今日は、日本正式上陸して間もないダッジ(DODGE)ブランドの中のキャリバー(CALIBER)を試乗して参りました。
ダッジブランドとして現在発売されているのは、このキャリバー、ナイトロ(NITRO)、アベンジャー(AVENGER)、そしてチャージャーSRT8(CHARGER SRT8)の4車種ですが、残念ながらチャージャーは既にほぼ完売状態、とのこと(^^;
本日お邪魔したディーラーさんには、キャリバーとナイトロの試乗車があり、個人的にはナイトロの方がデザイン的には好きなのですが、キャリバーのセダンともワゴンともそしてSUVとも言い難い、どのカテゴリにも属さないような不思議な形をしているところに興味が湧いたため、今日は、キャリバーを試乗することにしました。(ちなみに、キャリバーは、カテゴリ的にはハッチバックだそうです)
ということで試乗車とご対面。
キャリバーには、SEというベースグレードと、装備が充実したSXTという2つのグレードがあり、試乗車はSEのほうでした。
エンジンはどちらのグレードも2リッター直4でトランスミッションはCVTとなります。
駆動方式はFFです。
エクステリアデザインに関しては、上記のとおり、どのカテゴリにも属さない、という感じで「変わってるなぁ」というのが第一印象です。

フロントマスクとリアの真ん中にある「ダッジ」のエンブレムは、個性的でイイですネ☆

内装に関しては、上質とは思いませんが、かといってかつてのアメ車のようなチープさは、かなり無くなっており、価格を考えれば妥当な線かと思います。

ということで、エンジンを始動し、いざ発進。
加速に関しては、少々かったるさを感じますが、まぁ実用レベルでは問題無いかと思います。
ちなみに、このキャリバーって、カテゴリ的には一応ハッチバックを名乗っているのに、その割には2リッターエンジン積んでいても、ちょっと遅いなぁと感じたので調べてみたら、なんと、ボクの320ツーリングより車重が100kg以上重いことが判明しました(^^;
(キャリバーSEは1,685kg、320ツーリングは1,540kg)
それと、トランスミッションはCVTですが、このキャリバーのCVTは、典型的なCVTという感じで、エンジンの回転フィーリングと加速感がシンクロしませんが、これもCVTなので仕方ないでしょう。
想像以上に良かったのが、足回りの印象。
例えるなら、プジョーの猫足とでもいうような感じでした。
基本的にソフトなんですけど、かといって柔らかすぎず、乗り心地はかなりイイです。
居住性に関しては、天井も高く、後席も広々していて快適だと思います。
トランクも、かなり大きめの容量に感じました。
ちなみに、上級グレードのSXTですと、トランクを開けたときに、外向きの天吊りスピーカーが現れます(^^;
この辺りは、いかにも「アメ車」的な感覚ですネ。
ということで、このキャリバー。
カタログの最初のページには「世界制覇に挑戦する」とまで書いてある、かなりやる気マンマンのモデルです(^^;
個人的には、「走り」そのものを楽しむクルマというよりは、「人とは違ったクルマに乗りたい」あるいは「実用性が高く、デザインも個性的なクルマを300万円以下で」というような人に向いているかと思います。
世界制覇できるかどうか、見守ることにしましょう☆

(↑試乗車のナイトロ)
キャリバーの基本スペックはこちら。
世界制覇ですか!さすがアメ車でかいですね。 でも、う〜んどうでしょう?
joyさんがアメ車に試乗?!珍しいですね。でもjoyさんの的確な試乗記はいつも大変参考になります♪
今回の試乗車は直4の2.0ですので「アメ車」のは雰囲気はあまりないでしょうね。でも価格とか大きさとか手ごろなので売れるかもしれないですね。
今日は富士スピードウェイに行ってきます!アメ車好きにはたまらないイベントがあります♪
そうですネ、世界制覇とは、これまたかなりデカい目標を立てましたよね、キャリバー(^^;
そうですね、これは新しいジャンルのアメ車、って感じですよネ〜。
スーパーアメリカンフェスティバル、楽しんできてくださいネ☆
名前の所にコメントの題名を入れてしまいました。
ご無沙汰しております→rickyです!
わざわざありがとうございます!
今後ともよろしくお願いします♪