昨年の11月、ハスラーのリコールに関する手紙が送られてきました。
書かれていたリコールの内容は、
1. ディスチャージ(HID)ヘッドランプにおいて、製造管理が不適切なため、ヘッドランプソケット内のパッキンに揮発性のシリコン化合物が残留しているものがあります。そのため、当該残留物がランプの点灯熱で揮発し、HIDバルブとソケットの接点に付着して、接点で発生するアーク放電熱によって絶縁体の酸化シリコンが生成され、導通不良となり、ヘッドランプが点灯できなくなるおそれがあります。
2. バックドア用バランサにおいて、内部洗浄工程での乾燥温度が不適切なため、バランサ内部に洗浄水が残っているものがあります。そのため、バランサ内部が錆びて、封入しているガスが徐々に漏れ、最悪の場合、バックドアを保持できなくなるおそれがあります。
の2点で、厳密には、上記「1.」は「リコール」、上記「2.」はリコールではなく「改善対策」となっていました。
< くるまのニュース: 意外と知らない 「リコール」と「改善対策」と「サービスキャンペーン」はどう違う? 適切な対処法は >
上記記事によると、
「リコール」: 同一の型式で一定範囲の自動車等又はタイヤ、チャイルドシートについて、道路運送車両の保安基準に適合していない又は適合しなくなるおそれがある状態で、その原因が設計又は製作過程にあると認められるときに、自動車メーカー等が、保安基準に適合させるために必要な改善措置を行うこと
「改善対策」: 道路運送車両の保安基準に規定はされていないが、不具合が発生した場合に安全の確保及び環境の保全上看過できない状態であって、かつ、その原因が設計又は製作過程にあると認められるときに、自動車メーカー等が、必要な改善措置を行うこと
となっており、ともに放置しておいてはいけない状態ですが、おもに問題の状態が保安基準に適合するかどうか、という差があるようです。
いずれにせよ、今回、上記2項目(ディスチャージ(HID)ヘッドランプ、バックドア用バランサ)について、一度に通知が来ました。
で、早速スズキのディーラーさんに電話をかけ、対応作業の予約をすべく、
「直近だと、いつが空いてますか?」
と尋ねたところ、返ってきた答えが、
「来年(つまり2021年=今年)の2月24日です」
とのことw
一瞬、「は?? 3ヶ月以上先ですか・・・?」となったのですが、どうやら本当に予定が詰まっているらしく、最速でも2月24日、とのことなので、致し方なく、その日を予約しました。
そしてようやく、作業当日である2月24日(つまり、昨日)がやってきました。
当初は、当方、その日は午後から仕事を休んで、スズキ・ディーラーへハスラーを持っていこうと思っていたのですが、仕事が忙しくて休めなくなってしまい、、結局、かみさんに行ってきてもらいました。
そして、無事、修理対応を終えたハスラーが戻ってきました。
我が家のハスラー、今年の7月で、納車から丸6年となりますが、今回のように、リコール対応は何度か経験したものの、おかげさまでこれまでの間、故障らしい故障は恐らく一度も無かったのではないかと思います。
まぁ、ある意味、こうやってリコール対応があるからこそ、なのかもしれません。
我が家の貴重な”ファミリーカー”として、ハスラー君にはこれからも長く、頑張ってもらいたいと思っています☆
ラベル:ハスラー