUMIX DMC-GF1で撮った画像を見てみると、現在、「サブ機」として使用しているデジイチのEOS Kiss X5(ダブルズームセット)で撮った写真よりも、遥かに「カリカリ」な解像感を感ずることができるのが分かりました。。。

そして、改めて、自分はこのような「解像感」を求めているんだな、ということが今更ながら分かりました。

それと、自分にとっては、解像感だけでなく「発色」も重要です。

言い換えると、「解像感」と「発色」この2点が自分にとって最も大事である、ということを実感しました。

もう一度、あのLUMIX DMC-GF1で撮った時のような「解像感」、そして、D50やE-300の時のような「発色」の写真を撮ってみたい、という想いがモーレツに湧き出てきました。



となると、現在のメイン、およびサブである、2機種について改めて考えてみると、

■DP1s(メイン)
  ・「バシッと決まった時」の解像感と発色は文句無し
  ・ただし、広角単焦点であることと、操作性が極めて使いづらく、且つ、私の腕では「バシッと決まる」機会がそれほど多くない
  ・よって、いつでもこの機種をメインで使う、というのはかなり厳しい状態(汎用性が極めて低い)なのに、無理してメインとして使っている

■EOS Kiss X5(サブ)
  ・本来「メイン」で使うべき機種はこちらだし、いつでも平均的にそこそこ良い写真は撮らせてくれるものの、「発色」「解像感」とも、不満あり

という状況になっているため、これはもう、「買い換える」しかないな、、、という想いになりました。

それが、今からだいたい2週間ほど前の話です。




こうなるともう、「次なる機種(カメラ)」をどうするか、ということしか考えられなくなってきます(笑)

そして、この約2週間ほど、「寝食」「仕事」「トイレ」「入浴(笑)」以外の「全て」の時間と言っていいほど、空き時間のほぼ全ての時間を、「次なるカメラを何にするか」に向けたリサーチの時間に費やしました。

日数で言えば、たかだか2週間程度ですが、おそらく1日平均すると、確実に5時間以上、特に、休みである土日は確実に10時間以上(1日当たり)、リサーチ作業に使いました。我ながら「興味があること」への爆発的集中力(ただし、短期しか続かない(笑))は、なかなか凄いものがあると思いました(^^;
(ここ最近、ブログ更新が滞っていたのも、そのせいです(^^; )

そして、昨日(月曜)、仕事を終えてから、晩ご飯を食べた後、当然の如く、リサーチ作業を行い、昨夜遅く、ついに「次なる機種(カメラ)」を決断し、ポチりました。。。

続きは、次回のブログにて。。



















posted by Joy at 23:14| Comment(0) | Photo | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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