雨のため、先週の水曜から一時休止状態となっていたリフォーム工事でしたが、ようやく今日、再開しました。
本日は、「ガーデンルーム設置」とともに今回のリフォーム工事の「目玉」だった「スタンプコンクリート」の打設がいよいよ行われました。
ちなみに、先週火曜は、スタンプコンクリート打設のための基礎工事が行われ、こんな状態になっていました(↓)。
この状態のまま、雨のため、5日間が過ぎたわけですが、今日は朝からミキサー車が到着し、まずは生コンの搬入がなされました。
その生コンが、手際良くスタンプコンクリート打設位置に敷かれ、あっというまに綺麗にコテで成形され、まずはこの状態に(↓)。
(生コンが打設された状態)
そして、その上から、「カラーハードナー」と呼ばれる、塗料の混ざったセメントの粉を散布していきます。

カラーハードナー散布が完了した状態(↓)。
色的に、生コン打設の時とあまり変わらないように見えますが、それは、今回当方が選んだスタンプコンクリートの色が「ライトグレー」だったからです。
この後、「スタンプ」の型押し作業に移るのですが、ここでしばし放置します。
というのも、乾かないうちにスタンプの型押しを始めると、スタンプの型枠にモルタルが付着したまま引っ張ってしまうことになるので、ある程度乾くまで待つ必要があるそうです。
かといって、乾きすぎると、モルタルが固まってしまい、スタンプを押せなくなってしまうので、この「適度に乾く」まで待つのがコツのようです。
ちなみに、うちの庭は水捌けが悪いので、それが影響したのか、なかなか「適度」に乾いてくれず、この「カラーハードナー」を散布してから、結局、1時間以上放置することとなりました。
そして、ようやく「適度」に乾いたようで、ここからいよいよ「スタンプ型押し」作業へと入ります。
ちなみに、実際の「型枠」がこちらです(↓)。

スタンプコンクリートのデザインパターンは、色々な種類がありますが、今回、当方が選んだのは「フレンチグラニット」というデザインパターンです。
直訳すると「フランス岩石」ということになりますが、名前のとおり、ヨーロッパの石畳的な感じが気に入りました。
ということで、「スタンプの型押し」作業に入るのですが、まずは、その直前に、「液体リリーサー」というスタンプとモルタルがくっつかないようにするための色付き剥離材を散布します。

(液体リリーサーが塗られた状態)
この液体リリーサーの散布が終わると、いよいよ「型押し」本番へと移ります。
型枠を綺麗に並べていって、そのうえからまさに「スタンプ」のように、押し棒で型押しをしていきます。
この押し棒、結構な重さがあるようで、今日も日中は暑かったこともあり、職人さんは、顔を真っ赤にして大汗をかきながら、一生懸命、よいしょよいしょと型押ししてくださいました。
そして、ついにスタンプコンクリートの「型押し」が完了しました。


今日の作業は一旦ここまでで、次回、「ニス塗り」等の工程を経て完了するようですが、今日のこの「型押し」が終わっただけの状態でも、十分、素晴らしいものを見せていただきました。
スタンプコンクリートの完成が楽しみです。
ということで、待ち遠しかった「スタンプコンクリート」のベースが形作られたことで、今回のリフォーム工事もだんだんとフィナーレへと近づいてきた感があります。
とはいえ、天気予報では、また焦ってからずーっと雨マークになっているのが気になりますが、、、兎にも角にも、今日も暑い中、職人の皆さん、本当にお疲れさまでした。
ラベル:スタンプコンクリート フレンチグラニット