2020年06月25日

オリンパス、カメラ事業売却。






昨日から今日にかけて、我々カメラ・ファンにとって大きなニュースが流れました。

オリンパスが「カメラ事業」を売却することになりました。

 <ITmedia: オリンパス、赤字のカメラ事業を売却 OM-D、PEN、ZUIKOブランドは新会社が継承
 <日本経済新聞: カメラ大衆化の旗手、オリンパスが退場
 <BBC NEWS JAPAN: オリンパス、カメラ事業を売却へ 84年の歴史に幕



まさに当方、わずか1ヶ月余り前に、オリンパスのカメラ(フラッグシップモデル)をポチる寸前まで行ってました。

その経緯は、こちらのブログに詳しく書いてますが、、要は、先日、最終的にはソニーの「α7R V」を購入したものの、その直前に、一度はオリンパスの「OM-D E-M1 MarkV」をポチる決意をしていたのです。


最終的には「フルサイズ機」への憧れをどうしても捨てきれず、「α7R V」に行きましたが、オリンパスのカメラを選ぶうえで、もう一つ心配だったのが「マイクロフォーサーズ」規格はこのまま存続するのだろうか・・という不安も少しありました。

というのも、これまで「マイクロフォーサーズ」といえば、実質、オリンパスとパナソニックの2社だけの状態でしたが、オリンパスが「マイクロフォーサーズ 一択」であるのに対し、パナソニックも「マイクロフォーサーズ」のみだったのが、ついに昨年「フルサイズ機」も発売したので、パナソニックは今後、「フルサイズ機」へより経営資源を投入していき、マイクロフォーサーズ機は縮小していくのではないか、ということが予想され、、となると、「マイクロフォーサーズ」規格自体が廃れていくのでは・・・という心配がありました。

まぁ、現時点でも、既にたくさんの「マイクロフォーサーズ」規格のレンズがありますので、仮に今すぐ、マイクロフォーサーズの生産・販売が無くなってしまったとしても、あと10年くらいは、全然普通に使えるとは思うのですが、、それでも、「規格」自体が廃れてしまうと、ユーザーとしてはやはり心配ですよね。。



今回の報道を見る限り、「OM-D、PEN、ZUIKO」のブランドは、売却先の新会社が継承する、とのことですし、その売却先の「日本産業パートナーズ(JIP)」という組織は、ソニーがPC事業から撤退する際、「VAIO」ブランドを引き受けた会社とのことですので、そういう意味では、オリンパスユーザー、もしくはオリンパスのファンにとっては、「まずは一安心」といったところではないでしょうか。

私自身、今でこそ、オリンパス・ユーザーではないものの、こちらのブログにも書きましたが、これまでに「E-300」と「PEN Lite E-PL1」を所有してきましたし、「発色」という点では、個人的にオリンパスのカメラが一番好きでした。

そういうこともあり、先日のカメラ購入の際、「OM-D E-M1 MarkV」をポチる直前まで行きましたし、「オリンパス」への思い入れは、それなりに強いものがあります。



ですので、今回のニュースは、「ついに来たか・・・」的な、自分にとってもかなりインパクトのある内容でしたが、兎にも角にも、「OM-D、PEN、ZUIKO」のブランド群は、そのまま存続するようですから、ひとまず安心しました。



おかげさまで「α7R V」には大満足しているのですが、最初から分かっていたこととはいえ、やはり、「レンズの値段」が高過ぎて、何本も所有するのは到底無理な状況ですので、その点、マイクロフォーサーズ機であれば、かなり価格が抑えられていますし、しかも、レンズの重さ(大きさ)も、フルサイズより全然軽い(小さい)ですから、魅力的ですよね。。


いずれにしても、”一(いち)オリンパス・ファン”として、これからもOM-D、PEN、ZUIKOシリーズには、頑張ってもらいたいと思っています。
















posted by Joy at 22:30| Comment(0) | Photo | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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