2021年12月10日

ゴルフ 7.5 R、納車。







本日、MINI JCW GP2に別れを告げ、自身、通算26台目の愛車となる「フォルクスワーゲン ゴルフ 7.5 R」が納車されました。

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これまで幾度となく、フォルクスワーゲンのクルマには試乗してきましたが、愛車として迎えるのはこれが初めてです。

今回、GP2の次なるクルマを選ぶに際し、このゴルフ 7.5 Rとアバルト595コンペティツィオーネとで、どちらにするか、気が狂うほど悩みました(笑)


というのも、次なるクルマ選びの”出発点”として、直近で乗ってきたGP2ブレラのように、「後席が無い、もしくはあってもほとんど使い物にならない、パーソナルカー」的な車種にするか、、もしくは、「大人4人がちゃんと乗れるファミリーカーとしても使えるクルマ」にするか、まず、そのいずれかを選ぶことすら、できなかったからです。

純粋に「自分」だけのことを考えるのであれば、やはり運転が面白いクルマがいいですし、そうなると、必然的に、2シーターやクーペタイプのスポーツカー的な車種になりがちですよねぇ。「運転が面白くて、且つ、ファミリーカーとしても十分使える車種」だと一挙両得なので都合が良いのですが、そのどちらも兼ね備えた車種自体がなかなか少ない状況です。。

そこで、とりあえず、
 1. 自分だけ楽しめればいい車種
 2. ファミリーカーとしても使えるが運転も楽しめる車種
のそれぞれにおいて、希望車種を絞り込みました。

一つ目の「自分だけ楽しめればいい車種」については、当方、元々ずっとアバルト595コンペティツィオーネが欲しくて、一昨年、GP2を買う際も、本当は、595コンペを買おうとしていたのですが、その時点で既にGP2は生産終了になっていましたが、595のほうは、もうしばらくは新車販売が続きそうだったことから、賞味期限が近づいてきたGP2を選び、「次、買い換える際は、595コンペを買おう」という想いを抱いていました。

その想いはずっと続いていたため、今回、GP2を降りるにあたり、次なるクルマとなると、この「595コンぺ」がまずは筆頭に挙がるのは”必然”でした。



しかし、、一方で、当方も既に五十路を超え、これまで散々、クルマを好き放題乗り継いできましたし、ここ5年近くは、ブレラ、GP2と、2台続けてパーソナルカー的な、言い換えれば”不便なクルマ”に乗ってきたこともあり、「いざという時は、3人もしくは4人で乗れる」という一般的なカタチのクルマにしておいたほうが、何かと便利であることは間違いないわけで、、そろそろそういうクルマに戻ってもいいかな、、という気もしてきたのも事実です。

とはいえ、「きちんとファミリーカーとしても使え、且つ、スポーツカー的に運転も面白い。そして、エクステリアも内装もカッコいい」という、いわゆる「全部入り(笑)」的なクルマとなると、世の中そんなに甘くはなく、、車種はかなり限定されてきますよね。。

特に当方、巨大ウィングや、デカ過ぎるエアロが付いているような、主張が強過ぎるデザインのクルマは苦手であり、「羊の皮を被った狼」的な、一見フツウだが実は凄い、みたいな佇まいのカタチのほうが圧倒的に好みなので、そうなってくると、ますます車種は限定されます。。

そんな中、それらを満たすかもしれないと思われる車種で、当方、昔から欲しいと思っていたクルマが2つあり、それは、「ルノー メガーヌRS」と「VW ゴルフR」でした。

ただ、中古だとしても、ゴルフR(程度の良い個体)は、お値段的に自分にはちょっと高過ぎの感があり、メガーヌRSならなんとか現実的なんですが、、なかなか自分の思いどおりには行かないのが世の常であり、、というのも、当方、ここ数年のメガーヌRSのデザインが、どうしても好きになれないのです。。

一番好きだったのは、2011年にフルモデルチェンジした時のカタチであり、当時、当方、購入する直前まで行ったことがあるのですが、その時は迷った挙句、結局、先に良い個体が見つかったジュリエッタQVを購入したのでした。

しかし、そのメガーヌRSが2014年にマイチェンした時に、お顔のデザインが少し派手になってしまい、以降は年々、フロントもリアも、インパクトの強いデザインなってきており、どうしても違和感を抱いてしまうんですよね。。

かといって、当方が好きだった2011年式のメガーヌRSだと、既に10年が経過しているため、今から買うのはちょっと勇気が要ります。

よって、メガーヌRSは選択肢から外しました。

となると、残るは「ゴルフR」のみです。

ゴルフRについては、既に本国では「シリーズ8」のモデルが発売されていますが、昔の「R32」時代も含めて、歴史は長いモデルのため、年式の古い個体であれば、十分安く買えるのですが、今度こそ(笑)長く乗りたいことから、できるだけ高年式であるに越したことはありません。。

そんなわけで、色々とリサーチしたところ、ちょうど「シリーズ7」から「7.5(日本では、これがゴルフRの現行モデル)」にマイチェンされたタイミングで、インパネのメーター類が「デジタルコクピット化」されたことが分かりました。

当方、旧車が好きな一方で、バリバリにミーハーなところもあるので、どうせ今から買うなら、「デジタルコクピット」なクルマが欲しいです(笑)

というわけで、照準を「7.5」に絞り、ネットのレビュー記事や動画を、穴が空くほどリサーチし続けたところ(笑)、この「ゴルフ 7.5 R」は、自分にとって「完璧」と言えるのではないか?と思えるほど、好みのクルマであることが分かってきました。




ということで、
 1. 自分だけ楽しめればいい車種 ⇒ 「アバルト 595 コンペティツィオーネ(MT)」
 2. ファミリーカーとしても使えるが運転も楽しめる車種 ⇒ 「VW ゴルフ 7.5 R(DSG)」
という、それぞれ方向性は対極的ですが、2車種に絞ることができました。


しかしながら、ここから最後の1車種に絞るのが、それはそれは大変でした。。

というのも、どちらも甲乙つけがたいほど自分にとって魅力的であり、それぞれに、一方には無い独自の素晴らしさがあるため、、一旦、「よし、595に決めた!」と思っても、翌日には「いや、やっぱりゴルフRにする!」みたいな感じで、いつまで経っても、どちらか1つに絞ることができませんでした。




頭の中で悩んでばかりいても先に進まないため、まずは、元々長年欲しかった「595コンペ」の個体を探しに、アバルト・ディーラーや中古車販売店を数店舗、回りました。

そして6年ぶりに、595コンペの試乗もしましたが、やはり、595はイイですね!

「見て良し、運転して良し」を極めて高次元で体現している稀有な存在だと思いますね。かといって、サイズがコンパクトなので、スーパーカーのような”これ見よがし感”が無いのが素敵です。最高のパーソナルカーだと思いますね。

とはいえ、冷静に考えると、やっぱり”価格が高い”感は否めないです。

ベースグレードの595ですら、いまや定価320万円ですし、私の欲しい「コンペ」になると、MTでも400万円超え。2ペダルになると420万円超え。。。

当然、乗り出しとなると、そこに最低でも20〜30万円はプラスされることになります。

さすがに一番小さいAセグメントサイズのクルマに新車で400万円以上払うのは、一般庶民には相当勇気が要りますよね・・

よって、当方は、中古車狙いで行くのが現実的だという結論に至り、新車はほぼ諦め、引き続き、中古の個体を探し続けました。




一方、「ゴルフR」に関しては、当方、過去に、2007年にR32(5代目)、2010年にR(6代目)には試乗したことがあり、当時のブログを今になって読むと、「随分、偉そうなこと書いてるなぁ」と我ながら苦笑していますが(^^;、、、もう10年以上、試乗したこともなければ、間近でじっくりと個体を見る機会もありませんでした。

ちなみに、前述のとおり、本国では最新モデルの「ゴルフ 8 R(8代目)」が発売されていますが、まだ日本には導入されておらず、日本においては「7.5 R」が最新モデルということになりますが、この「7.5 R」の新車は、1年ほど前?に既に完売したようですので、今から買おうと思えば、必然的に「中古オンリー」ということになります。

よって、この「7.5 R」の中古を探していたところ、たまたま、うちから近いVWディーラーに、かなり良さそうな個体が販売されていることが分かったため、11月下旬に、見に行きました。

そして、最後はあっけなかったです。

そのディーラーさんで拝見した「7.5 R」の個体を見て、当方、一目惚れしてしまい(笑)、試乗もさせていただいたところ、一瞬でK.O.されてしまいました(^^;

しかも、その日、応対してくれた営業さんが、素晴らしい仕事ぶりの営業さんで、「ぜひ、この人から買いたい」という気にさせてくれたこともあり、、まさかの、その日のうちにゴルフR、契約と相成った次第です・・




ということで、GP2に続き、今回もドイツ車となりました。自分でもびっくりです(^^;

ちなみに、今回、トランスミッションも、まさかの「2ペダル(DSG)」を選びました。

当方、自分専用のクルマは「一生MT」だと思っていたのですが、現代のゴルフRには、MTよりも「DSG」のほうがフィットするのではないかと判断し、思い切って、2ペダルを選びました。


アルファやアバルトのイタ車にも未練はあるのですが、久々に、良いディーラーさん、良い営業さんに巡り会えたのが非常にラッキーでしたし、この「ゴルフ 7.5 R」は、イタ車のことをしばらく忘れさせてくれる魅力的なクルマだと直感的に感じているので、できる限り、永く付き合っていければいいなと思っています☆
(ちなみに、今日、親しい友人からは、「Joyさんがオートマ車になんか乗ったら、一瞬で飽きる」と早速言われてしまいましたし、確かに、過去、二度、オートマ車を買って、すぐに飽きて、いずれも数ヶ月で手放した実績もあります(笑) さて、、二度あることは三度ある、になるかどうか、乞うご期待(笑)) 

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posted by Joy at 22:56| Comment(0) | Golf 7.5 R | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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