日本時間の昨夜開催された、F1、今年最終戦となる第22戦アブダビGPは、信じられないような結末が待っていましたね。
ここまで「同点」で迎えた、レッドブルのフェルスタッペンとメルセデスのハミルトン。
予選、ポールポジションはフェルスタッペン。ハミルトンは2位。
しかし、スタートでいきなりハミルトンがフェルスタッペンをパスし、、そのまま終盤には「勝負あった」と思われましたが、、ウィリアムズのラティフィがクラッシュしたことで、セーフティカー出動。。
ここで首位のハミルトンはピットインせず、一方のフェルスタッペンはピットインしてソフトタイヤに交換。
セーフティカーは残り1周で退陣し、レース再開。
そして最終ラップでフェルスタッペンがハミルトンをパス。そのままゴールし、年間王者決定。
いやぁ、もう、信じられない展開ですね。
フェルスタッペンにとってはミラクル。ハミルトンにとっては悪夢としか言いようがない結末となりました。
これが、セーフティカー導入ではなく、普通に走っていて最後に大逆転なら最高だったものの、決して綺麗な結末とは言えずモヤモヤ感は残りましたが、ドラマ以外のなにものでもない結末となりました。
しかしながら、ホンダにとっても最終戦となるこの戦いで優勝し、セナ以来のワールドチャンピオン獲得ということになったので、日本人としては嬉しいですね。
そして角田。
今年、華麗なるデビューを飾ったものの、その後は苦難の連続。
シーズン途中での放出もあり得るのでは?というような流れでしたが、シリーズ終盤に持ち直してきて、そして昨日の最終戦では、自身最高位となる4位フィニッシュ。
しかも、初めてチームメイトのガスリーにも勝ちました。
これは素直に嬉しいですね。本当によく頑張ったと思います。
来年が非常に楽しみになりました。
それにしても近年のF1は、ちょっとルールが複雑になり過ぎて、しかも、ペナルティによる処分の出し方も一貫性を感じないものがあって、シーズンを通して、非常にモヤモヤしたものがありました。
もう少しシンプルにして、且つ、クルマも出来うる限りイコールコンディションにして、単純に「速い者が速い」という分かりやすいレースにしてもらえると気持ちイイんですがね。。
とはいえ、、、兎にも角にも、昨夜は、、フェルスタッペン、そしてホンダの優勝は無いものと、ほぼ諦めてしまった後のミラクルな結末でしたから、ほんと興奮しました。
来年はF1のクルマ自体も変わりますし、ハミルトンのパートナーがラッセルに替わるなど、来年も色々と見どころがたくさんありそうです☆
追伸:
先日、自身初となるフォルクスワーゲン車を納車したところですが、フォルクスワーゲンと言えば、2026年からアウディもしくはポルシェのブランドでF1に参入するのではないか、と言われており、今月中にも決断が下される、という記事がありました。
<auto sport: アウディ/ポルシェ、F1参戦に関する協議が大詰め。既存チーム買収&提携を検討、パートナー候補は4チーム>
2026年となると、まだまだ先の話ですが、実現したら盛り上がるのは間違いないと思いますし、個人的にも、是非参入してほしいと思っています。
ラベル:F1