俳優の西田敏行さんが逝去されました。
西田さんといえば、世間的に一番印象に残る作品は「釣りバカ日誌シリーズ」だと思います。
もちろん、当方も、「釣りバカ日誌」、大好きでした。
しかし、自分の中で西田敏行といえば、もうダントツで「池中玄太80キロ」です。
「池中玄太80キロ」のシリーズ1が放映開始されたのは、今から44年前の、私が小学5年の時ですが、毎週、食い入るように観ていました。
はっきりとは断定できませんが、自分がドラマを真剣に観て初めて泣いたのが、このドラマだったような気がします。
西田さん演ずる主人公の池中玄太、長門裕之さん演ずる編集長の楠英政、そして、三浦洋一さん演ずるヒデさん、この3人の掛け合いが大好きでした。
そして、坂口良子さん演ずる暁子さんと玄太の関係も、まるで本当の夫婦のようで素敵でしたねぇ。
これで4人の皆さんが全員、他界されてしまいました・・・
思い返せば、おそらく、私がカメラ(特に野鳥撮影)がこんなに好きになった最初のきかっけが、きっとこのドラマだったのだと思います。
いつか池中玄太のように、北海道で丹頂鶴を撮ってみたいです。
そして、このドラマの主題歌である西田さんが歌う「もしもピアノが弾けたなら」ももちろん好きですが、挿入歌として使われた杉田かおるの「鳥の詩」が大好きで、毎年のように今でも1年に何度か、必ず聴きたくなる瞬間があって、聴いています。
「池中玄太80キロ」は、自分の人生にとって最も大切なドラマの一つでした。
西田敏行さん、今までたくさんの素敵な演技を見せていただき、ありがとうございました。
やはりこの曲でお別れしたいと思います。
2024年10月17日
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