我が家の庭木にキジバトが営巣するのは、覚えている限り、これで3度目です。
最初に営巣したのは今から8年前で、その時のことは、このブログにも書いていました。
<The Riddle: Bird's house>
実はこの時は、悲しい結末が待っており、、、無事、2羽の雛が生まれ、親鳥もつきっきりで面倒を見ていたのですが、生まれてからわずか2〜3日目で、うちのエリアが猛烈な台風に襲われ、巣がある木も横倒しになるような突風が長時間吹き荒れたことで、2羽とも高い所にある巣から振り飛ばされて落下し、死んでしまったのです。。
その次の、「二度目」の営巣については、実は当方は知りません。
というのも、ちょうど今から3年ほど前、当方が、仙台で単身赴任をしている時だったからです。
ただ、一度目と違い、その時は、順調に雛も育ち、無事に巣立っていったそうです。
そして今回が三度目の営巣となるのですが、前述のとおり、とにかく怖いのは台風です。
先月、2羽の雛が孵ったことを確認して以降、毎日、とにかく台風だけは来ないでくれ、と祈ってました。
途中何度か、大雨が降って心配したこともあったのですが、幸い、台風は来ず、日に日に物凄いスピードで雛が成長していくのを見守っていました。
そして、先週金曜(28日)の朝、庭に出てみると、ついに、2羽の雛が巣から離れているではありませんか。
ついに「巣立ち」しました。
ところが、「巣立つ」ことは巣立ったものの、その後、2羽とも、ずっと何時間もうちの庭の地面を歩き回っているのです(^^;
(まだ、満足に飛べないので、まるでアヒルのように、ずっと地面にいるんですよね・・)
家族によると、前述した、前回の「2度目」の営巣(当方は単身赴任中で不在)の際、雛が巣立った日は、最初はやはりわずかな時間だけ、うちの庭に居たらしいのですが、間も無くその日のうちに、親鳥とともに、どこかへ飛び去っていったそうです。
なので、今回も、寂しいですが、巣立った日のうちに、いずれどこかへ飛び去っていくのだろうと思っていたのですが、その日の朝に巣から離れたにも関わらず、夕方になっても、まだうちの庭の地面で、休んでいるのです。。
まぁ、もう少し、この可愛い雛たちを見れるのは嬉しいのですが、木などの上ではなく、「地面」に居るので、猫に襲われたりしないかと気が気じゃありません。。(ネットの記事等を読んでいると、やはり、雛は、猫やカラスに襲われることが少なからずあるそうなので)
( ↑ 実際の写真)
そのうち陽が暮れて暗くなり、庭を見にいったところ、雛たちは見当たりませんでした。
さすがに日没の前に、親鳥とともに、どこかへ飛び去っていたのだろうと思いました。これでお別れだと思うと寂しいですが、とりあえず、無事に巣立ってくれたので何よりです。
で、翌朝(29日)、念のため、庭を見にいったところ、なんと、2羽とも、またうちの庭の地面でちょこんと休んでいました(^^;
恐らく、夜間は、危険なので、さすがにどこか高い所に移って眠っていたんだと思いますが、、いずれにしても、また、まるでアヒルのように、うちの庭の地面で休んでました(^^;
この日も夕方まで、同じような状態が続いたんですが、やはり、日没後、暗くなってからは、どこを見渡しても、雛の姿は見つけられません。
今度こそ、どこかへ飛び去っていったんだろうと思ったんですが、、、翌朝(30日)に庭を見にいってみると、またしても、地面にちょこんと、2羽とも居るではないですか(^^;
そして、昨日の31日、そして今日(9月1日)も、いまだに、同じような状態が続いています(笑)
さすがに、今日は、「地面」に居る時間よりも、うちの庭の木やフェンスなどの上に居る時間が多くなってきたので、本来の「鳥」の習性である「高い所に居る」というのが当たり前になりつつあるようで、少し安心しましたが(とにかく、「地面」に居ると、猫に襲われるのではないか、と心配)、いまだに日中は、うちの庭が、彼らの「定位置」になっているので、まるでキジバトが、「天然のペット」みたいな感じになってきました(笑)
とはいえ、本来であれば、もう、うちの家から去っていても全然おかしくはないと思うので、もしかしたら、明日にはもう居なくなっているかもしれません。。
雛が孵ってから、かれこれ1ヶ月ほど、毎日、見守ってきたので、やはり情が移りますよねぇ。
いずれにしても、なんとか無事に育ってくれたようなので、ホッとしています。
コロナ禍で、思うように外出もできなかったこの夏、このキジバトたちが毎日、我が家を楽しませてくれました☆
( ↑ 本日の一コマ。うちの庭の木の枝の上で、兄弟仲良く休んでます)
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